オーブントースターは魚を焼くのもおすすめ!焼き方のポイントやレシピを解説
魚焼きグリル以外で魚を焼いたことはありますか?
実はオーブントースターやフライパンでも魚を焼くことができます。とくに脂の多い魚は、オーブントースターを使うとふっくら焼けるのでおいしいです
最近では、焼き魚用の網やトレーなどの部品が付属されているオーブントースターも販売されています。
そこで今回は、オーブントースターで魚を焼くときのコツや注意点、簡単にできるレシピなどをくわしくご紹介します。
1.オーブントースターで魚を焼くときの温度・ワット数と時間の目安
1-1.温度・ワット数
オーブントースターは、温度またはワット数の表示がついています。魚を焼くときは、220℃または1,000Wが目安です。
家庭用のオーブントースターは、230℃前後または1,000W前後が一般的です。
ワット数は、高ければ高いほど早く温まるという意味です。例えば800Wで魚を焼いても、少し時間が多くかかるだけで、焼けないわけではありません。
1-2.焼き時間
オーブントースターで魚を焼くときの時間は、15分前後です。
オーブントースターの種類や魚のサイズによって、焼き時間は変わってくるため、あくまでも目安となります。
2.オーブントースターで魚を焼くときの注意点
オーブントースターは、食材の表面温度を一気に温めるという特徴があるため、焼き時間が長いと魚の表面だけが焦げてしまいます。
早く焼きたいからといって1,000W以上にすると、表面だけ焼けて、中は生焼けの状態になってしまうことも。
食材の表面だけが焦げてしまう状況を避けるには、魚の表面をアルミホイルで覆いましょう。
すでに焼いてある魚を温めるときにも、アルミホイルをかぶせると上手に温められますよ。
3.オーブントースターで簡単焼き魚レシピ
オーブントースターは、ただ魚を焼くだけではなく、アレンジも楽しめます。簡単にできる焼き魚レシピを3つご紹介します。
3-1.サバの塩焼き
材料
- サバ 1切れ(150~200g)
- 酒 大さじ2
- 塩 少々
- 大葉 1枚
- 大根おろし 適量
作り方
1.サバを半分に切り、頭に近い方は十字の切れ込み、もう1つは斜めに2本切り込みを入れ、酒をかけて5分程度置きます。その後、ペーパータオルで水気を拭き取ってください。
2.アルミホイルを敷いた天板にサバを乗せます。皮目を上にして乗せてください。塩を振ったらオーブントースターで10分程度加熱します。表面だけ先に焼けてくるようであれば、アルミホイルで覆い加熱しましょう。
3.焼き色がつき、中までしっかりと火が通ったらお皿に盛り、大葉と大根おろしを添えれば完成です。

3-2.サンマの塩焼き
材料
- サンマ 1尾
- 塩 適量
- ★水 500cc
- ★酢 大さじ2
- 大根おろし 適量
- かぼす(お好みで)
作り方
1.サンマを斜め半分に切り、はらわたを取り除き水洗いをしてください。水洗いをしたあとは★で洗い、ペーパータオルで水気を拭き取りましょう。
2.サンマの両面に塩を振り、15分ほど置きます。表面に出てきた水分をペーパータオルでしっかりと拭きましょう。
3.アルミホイルを敷いた天板にサンマを並べ、オーブントースターで15分程度加熱します。
4.焼き色がつき、中までしっかりと火が通ったらお皿に盛り、大根おろしとかぼすを添えれば完成です。

3-3.西京漬け
「焦げてしまい上手く焼けない」と悩んでいる人が多い西京漬け。オーブントースターで使用すると、上手に焼くことができます。
元々味付けが済んでいる、冷凍の西京漬けを焼くときにも、解凍して同じ方法で焼くといいですよ。
材料
西京漬けにする魚(鮭やさわらなど) 1切れ
★白みそ 大さじ1
★酒 小さじ2
★みりん 小さじ2
★砂糖 小さじ1
作り方
1.使用する魚は塩をふり、10分ほど置いたら、表面の水分をペーパータオルで拭き取ってください。
2.★を保存袋に入れよく混ぜたら、魚を入れて冷蔵庫で一晩漬けこみます。
3.アルミホイルを敷いた天板に西京漬けを乗せます。皮目を上にして乗せてください。オーブントースターで10分程度加熱します。表面だけ先に焼けてくるようであれば、アルミホイルで覆い加熱しましょう。
4.焼き色がつき、中までしっかりと火が通ったらお皿に盛り、完成です。
まとめ
オーブントースターはパンを焼くイメージが強いですが、魚を焼くことも可能です。
ただし、オーブントースターは、食材の表面温度を一気に温めるので、魚の表面だけが焦げてしまわないように注意しましょう。
シンプルな塩の焼き魚だけではなく、さまざまな味付けの焼き魚を楽しむことができるので、いろいろなレシピを試してみては?