洗濯表示の正しい意味は?古い洗濯表示と新しい洗濯表示の意味を解説!

洗濯表示

衣類には必ずといっていいほどついている洗濯表示。

確認せずなんでも洗濯機へ入れてしまい失敗した経験がある人は、いつもチェックしていることでしょう。

また、一人暮らしを始めて自分で洗濯をするようになってから気になり始めたという方もいるのではないでしょうか。

いい服ほど洗濯で失敗はしたくないですが、毎度クリーニングに出すのも手間がかかります。

今回は失敗せずになるべく自宅で衣類を大切にケアしたい方へ、洗濯表示の見方をくわしく解説します。

1.洗濯表示とは?

洗濯表示とは、衣類のお手入れ方法が書かれたタグのことです。

洗濯表示を無視して間違ったお手入れをすると、生地が傷んだり、縮んでしまったりとさまざまなトラブルが発生する恐れがあります。

自宅で洗濯をする前に、必ず確認してください。

洗濯表示は全部で6つあります。

1.家庭洗濯
2.漂白
3.タンブル乾燥
4.自然乾燥(干し方)
5.アイロン
6.クリーニング

洗濯表示

出典元:消費者庁

2.洗濯表示の意味

6種類の洗濯表示の意味を一つずつくわしく解説します。洗濯表示は何度か改正されており、2024年にも変更がありました。

今回は従来の洗濯表示もあわせて紹介します。

すべて覚えれば自宅で正しいケアができ、大切な衣類を長く着られます。

2-1.「家庭洗濯」の洗濯表示の意味

洗い方のマークは洗濯機で洗える場合は洗濯機のマーク、手洗いの場合は洗濯桶で表示されていましたが、現在はどちらも洗濯桶で表されています。

洗濯桶の下に線がないものは「高洗浄コース」や「しっかりコース」など、洗浄力が高いコースも選べるマークです。

洗濯桶の下に線が1本あるものは、洗浄力が高いコースはNG。標準コースで洗ってください。

洗濯桶の下に線が2本あるものは「弱水流」「ドライ」「手洗い」など、優しい水流のコースを選びましょう。

桶の中の数字は液温の上限を表しています。手のマークがついているときは手洗いができるという意味です。

出典元:衣類の取扱表示|消費者庁

従来の洗濯表示 新しい洗濯表示 洗濯表示の意味
液温は60 ℃を限度とし、洗濯機でどのコースでも洗濯ができる 液温は60 ℃を限度とし、洗濯機でどのコースでも洗濯ができる
液温は60 ℃を限度とし、洗濯機で標準コースで洗濯ができる 液温は60 ℃を限度とし、洗濯機で標準コースで洗濯ができる 液温は60 ℃を限度とし、洗濯機で標準コースで洗濯ができる
液温は50℃を限度とし、洗濯機でどのコースでも洗濯ができる 液温は50℃を限度とし、洗濯機でどのコースでも洗濯ができる
液温は50℃を限度とし、洗濯機で標準コースで洗濯ができる 液温は50℃を限度とし、洗濯機で標準コースで洗濯ができる
液温は40℃を限度とし、洗濯機でどのコースでも洗濯ができる 液温は40℃を限度とし、洗濯機でどのコースでも洗濯ができる
液温は40℃を限度とし、洗濯機で標準コースで洗濯ができる 液温は40℃を限度とし、洗濯機で標準コースで洗濯ができる 液温は40℃を限度とし、洗濯機で標準コースで洗濯ができる
液温は40 ℃を限度とし、洗濯機で「弱水流」「手洗い」など優しく洗えるコースで洗濯できる 液温は40 ℃を限度とし、洗濯機で「弱水流」「手洗い」など優しく洗えるコースで洗濯できる 液温は40 ℃を限度とし、洗濯機で「弱水流」「手洗い」など優しく洗えるコースで洗濯できる
液温は30℃を限度とし、洗濯機でどのコースでも洗濯ができる 液温は30℃を限度とし、洗濯機でどのコースでも洗濯ができる
液温は30℃を限度とし、洗濯機で標準コースで洗濯ができる 液温は30℃を限度とし、洗濯機で標準コースで洗濯ができる
液温は30 ℃を限度とし、洗濯機で「弱水流」「手洗い」など優しく洗えるコースで洗濯できる 液温は30 ℃を限度とし、洗濯機で「弱水流」「手洗い」など優しく洗えるコースで洗濯できる 液温は30 ℃を限度とし、洗濯機で「弱水流」「手洗い」など優しく洗えるコースで洗濯できる
液温は40 ℃を限度とし、手洗いができる 液温は40 ℃を限度とし、手洗いができる
液温は30℃を限度とし、手洗いができる 液温は30℃を限度とし、手洗いができる 液温は30 ℃を限度とし、手洗いができる
家庭での洗濯禁止 家庭での洗濯禁止 家庭での洗濯禁止

