パンを日持ちさせるには?パンの保存方法を解説
おいしそうなパンがずらりと並ぶパン屋さん。
いい香りにつられてふらっと立ち寄り、ついついたくさん買ってしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
パンは売られているときもほとんど常温のため、購入したときや作ったときもそのまま置いておくことが多いですが、保存方法を間違うとカビがはえていたなんてことも。
今回は、おいしいパンを長持ちさせるために、正しい保存方法を解説していきます。
1.翌日までに食べきる場合は常温保存でOK
翌日までに食べきるのであれば、パンは常温保存でOKです。
乾燥を防ぐためにポリ袋やラップでしっかりと密閉してください。直射日光があたらず、湿度が低い、涼しい場所に置きましょう。
ただし、販売時にすでに冷蔵されているサンドイッチや生クリーム、生のフルーツが使われているものは傷みやすいため、その日のうちに食べきらない場合はすぐに冷蔵庫に入れましょう。
2.冷蔵保存が必要なパンは早く食べきるのがおすすめ
先ほどご紹介のとおり、サンドイッチなど水分が出やすい食材が使ってあるものは、冷蔵庫保存がおすすめですが、なるべく早く食べきった方がいいでしょう。
パンの材料である小麦粉は、でんぷんとグルテンを含んでおり、この2つは水分が蒸発することで硬くなってしまいます。
また、でんぷんの劣化が進みやすい温度は0~4℃といわれており、冷蔵室の温度と同じ。
しっかりと密閉して乾燥を防いでも、でんぷんの劣化を早める温度であることは変わりないため、冷蔵庫での保存は避けた方がいいのです。
3.長期保存をする場合は冷凍保存がおすすめ
「パンをたくさん購入してしまった」「自分で作りすぎて食べきれない」というときは、冷蔵ではなく冷凍保存がおすすめです。
パンを冷凍するときは、できるだけ早く凍らせるのがポイント。食パンの場合はそのまま入れるのではなく、カットしてから1枚ずつラップやアルミホイルでしっかりと包んで、フリーザーバッグに入れて冷凍しましょう。
塊で入れるよりも早く凍結させることができ、食べるときにも解凍してカットする手間が省けます。
3-1.冷凍したパンの解凍方法
しっかりと密閉しても、冷凍したパンは乾燥しています。
そのまま解凍するのではなく、水分を補ってから温めるのがポイントです。
綿や麻などのふきんで包み、自然解凍をしましょう。15分前後が目安です。
食パンやフランスパンなどは、霧吹きで水を表面に吹き付けてからトーストすると、ふわっと仕上がりますよ。
クロワッサンやドライフルーツが使われているパンなど、表面が焦げやすいパンは、アルミホイルをかぶせてからトーストするのがおすすめです。
また、焼きムラをなくすため、トースターは150℃前後で2~3分を目安に予熱しておきましょう。
4.冷凍でも保存できないパンもある
残念ながら、すべてのパンが冷凍保存できるわけではありません。
生クリームを使用しているパンや、フルーツ・野菜などを使用している菓子パンや惣菜パン、デニッシュ系のパンは控えた方がいいでしょう。
生クリームは、解凍したときに油脂と水分が分離するため、パンの風味が落ちてしまう可能性が考えられます。
一部の菓子パンや惣菜パンは、使用している具材によって冷凍できるものもありますが、トマトやレタス、フルーツなど水分量が多い具材が使われているものは、冷凍保存を避けた方がいいでしょう。
冷凍したときに水分の体積が増え、具材本来の組織を破壊するため、パンだけではなく具材の食感や風味も損なわれます。
生地自体に水分を多く含むデニッシュ系のパンも冷凍には向きません。
冷凍できないパンは、購入当日に食べきるのがベストです。
まとめ
常温で保存できるパンは、日持ちしそうなイメージがありますが、保存方法を間違えると食感や風味を台無しにしてしまいます。
とくに夏場は気温と湿度が高く、消費期限よりも早く傷むことも多いので気をつけましょう。
冷凍保存は長期保存が可能ですが、惣菜パンなど一部冷凍に向かないパンの種類もあるので覚えておいてくださいね。