えのきを日持ちさせるには?えのきの保存方法を解説!
比較的安価で、くせのないえのきは、炒めものやスープなど、さまざまなジャンルで大活躍します。
特売などで、ついついたくさん購入してしまうこともあるのでは?
スーパーで売られているえのきは、常温または冷蔵ですが、自宅の冷蔵庫へ入れるだけでいいのでしょうか。
今回は、えのきの風味を保つための正しい保存方法を、ご紹介します。
1.購入後にすぐ食べる場合は、袋のまま野菜室で冷蔵保存
えのきを購入してすぐに使用する場合は、購入時の袋に入ったまま冷蔵保存でOKです。えのきは横にせず立てて野菜室に入れましょう。
2.数日以内に食べる場合はキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて野菜室で冷蔵保存
すぐに使用しなくても、数日以内に食べる場合は、野菜室で冷蔵保存をすれば問題ありません。
ただし、購入時の袋からは出し、キッチンペーパーに包み、保存袋やポリ袋に入れましょう。
2-1.えのきの冷蔵保存の詳しい手順
1.えのきに石づきを付けたまま、キッチンペーパーで包む
2.保存袋に入れて、野菜室で冷蔵保存
2-2.キッチンペーパーで包み、保存袋に入れて冷蔵保存したときの保存期間の目安
えのきをキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて冷蔵した場合の保存期間の目安は、1週間程度です。
3.えのきを長期保存したいときは冷凍保存がおすすめ
1週間以内に使い切れないほどのえのきがあるときは、冷凍保存がおすすめです。
石づきを落とし、使いやすい大きさにほぐして、冷凍するだけ。解凍しなくてもそのまま加熱調理に使用できるため、とても便利です。
3-1.えのきの冷凍保存の詳しい手順
1.石づきを切り落とし、使いやすいサイズに手でほぐす
2.冷凍用保存袋に平らになるように入れて密閉し、冷凍庫で冷凍保存
1~2時間冷凍したら袋を振るとえのきがパラパラになり、使用するときに取り出しやすくなります。
半冷凍の状態で袋を振るのを忘れそうなときは、最初から1回分ずつ小さな保存袋に入れるといいでしょう。
えのきは冷凍すると旨味と栄養価がアップ
えのきに限らず、きのこ類は冷凍すると旨味と栄養価がアップします。生のまま冷凍すると、細胞壁が壊れ、旨味成分であるグアニル酸が出やすくなるのです。
グアニル酸の他に、グルタミン酸やアスパラギン酸も約3倍に増えるといわれており、栄養価も高まります。
とくにえのきは冷凍すると、脂肪を分解してくれるといわれているキノコキトサンが12倍もアップするメリットも。
大量に購入したときや切ったのに余らせてしまったときは、冷凍保存がおすすめです。
3-2.冷凍保存したえのきの保存期間の目安
えのきを冷凍した場合の保存期間の目安は、1ヶ月程度です。
3-3.冷凍保存したえのきの解凍方法
えのきは解凍しなくても火が通りやすく、そのまま加熱調理に使えます。炒め物やスープなど、さまざまな料理に活躍します。
まとめ
えのきをすぐに使用するときは購入時の袋のままでも構いませんが、数日冷蔵保存する場合はキッチンペーパーで包み、保存袋やポリ袋に入れて野菜室に入れましょう。
1週間以内に使い切らないときは、すぐに冷凍保存がおすすめです。
冷凍は長期保存できるだけではなく、きのこ類は旨味と栄養価がアップするメリットも。
凍ったまま調理に使えるので、時短にもなりますよ。