洗濯機のかさ上げって必ず必要?かさ上げのメリットとデメリットを踏まえて解説!
洗濯機のかさ上げをしていますか?していない人は、かさ上げは必ずしなくてはいけないものなのか、気になりますよね。
今回は洗濯機のかさ上げが必要な状況や、かさ上げするメリット・デメリット、かさ上げに必要な高さなどを、くわしくご紹介します。
1.洗濯機のかさ上げが必要になる状況
かさ上げとは、洗濯機の脚の高さを上げることをいいます。
すべての洗濯機が、かさ上げしないといけないわけではありません。洗濯機のかさ上げが必要になるのは、「真下排水」の場合が多いです。
真下排水の場合、洗濯機をそのまま設置すると、排水ホースがつぶれたり、ねじれたりすることがあります。
2.洗濯機のかさ上げをするメリット・デメリット
2-1.かさ上げをするメリット
すべての洗濯機にかさ上げは必要ないといいましたが、必要はなくてもかさ上げすることでメリットがたくさんあります。早速チェックしていきましょう。
掃除がしやすい
洗濯機をかさ上げすると、下に空間ができるため掃除がしやすいというメリットがあります。じか置きだと、わざわざ洗濯機を動かして掃除をすることは面倒ですよね。
物を落として隙間に入ってしまったときも、楽に拾うことができます。
洗濯物の出し入れが簡単
洗濯物を出し入れするときは腰を低くしないといけないため、身長にもよりますが、多かれ少なかれ身体に負担がかかります。
洗濯機をかさ上げすると、高い位置で出し入れできるので、楽になるというメリットがあります。
振動を減らすことができる
かさ上げすると、洗濯機の振動音が軽減できるというメリットもあります。
一軒家ではなくマンションやアパートの人は、近隣住民との騒音トラブルも防げますね。
排水ホースをつぶさない
洗濯機をかさ上げして、排水ホースを下に隠せば、つぶされる心配がありません。
排水ホースがつぶれると、うまく排水ができず、水漏れの原因にもなります。また、かさ上げした下の空間に排水ホースを入れることで、足を引っかけるということもなくなるので、安全面でも助かりますね。
2-2.かさ上げをするデメリット
設置の費用がかかる
洗濯機のかさ上げは基本的に業者に頼むため、かさ上げ台の金額の他に、洗濯機の移動代やパンの洗浄代などがかかり、費用が2~3万円かかることがあります。
一人ではできない
自分でかさ上げする場合も、洗濯機は重いため、1人では作業は不可能といえるでしょう。
無理矢理1人でやろうとすると、洗濯機の故障や自身もケガする場合があるので危険です。
3.業者に頼まなくてもかさ上げはできる?
洗濯機のかさ上げを業者に頼むとお金がかかるので、自分でできたらいいなと考えている人もいるでしょう。
1人は難しいですが、複数人いればかさ上げすることはできます。
しかし、安定感や耐荷重、水平に置けているかなど、注意しなければいけないポイントがたくさんあるので、業者にお願いするのがおすすめです。
どうしても自分で行う場合は、洗濯機専用かさ上げ台を選びましょう。かさ上げにレンガを使用する人もいますが、安定感が悪くなることが多いです。
4.洗濯機のかさ上げの高さは10cm~20cm程度は欲しい理由
安価なかさ上げ台は2千円ほどで購入できますが、高さが6cm程度のものが多いです。排水口の掃除をすることも考えると、10cm~20 cmのかさ上げをした方が作業はしやすくなります。
詰まりや水漏れなど、トラブルが起こり業者に排水口の洗浄を依頼するときも、最低10㎝はスペースが必要です。
まとめ
洗濯機はかさ上げすることで、メリットがたくさんあります。縦型洗濯機でもドラム式洗濯機でもメリットが得られるので、じか置きをしている人はかさ上げを検討してみましょう。
キャスター付きで移動しやすいかさ上げ台や、振動音を抑えるのに優れたゴムが付いたタイプなど、さまざまなかさ上げ台があるので、自分に合ったものを探してみてください。