2-2.「漂白」の洗濯表示の意味

漂白のマークは、従来はフラスコのマークでしたが、三角形になりました。

フラスコのマークだったときは塩素系漂白剤が使用できるかのみを表示していましたが、新しくなってからは酸素系漂白剤の使用も記載されています。

従来の洗濯表示 新しい洗濯表示 洗濯表示の意味
塩素系及び酸素系の漂白剤を使用して漂白ができる 塩素系及び酸素系の漂白剤を使用して漂白ができる 塩素系及び酸素系の漂白剤を使用して漂白ができる
酸素系漂白剤の使用はできるが、塩素系漂白剤は使用禁止 酸素系漂白剤の使用はできるが、塩素系漂白剤は使用禁止
塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止 塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止 塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止

2-3.「タンブル乾燥」の洗濯表示の意味

従来は干し方の説明はあったものの、タンブル乾燥のマークはありませんでした。

タンブル乾燥とは、ドラムの中でグルグル回しながら乾燥させることです。

家庭用洗濯機にドラム式が普及したため、新しく導入されました。

従来の洗濯表示 新しい洗濯表示 洗濯表示の意味
80℃までの温度でタンブル乾燥ができる 80℃までの温度でタンブル乾燥ができる
60℃までの温度でタンブル乾燥ができる 60℃までの温度でタンブル乾燥ができる
タンブル乾燥禁止 タンブル乾燥禁止

2-4.「自然乾燥(干し方)」の洗濯表示の意味

自然乾燥(干し方)は、旧表示は衣類の形をしていましたが、新しい表示は四角の中に線で表すようになりました。

つり干しは、物干し竿などにかけて干す干し方です。

平干しは平らな場所に広げます。ニットなど伸びて型崩れしやすい衣類についています。

ぬれ干しは、洗濯機の脱水や手でねじり絞りがNGの衣類です。そのまま干してください。

陰干しは直射日光を避けて干します。日焼けや色褪せしやすい衣類についています。

従来の洗濯表示 新しい洗濯表示 洗濯表示の意味
つり干しをする つり干しをする つり干しをする
日陰でつり干しをする 日陰でつり干しをする 日陰でつり干しをする
ぬれつり干しをする ぬれつり干しをする
日陰でぬれつり干しをする 日陰でぬれつり干しをする
平干しをする 平干しをする 平干しをする
日陰で平干しをする 日陰で平干しをする 日陰で平干しをする
ぬれ平干しをする ぬれ平干しをする
日陰でぬれ平干しをする 日陰でぬれ平干しをする

