エアコン暖房の風向きは「真下」が正解!部屋を効率よく温める方法を解説

暖房をつけたとき、エアコンは新しく故障もしていないはずなのに、部屋が温まるのが遅いと感じたことはありませんか?
エアコンで室内を効率よく温めるには、風向きが重要です。
今回は、エアコンで暖房をかける際におすすめの風向きと、効率よく部屋を温める方法をくわしく解説します。

1.エアコンの風向きを真下に設定し、風量を自動にする

暖房は風向きを真下に設定するのが正解です。
温かい空気は上に行く性質があります。風向きを上向きや水平方向に設定すると、上に温かい空気がとどまり、部屋全体が温まりません。
下向きにすると対流が生まれ、効率的に部屋全体を温められます。
風量は自動運転にするのがベスト。エアコンが部屋の温度を察知し、風量を判断してくれるため、こまめに調整する手間が省けます。
どうしても自分で調整したい場合は、最初は「強」で、温まってきたら弱めるといいでしょう。

2.エアコン暖房の効果を高める方法

エアコンの風向きと風量を調整することも大切ですが、他にも効率よく部屋を温めるコツがあります。
部屋全体が早く温まると電気代の節約にもなり、一石二鳥です。

2-1.エアコン暖房の対角線上にサーキュレーターや扇風機を置く

サーキュレーターや扇風機を使用すると、空気を循環させることができるため、部屋全体をムラなく温められます。
エアコンの対角線上に置き、上向きに風を送るのがポイント。上にたまった温かい空気を循環させられます。

2-2.エアコンのフィルターを2週間に一回程度掃除する

フィルターにはホコリやゴミがたまりやすく、放置していると空気の循環が悪くなり、エアコンの性能が落ちます。
2週間に1回を目安に、掃除機でフィルターの汚れを取り除きましょう。
水洗いできるフィルターは使用頻度にもよりますが、月に1回は洗うのがおすすめです。
くわしいお手入れ方法は、取扱説明書を確認してください。

エアコンフィルター

2-3.遮光カーテンを使用する

遮光カーテンを使用すると、窓からの冷気を抑え、熱が外に逃げにくくなるため、効果的です。
ただし、日当たりが良い場合は、昼間はカーテンを開けて日光を取り込むといいでしょう。

2-4.室外機の周りを片付ける

室外機が汚れていたり、室外機の周辺に物を置いたりすると通気がうまくできず、エアコンの性能が悪くなる恐れがあります。
室外機と室外機の周りもこまめに掃除をし、きれいな状態を保ちましょう。

まとめ

エアコンで暖房を使用する際は、風向きを下にしましょう。温かい空気は上に行く性質があるからです。
風量は自動運転にすると、面倒な調整の手間が省けます。
他にも効率よく温めたいときは、サーキュレーターや扇風機を活用するのもおすすめです。
また、エアコンの室内機も室外機もお手入れを怠ると、性能が落ちます。こまめな掃除を心がけてください。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。
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