からあげは下味をつけてから冷凍保存がおすすめ!からあげの保存方法を解説
からあげを調理する際に「何度も揚げるのは面倒だし、たくさん作っておこう」「特売で鶏肉がたくさん手に入ったからすべてからあげにしてしまおう」と、少し多めに作ることも多いでしょう。
からあげは冷凍保存をしておけば、いつでも食べられて便利です。
しかし、揚げたてに近くおいしい状態で保存するには、下味をつけたときがいいのか、粉も付けた方がいいのか、揚げてからがいいのかとタイミングに悩んだことはありませんか?
そこで今回は、からあげをおいしく食べるために、正しい保存方法をくわしく解説します。
鶏もも肉の保存に関しては別記事で解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
1.からあげは下味をつけてから揚げる前に冷凍保存をするのがおすすめ
からあげは揚げた後に冷凍保存をするよりも、下味をつけて揚げる前に冷凍保存がおすすめです。下味がしっかりとつき、おいしく食べられます。
調理時間を短縮したいときは、下味だけではなく衣をつけてから冷凍してもOKです。冷凍すると粉が見えなくなってしまいますが、揚げると薄くカリッとした衣がしっかりとつきます。
1-1.下味をつけてから冷凍保存する具体的な手順
1.ボールに氷と水を入れる
2.鶏もも肉の水気やドリップをキッチンペーパーで拭き取る
3.鶏もも肉を氷水にくぐらせる
鶏もも肉を氷水にくぐらせると、肉の表面にグレーズという氷の膜ができ、酸化を防止してくれます。
4.鶏もも肉をひと口大に切り、軽く塩・こしょうをふる。
5.冷凍用保存袋に入れ、下味用の調味料を入れて揉み込んだら平らに形をととのえ、空気を抜いて冷凍庫で保存

1-2.下味をつけてから冷凍保存したときの目安
下味をつけてから冷凍した場合、保存期間の目安は2~3週間です。
1-3.下味をつけてから冷凍保存したときのからあげの作り方
下味をつけた鶏肉は、冷蔵庫やチルド室に入れて解凍するのがおすすめ。
量によって多少の差はありますが、8時間前後で解凍できます。電子レンジで解凍すると、ムラができる場合があるため、控えた方がいいでしょう。
下味のみをつけた場合は、袋から取り出しキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
衣をつけたらすぐに揚げます。衣をつけてしばらく置くと水分が出てしまい食感が悪くなるため気をつけましょう。
180℃の高温で上下を返しながら5分程度揚げます。鶏肉から気泡が出なくなり、きつね色になるまでしっかりと揚げるのがポイントです。
2.揚げたからあげをジューシーなまま冷凍保存するには?
食べきると思って揚げたからあげが余ってしまうこともあるでしょう。
揚げたからあげを保存するときは、よく冷ましてから急速冷凍するのがコツです。
2-1.揚げたからあげをジューシーなまま保存する冷凍保存の手順
1.油を切って、よく冷めた状態で2~3個ずつまとめてラップで包む
熱が残っていると、解凍したときに水っぽくなってしまうため注意しましょう。
2.冷凍用保存袋に入れて、空気を抜いて閉じる
3.バットに乗せて、冷凍庫で冷凍保存
金属製のバットに乗せると早く凍るため、からあげの劣化を防止します。
2-2.揚げたからあげを冷凍保存したときの保存期間の目安
からあげを揚げてから冷凍した場合、保存期間の目安は2週間程度です。
2-3.揚げてから冷凍保存したからあげの解凍方法
揚げてから冷凍したからあげを解凍するときは、電子レンジまたはオーブントースターを使用します。いずれも凍ったまま加熱してください。
電子レンジの場合は、耐熱皿に間隔をあけてからあげをのせ、500Wで1分ほど加熱します。裏返してさらに30秒ほど加熱すればOKです。
トースターの場合は、アルミホイルを敷いた天板に、間隔をあけてからあげをのせ、5分ほど加熱したあと、上からアルミホイルをかけてさらに2~3分加熱してください。
どちらもある場合は、電子レンジ500Wで1分ほど加熱し半解凍したからあげを、オーブントースターで3~4分加熱すると、外はカリカリ、中はジューシーに仕上がります。
まとめ
からあげは下味をつけて冷凍するのがおすすめ。下味のみであれば、からあげ以外のレシピにも活用できるため便利です。
下味とともに粉をまぶしてから冷凍すると、衣は薄くはなりますが、調理時間を短縮できます。
揚げたあとのからあげが残ったときは、しっかり冷ましてから冷凍しましょう。
電子レンジでもオーブントースターでも解凍できますが、どちらも使用すると、外はサクッと中は肉汁たっぷりのからあげが楽しめます。