2024.04.24
おいしそうに並んでいるケーキを見てついつい買いすぎてしまった、誕生日やクリスマスのイベントの際にホールケーキが余ってしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
ケーキは高さがあるものも多く、皿に乗せてラップをかぶせると、つぶれたりクリームがラップについたりしてしまうことも。
そのため、店で購入時に入れてもらった箱にそのまま入れている人もいますが、その保存方法はケーキのおいしさを損ねているかもしれません。
今回は、ケーキの正しい保存方法を冷凍と冷蔵にわけてくわしく解説します。
ケーキは、基本的に日持ちしません。店で購入したケーキに書かれている期限は、多くが当日中、長くても翌日の日付が書かれています。
ケーキの消費期限や賞味期限が短い理由は、生クリームやフルーツなどを使用しているものが多いからです。
期限が短いケーキですが、おいしい状態をできるだけ長く保つために、基本的な保存方法を見ていきましょう。
ケーキを冷蔵保存するときは、タッパーを使用しましょう。
タッパーを裏返し、ふたを皿にしてケーキを乗せ、上から本体をかぶせるだけです。
ケーキの箱のまま保存すると乾燥しやすく、皿に乗せてラップをかぶせるとクリームがついてしまいますが、タッパーを使用すればどちらの悩みも解決します。
ケーキは冷凍保存も可能です。チーズケーキやガトーショコラ、ロールケーキ・パウンドケーキ・シュークリームなどは冷凍保存に向いているケーキです。
ただし、フルーツが使用されているケーキは、解凍するときに水分が飛んでしまうため、冷凍には向きません。
スポンジの間にたくさんのフルーツが使用されているケーキにも注意してください。
フルーツが多いケーキは、フルーツだけ先に食べてしまう、または生クリームなどを拭き取り冷凍してシャーベットのように楽しむ方法があります。
解凍したケーキにフルーツがほしい場合は、フルーツを購入して一緒に食べるといいでしょう。
冷凍で保存するときは、冷蔵保存同様にタッパーに入れるのがおすすめです。
冷蔵保存したケーキを解凍するときは、冷蔵室に移して2~3時間待ちましょう。
常温で解凍すると、外側からクリームが溶けるなど、見た目や味に影響が出る恐れがあります。
ケーキを冷蔵保存したときの消費期限の目安は1日です。
使用されている材料によって異なりますが、生クリームやフルーツが使用されているケーキは傷みやすいため、その日のうちに食べましょう。
ケーキを冷凍保存した場合は、2週間~1ヶ月程度もちます。
生クリームなどが使用されているものは2週間程度。チーズケーキやガトーショコラなど全体が焼かれているケーキは1ヶ月ほどが目安です。
冷凍保存をしても、時間が経つと味の劣化は避けられません。なるべく早く食べきるように心がけましょう。
消費期限が過ぎてしまった場合、以下のような見た目や味などに変化が現れます。
ケーキが上記のような状態になったときは、食べるのをやめましょう。
もったいない、食べ物を無駄にしたくないなどの思いがあるかもしれませんが、食べてしまうとお腹を壊すなど体調を崩す危険性があります。
ケーキの常温保存は短時間でもNGです。
生クリーム系のケーキはすぐに傷んでしまいます。とくに夏場など湿度が高いときは、すぐに冷蔵庫へ戻しましょう。
ホールケーキは、そのまま保存せずにカットしてから保存してください。
冷凍した際は、食べたい分だけ解凍すればいいため、再冷凍によりケーキの味が落ちるのを防げます。
タッパーは高さのあるものを使用すると、ケーキがつぶれません。
タッパーを使用すると平らな底の部分が上にくるため、冷蔵庫内で重ねることも可能です。
解凍したケーキはその日のうちに食べきりましょう。
再冷凍は味や食感がわるくなるため、避けるようにしてください。
ケーキは種類にもよりますが、基本的に日持ちしない食べ物です。冷蔵の場合は1日、冷凍の場合も2週間以内には食べきった方がいいでしょう。
見た目や味、ニオイなどに異変を感じたら、食べるのはやめてください。
冷蔵でも冷凍でも保存するときには、タッパーを使用するのがおすすめです。
解凍した際は、その日のうちに食べきってくださいね。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。