1回あたりの洗濯にかかる電気代や水道代ってどれくらい?計算例も含めて解説!

洗濯機の電気代は、1回あたりの料金はそこまでかかっていないと考える方もいるのではないでしょうか?
しかし、縦型とドラム式の違いや乾燥機能の使い方次第で、年間コストには大きな差が生まれます。
電気代や水道代を節約したいと思っている方は、コストを把握しておくことが大切です。
そこで今回は、洗濯機の電気代・水道代の計算方法やすぐに実践できる節約術などをくわしく解説します。
1. 洗濯機の電気代・水道代の計算方法
洗濯機にかかるコストを正確に把握するために、基本の計算式を整理しましょう。
電気代の計算式
電気代は、メーカーが公表している「消費電力量(Wh)」を基に算出します。
消費電力量(Wh)÷ 1,000 × 電気料金単価(31円/kWh)
※電気料金単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会による最新の目安単価「31円/kWh」を使用しています。
水道代の計算式
水道代は、1回の洗濯で使用する水の量に単価を掛けて算出します。
標準使用水量(L)× 水道単価(0.24円/L)
※水道単価は、東京都水道局の目安(上下水道合計)である「0.24円/L」を基準としています。
2. 【タイプ別】洗濯1回あたりの電気代・水道代
縦型とドラム式でコストがどれくらい変わるのかを具体的にシミュレーションしました。
2-1. 縦型洗濯機(例:AQW-GVX100J)の場合
大容量10kgの縦型モデルは、たっぷりの水で洗い流す洗浄力が魅力です。
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電気代: 60Wh ÷ 1,000 × 31円 = 約1.86円
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水道代: 103L × 0.24円 = 約24.72円
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1回あたりの合計: 約26.58円
(出典元:AQW-GVX100J|AQUA)
2-2. ドラム式洗濯機(例:AQW-FV800E)の場合
節水性能に優れた8kgのドラム式モデルです。
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電気代: 55Wh ÷ 1,000 × 31円 = 約1.71円
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水道代: 57L × 0.24円 = 約13.68円
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1回あたりの合計: 約15.39円
(出典元:AQW-FV800E|AQUA)
2-3.縦型 vs ドラム式 コスト比較表
1日1回、30日使用した場合の比較は以下の通りです。
| 縦型 (AQW-GVX100J) | ドラム式 (AQW-FV800E) | |
| 電気代(1回) | 約1.86円 | 約1.71円 |
| 水道代(1回) | 約24.72円 | 約13.68円 |
| 合計(1回) | 約26.58円 | 約15.39円 |
| 合計(1ヶ月) | 約797円 | 約462円 |
ドラム式は縦型に比べて使用水量が少なく、水道代を抑えられます。
3. 洗濯機は「乾燥機能」の使用で電気代が大きく変わる
洗濯機のコストを大きく左右する乾燥機能。
洗濯のみの場合と、洗濯〜乾燥まで行う場合では、電気代に大きな差が出ることがあります。
3-1.洗濯のみ vs 洗濯〜乾燥
洗濯のみの電気代は1回あたり数円程度ですが、乾燥機能を使うと1回あたり約20円〜80円ほどに跳ね上がります。
毎日続けると、月間で600円〜2,400円程度の違いが出ます。
3-2.ヒーター式とヒートポンプ式の違い
ドラム式洗濯機の乾燥方式には、大きく分けて2種類あります。
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ヒーター式: ドライヤーのような熱風で乾かす方式。消費電力が大きく、1回あたりの電気代は約55円〜76円と高め。
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ヒートポンプ式: 除湿しながら温風で乾かす方式。効率が良く、電気代は約20円〜40円程度と、ヒーター式の半分近くまで抑えられる。
乾燥機能を頻繁に使う場合は、ヒートポンプ式を選ぶといいでしょう。

4. 洗濯機の電気代を抑える5つの節約テクニック
すぐに実践できる、洗濯機の電気代を抑える工夫を紹介します。
4-1. 洗濯回数を減らす
少量の洗濯を何度も行うより、まとめて洗う方が電気代・水道代ともに効率的。
ただし、詰め込みすぎると汚れ落ちが悪くなるため、容量の8割程度を目安にするのがベストです。
4-2. 「スピードコース」「お急ぎコース」を活用する
汚れの少ない衣類やタオルなどはスピードコースを活用しましょう。
洗濯時間を短縮することで、消費電力をカットできます。
4-3. お風呂の残り湯を活用
洗いの工程に残り湯を使うことで、水道代を節約できます。
残り湯の熱を利用することで、洗剤の酵素が働きやすくなり、汚れ落ちがアップするメリットもあります。

4-4. 定期的なフィルター掃除
糸くずフィルターが詰まっていると乾燥効率が低下し、余計な電気代がかかります。
こまめにフィルター掃除を行いましょう。
4-5. 電力プランの見直し
電力プランの見直しも効果的。
夜間に電気が安くなるプランを契約し、タイマー機能を使って夜間に洗濯機を回すと、1回あたりの単価をさらに抑えることができます。

5. まとめ
洗濯機の電気代は、洗濯よりも水道代や乾燥機能の有無によってトータルコストが変わってきます。
水道代を抑えたい場合は、節水性能の高いドラム式洗濯機を選ぶといいでしょう。乾燥機能の使用頻度が高い方にはヒートポンプ式がおすすめです。
すぐに洗濯機を買い替える予定がない場合は、洗濯回数を減らすまとめ洗いやスピードコースの活用、フィルター掃除などを心がけてみてください。