2024.05.29
「浴室乾燥機能がついた家に住んでいるけど使用したことがない」という人も珍しくありません。部屋干し派の人でも、使ったことがない人もいるかもしれませんね。
洗濯物がなかなか乾かない季節は、浴室乾燥が便利です。
そこで今回は、浴室乾燥のメリットやデメリット、活用方法などをくわしく解説します。
部屋干ししていると気になるのはニオイ。外干しよりも乾くのに時間がかかってしまい、生乾き臭が発生することがあります。
浴室乾燥機を使用すると、部屋干しよりも早く乾かすことが可能なため、嫌なニオイを予防できます。
浴室乾燥機は洗濯物を乾かすだけではなく、浴室内の乾燥もできるため、カビを防止する効果が期待できます。
換気扇だけでは湿度を下げるのに時間がかかってしまいますが、浴室乾燥機は温めながら換気するため、乾燥を早めることができるのです。
浴室乾燥機には乾燥だけではなく、基本的には冷房や暖房機能がついているため、夏場でのぼせてしまったときにも助かります。
一方、冬場は洗い場だけ寒いという温度差がないため、体への負担が軽減できるのもうれしいですね。
浴室乾燥機のフィルターは定期的な掃除が必要です。ホコリなどの汚れも一緒に吸ってしまうため、放置しているとカビやニオイの原因になります。
月に1回程度の掃除が目安です。
浴室内では干すスペースに限りがあります。
そのため、多くの洗濯物を一気に乾かすのは難しく、たくさん干すと乾きにくくなってしまいます。
一度に干さず洗濯物を分ければスペースは確保できますが、電気代も多くかかってしまうのもデメリットといえるでしょう。
浴室乾燥を使用しているときは、お風呂に入ることができません。
一人暮らしであれば、自分の好きな時間に使用できますが、家族がいる場合は洗濯の時間帯を考える必要があるでしょう。
梅雨など雨が多く外干しができないときは、浴室乾燥機がおすすめです。
洗濯機の乾燥機能も便利ですが、浴室乾燥機の方が衣類の縮みやシワを軽減できるというメリットがあります。
型崩れや変色の恐れがある衣類を干すときも便利です。
花粉や黄砂、PM2.5などが気になるときも浴室乾燥機の出番です。
花粉や黄砂などが衣類についてしまうと、洗濯物をもう一度洗わなくてはならない、粘着テープなどで除去しなくてはいけないといった手間がかかります。
黄ばみやニオイ、アレルギーの原因にもなるので、浴室乾燥機の使用がおすすめです。
フィルターにホコリなどの汚れがたまってしまうと、うまく温風を出すことができず、乾燥までに時間がかかってしまいます。フィルターはこまめに掃除を行いましょう。
フィルターの掃除をしっかりと行うと、ガス代や電気代の節約にもつながります。
乾きにくい厚手の衣類などは、温風の近くに干すと乾きやすくなります。
洗濯物の量が多いときなどは、ポリエステル素材などの乾きやすい衣類は、端っこや部屋干しをするといいでしょう。
浴室乾燥機は洗濯物が乾きにくい季節でも気持ちよく乾かせる優れものです。
フィルター掃除が少し面倒に感じる、手間や干すスペースに限りがあるというデメリットはありますが、天気などに左右されることがないのでメリットの方が大きいかもしれません。
外干しがなかなかできない、部屋干しのニオイが気になるという人はぜひ活用してみてくださいね。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。