風味を逃さない!ごぼうの正しい保存方法。冷蔵・冷凍のコツを解説
食物繊維を始め、ポリフェノールやミネラルなどが豊富なごぼう。
旬は秋から冬にかけてですが、一年中購入は可能で、きんぴらや煮物など、さまざまな料理に欠かせない野菜です。
ごぼうはすぐに使い切るのであれば冷蔵保存でもいいですが、長く保存する場合は冷凍保存がおすすめです。
ごぼう特有の風味や香りを保つ、正しい保存方法をくわしく解説します。
1.ごぼうの正しい冷蔵保存の方法
まずは、ごぼうを冷蔵保存する方法を紹介します。
ごぼうは乾燥に弱いため、水分が抜けないようにするのがポイントです。
1-1.ごぼうを冷蔵保存する具体的な手順
1.ごぼうを冷蔵庫に入る長さにカットする
2.キッチンペーパーで包み、その上からラップで包み冷蔵庫の野菜室に入れる
1-2.冷蔵保存したごぼうの保存期間の目安
冷蔵したごぼうの保存期間の目安は、洗いごぼうなら1週間程度、泥付きなら2週間程度です。
2.ごぼうを冷凍保存する方法
長期保存をするなら、冷凍保存がおすすめです。
好きな大きさにカットしてから保存するため、調理時間の短縮にもなります。
2-1.ごぼうを冷凍保存する具体的な手順
1.ごぼうを使いやすい形に切って水にさらす
2.しっかりと水気を取り、冷凍用保存袋に入れたら冷凍庫へ
2-2.冷凍保存したごぼうの保存期間の目安
ごぼうを冷凍した場合の保存期間の目安は1ヶ月程度です。
2ー3.冷凍保存したごぼうの解凍方法
冷凍したごぼうは、凍ったまま調理に使用できます。
電子レンジで解凍すると水分が出てしまい、ごぼうの風味が失われ、旨味なども出てしまうためNGです。
サラダや和え物などに使用する場合は、冷凍する前に炒める・茹でる・電子レンジで加熱するなど、火を通してから冷凍し、解凍する際は冷蔵庫に移しましょう。
まとめ
ごぼうは乾燥に弱いため、水分が抜けないように気をつけて保存しましょう。
冷蔵保存の場合は、ラップや保存袋だけではなく、キッチンペーパーで包んで保存するのがポイント。
1週間以内に使い切らないとわかっている場合は、冷凍保存がおすすめです。
解凍する必要はなく、そのまま加熱料理に使用できるため、調理時間の短縮になります。
おいしくごぼうを使い切るために、正しい保存方法をしっかりと覚えておきましょう。