ジーンズは乾燥機で乾かしても大丈夫?ジーンズを乾燥させる時の注意点を解説
お気に入りのジーンズを履いていこうと思ったのに、しっかりと乾いていなかったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
厚手のデニム生地はなかなか乾かないので、乾燥機にかけることができれば楽ですが、縮んでしまったり、風合いが変わってしまったりするのは避けたいところです。
そこで今回は、ジーンズは乾燥機にかけてもいいのか、早く乾かすコツなどをくわしく解説します。
1.デニム生地のジーンズは乾燥機にかけても大丈夫?
結論からいうと、ジーンズは乾燥機にかけても問題はありません。
ただし、綿100%のジーンズの場合、熱で生地が1~2cm縮むといわれているため、元々細身であるスキニータイプや高価なジーンズは乾燥機を使用しない方がいいでしょう。
2.ジーンズを乾燥する時に縮みを抑えるポイント
ジーンズを乾燥機にかけるときは、少し工夫をするだけで縮みを抑えることができます。
特別な道具を使わなくてもすぐにできることなので覚えておきましょう。
2-1.熱に当たる時間を短くする
乾燥機の使用時間をなるべく短くすることが大切です。
ジーンズが縮むのを避けたいときは、乾燥時間を短くしましょう。半乾きの状態で取り出し形を整え、自然乾燥をするのがおすすめです。
2-2.裏返して乾燥機に入れる
ジーンズを乾燥機に入れるときは、裏返してから入れましょう。
ポケットや生地が重なっているウエスト部分などの風通しがよくなるため、短時間で乾かすことができます。
生地が縮むのを抑えるだけではなく、色落ちや色移りを防ぐ効果も期待できますよ。
3.ジーンズを乾燥機にかける時の注意点
初めて洗う新品のデニム生地は、乾燥機の使用を避けた方がいいでしょう。
染料が落ちやすく、洗濯だけでも風合いが変わってしまう恐れがあります。さらに、乾燥機で熱を加えてしまうとダメージが大きいです。
ジーンズを初めて洗濯をするときは、慎重に行ってくださいね。
4.ジーンズを自然乾燥させる場合は風通しをよくする
縮みが気になるジーンズは自然乾燥がベストです。ジーンズを自然乾燥させるときは、風通しをよくすることがポイント。
洗濯をする時点で裏返しておき、そのまま干すといいでしょう。ピンチハンガーなどを使い、ウエスト部分を筒状にして干すのもおすすめ。
扇風機やサーキュレーターなど、家電の力を借りるのもいいですね。
まとめ
急いでいるときや天気が悪くなかなか乾かないときは、ジーンズを乾燥機にかけても問題はありません。
しかし、熱によって縮んでしまう可能性が高いため、裏返したり時間を短くしたりと工夫しましょう。また、初めて洗うデニム生地は、風合いを損ないやすいため要注意。
乾燥機の使用に不安があるときは、自然乾燥にしましょう。自然乾燥をする場合は、風通しをよくしてくださいね。