2-5.「アイロン」の洗濯表示の意味

アイロンの洗濯表示は、アイロンの形は変わりありませんが、従来は文字で表していたものを、新しい表示は「・」で表示しています。

従来の洗濯表示 新しい洗濯表示 洗濯表示の意味
底面温度210℃を上限としてアイロンがけができる 底面温度210℃を上限としてアイロンがけができる 底面温度210℃を上限としてアイロンがけができる
底面温度160℃を上限としてアイロンがけができる 底面温度160℃を上限としてアイロンがけができる 底面温度160℃を上限としてアイロンがけができる
底面温度120℃を上限としてアイロンがけができる 底面温度120℃を上限としてアイロンがけができる 底面温度120℃を上限としてアイロンがけができる
底面温度120℃を上限として、スチームなしでアイロンがけができる 底面温度120℃を上限として、スチームなしでアイロンがけができる
アイロンがけ禁止 アイロンがけ禁止 アイロンがけ禁止

2-6.「クリーニング」の洗濯表示の意味

クリーニングは旧表示ではクリーニングの有無を表していましたが、現在はドライクリーニングの種類が表示されています。

クリーニングの洗濯表示は、専門店によるドライクリーニングやウエットクリーニングなどの取り扱い方法を表示しているため、自宅で洗濯する際には気にする必要はありません。

ドライクリーニングの洗濯表示
従来の洗濯表示 新しい洗濯表示 洗濯表示の意味
パークロロエチレンなどの溶剤によるドライクリーニングができる パークロロエチレンなどの溶剤によるドライクリーニングができる パークロロエチレンなどの溶剤によるドライクリーニングができる
パークロロエチレンなどの溶剤による弱いドライクリーニングができる パークロロエチレンなどの溶剤による弱いドライクリーニングができる
石油系溶剤などによるドライクリーニングができる 石油系溶剤などによるドライクリーニングができる 石油系溶剤などによるドライクリーニングができる
石油系溶剤などによる弱いドライクリーニングができる 石油系溶剤などによる弱いドライクリーニングができる
ドライクリーニング禁止 ドライクリーニング禁止 ドライクリーニング禁止

 

ウエットクリーニングの洗濯表示
従来の洗濯表示 新しい洗濯表示 洗濯表示の意味
ウエットクリーニングができる ウエットクリーニングができる
弱いウエットクリーニングができる 弱いウエットクリーニングができる
非常に弱いウエットクリーニングができる 非常に弱いウエットクリーニングができる
ウエットリーニング禁止 ウエットリーニング禁止

3.新しい洗濯表示に変わることでなくなった従来の洗濯表示

毎年すべての衣類を買い替える人はほとんどいないため、従来の洗濯表示もしばらくは目にすることも多いでしょう。

また、古着などを購入する機会もあると思います。

新しい洗濯表示に変わり、なくなった洗濯表示も覚えておくと便利です。

3-1.中性洗剤

中性洗剤とは主に液性のおしゃれ着用洗剤のことです。

中性洗剤の使用に関しては、注意書きに記載されることになりました。

 

中性洗剤の洗濯表示

3-2.あて布

アイロンマークの下に波線が記載されている場合は、あて布使用の指示でしたが、こちらもなくなりました。

現在あて布を使用する場合は、アイロンマークの下に文字で添えることになっています。

あて布の洗濯表示

3-3.絞り方

絞り方のマークがなくなりました。現在絞りが禁止の衣類は、濡れ干しのマークがつけられています。

絞り方は洗濯タグの注意書きに書かれることもあるため、洗濯前によく確認してください。

手絞りの場合は弱く、遠心脱水の場合は、短時間で絞るのがよい。絞ってはいけない

3-4.洗濯ネット

洗濯ネット使用の表記がなくなりました。

注意書きや自分で判断しなくてはなりませんが、基本的に弱水流で洗う指示がある衣類はデリケートなため、洗濯ネットを使用するといいでしょう。

まとめ

洗濯表示は大きくわけると全部で6つです。

細かく分類されていますが、マークや線などの意味を覚えれば簡単に理解できます。

洗濯表示を確認せずに洗ってしまうと、衣類を傷める原因になり、思ったよりも早く寿命を迎えてしまいます。

大切な衣類をケアするときは、必ず洗濯表示を確認してから、洗濯をしましょう。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。
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