導入を迷っている方必見!食洗機のメリットとデメリット

2022.04.05

導入を迷っている方必見!食洗機のメリットとデメリット

便利な食洗機ですが「少し大げさかな?」「わざわざ買うほどでもないかな」と購入を決意できずにいる人も少なくありません。

一般的に便利といわれていても、自分にとって大きなメリットがなければ、手洗いのままでもいいかなと考えている人もいるでしょう。

そこで今回は、食洗機を購入するか迷っている方へ、食洗機のメリットとデメリットをくわしくご紹介します。

1.食洗機を導入するメリット

1-1.コスト面での食洗機のメリット

手洗いと比べて節水ができる

食洗機は水をたくさん使いそうなイメージがありますが、実は手洗いよりも水が節約できます。水道代は手洗いの半分以下というメーカーも。

手洗いの場合は、洗っているときは水を止めますが、すすぐときに水が出しっぱなしになってしまいますよね。食洗機は庫内に水をためて循環して洗うので、無駄がないのです。

手洗い

皿洗いに使っていた時間を他の時間に

食洗機は食器と洗剤をセットして、スタートさせるだけ。乾燥まで行えるので、皿洗いの時間が短縮でき、時間を他のことに使うことができます。

1-2.衛生面での食洗機のメリット

手洗いよりもきれいに洗える

食洗機は、高圧な水流と手では触れられない高温のお湯で洗い、強力な洗剤を使用するため、手洗いよりもきれいに仕上げることができます。

食洗機

除菌ができる

手洗いよりもきれいに洗えるだけではなく、高圧洗浄・高温・高濃度の洗剤を使用することで、高い除菌効果も期待できます。

複雑な形状のものも簡単にきれいに

ザルやおろし金、すり鉢など、スポンジが引っかかってしまうものも、食洗機ならきれいに洗うことができるのもうれしいポイント。

急須など手が届きにくい細かい部分もきれいにできるので、複雑な形状のものは食洗機にまかせましょう。

ただし、並べ方にはコツがあります。取扱説明書をチェックしてくださいね。

1-3.生活面では手荒れの防止にも

手荒れを防止できるのも食洗機のメリット。

とくに冬場は、冷たい水で食器を洗うのは手がつらいだけではなく、食器の汚れが落ちにくいのでお湯を使用しますが、皮脂や角質まで落としてしまうため、乾燥する原因に。さらに洗剤の刺激も加わり、手荒れを引き起こします。

食器洗いを休むことはできないので、なかなか手荒れが治らない人も多いですが、食洗機を使えば困ることもなくなります。

手荒れ

2.食洗機の導入におけるデメリット

2-1.導入費用や電気代がかかる

食洗機の購入費用はもちろんのこと、他にも据え置き型やビルトインタイプの場合は、工事費用がかかることも。また、手洗いでは発生しない電気代がかかります。食洗機専用の洗剤も用意しなくてはいけません。

ただし、水道代については抑えることができるので、長い目で見ると節約になるといえるでしょう。

2-2.食洗機では洗えないものもある

食洗機は何でも洗えるわけではありません。

漆器や金箔がついたもの、特殊な上絵付きの食器、クリスタルガラスなど繊細なものは変形や変色、破損する恐れがあるため、食洗機の使用はNG。

他にも、銀・アルミ・錫・銅製のもの、金メッキや銀メッキが使われているフォークやスプーン、木製やプラスチック製の食器、軽くて飛ばされやすいものなどは洗えません。

木製やプラスチックの食器

2-3.洗浄中の動作音が大きい

食洗機は洗浄するときに、水が出る音、食器同士が動いてぶつかる音など、大きな動作音がします。乾燥中も洗浄中ほどではないですが、少し音が出ることも。

大きいといっても、耳を塞ぐくらい騒音というわけではありません。テレビの音を少し上げたいな、寝ているときは少し気になるな…程度の音量です。

2-4.定期的に食洗機の掃除が必要

食器を洗うときに、水と洗剤が流れているのできれいなイメージがある食洗機ですが、定期的な掃除は欠かせません。

使用後は必ず排水口の残飯トレーをきれいに掃除しましょう。据え置き型は排水ホースの汚れにも注意。

掃除の目安は月に1回程度。ほとんどのメーカーは食器を入れず、空の状態で食洗機を運転するだけで掃除が行えます。掃除モードなどが搭載されている場合は活用しましょう。とくについていない場合は、洗剤を入れて強力なコースで食洗機を動かしてください。

まとめ

食洗機にはメリットとデメリットがありますが、比較してみるとメリットの方が多いですね。

導入費用はかかるものの、節水もでき、時間も有効活用できるのは、忙しい人にとってはうれしいこと。

さらにきれいに洗えて、除菌効果も期待できるのは魅力的です。

家事の負担を軽減したいという人は、食洗機の導入を検討してみてくださいね。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。