電子レンジで使えるボウル・使えないボウル

2022.08.22

ボウル

ボウルは調理に欠かせないアイテムの一つです。

最近は電子レンジを活用した、時短料理なども多いため「ボウルのまま温めていいのかな?」と迷うこともあるのではないでしょうか。

いちいち耐熱性のある食器に移すのは面倒に感じますよね。

今回は、電子レンジに使用できないボウルと使用できるボウルをくわしく解説していきます。

1.電子レンジで使えないボウル

電子レンジでは、使えるボウルと使えないボウルがあります。

使用できないボウルとして、代表的なものは以下の3つです。使用してしまうと、電子レンジの故障や火災にもつながるため注意しましょう。

1-1.ステンレス製や金属製

ステンレス製のボウルは、電子レンジが発するマイクロ波を反射してしまうため、使用できません。

反射したマイクロ波は、電子レンジの庫内の温度を上げてしまい、マグネトロンという部品にダメージを与えます。

ステンレス製以外の金属製のボウルでも、同じ現象が起こるため、電子レンジで使うことはやめましょう。

ステンレス ボウル

1-2.耐熱性ではないガラス製

耐熱性ではないガラス製のボウルは、電子レンジで使用すると、割れてしまう可能性が高いです。

耐熱性のボウルと見た目が変わらないので、使用前に必ず製品表示をチェックしてください。

1-3.耐熱性ではないプラスチック製

耐熱性ではないプラスチックは、電子レンジで使用すると、溶けてしまいます。

こちらもガラス同様、見た目で判断するのは難しいため、製品表示を確認しましょう。

プラスチック ボウル

2.電子レンジで使えるボウル

2-1.耐熱性のあるプラスチック・シリコン製

耐熱性のあるプラスチック製のボウルは電子レンジで使用可能です。

ただし、油分や糖分の多い食品を扱う際は、高温になって使えないこともあるので、気をつけましょう。

シリコン製のボウルは、耐熱性に優れています。200度以上にも耐えるといわれているため、電子レンジのオーブン機能でも使用できることがほとんどです。

ボウル シリコン

2-2.耐熱性のあるガラス

耐熱性のあるガラス製ボウルも使用可能です。

高温になる料理を温めるときは、急熱・急冷に強いものを使いましょう。

ボウル ガラス

3.ステンレス製のボウルは湯煎で温めることも可能

ステンレス製のボウルは、電子レンジで使用することはできませんが、熱には強く、熱伝導率が高いので、湯煎で温めることができます。

鍋やひと回り大きいボウルに入れて、温めるといいですよ。

また、直火で使用できるボウルもありますが、ボウルは取っ手などがないため、気をつけましょう。

まとめ

いろいろな種類のボウルがありますが、電子レンジで使用するときは、素材をしっかりとチェックしましょう。

誤って使用すると、故障や火事などのトラブルが起きる可能性があるため危険です。

さまざまなシーンでボウルを活用したいときは、電子レンジ使用可能である耐熱性のあるものを選ぶと、使い分けをしなくていいので便利ですよ。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。