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2023.08.28
洗濯機からエラー音がして、いきなり排水してくれなかったら焦りますよね。
今回は自分で行える掃除方法、自分で直せない場合の対処方法などを解説していきます。
また排水できない状況を作らないようにするため、今すぐできる対策もご紹介します。
最初に排水ホースの状態を確認します。ホースが無理に曲がっている・つぶれている場合は、家庭で対応できる範囲であればなおしましょう。
ホースの状態に問題が無いのに排水ができないときに、見てほしいのが排水口。
なかなか掃除をしにくい場所のため、衣類の繊維や髪の毛などのゴミや汚れが詰まってしまうことが多いのです。
排水口に問題がない場合は排水ホースにゴミや汚れが詰まっていることも。
汚れの蓄積でうまく水が通らなくなってしまった可能性があるので、ホースの中をよく見てみましょう。
またホースの中にゴミが詰まっていなくても、ホースが振動で動き変な位置で折れ曲がってしまったり、ホースの上に何かが乗っかってしまいつぶれていたりすると、水が流れないといったこともあります。
雪国では凍結ということも考えられます。洗濯機が屋外や寒い場所に置いてある場合は凍ってしまい水が流れないことがあるのです。
ドラム式洗濯機は排水口や排水ホースを綺麗にしても排水できないことがあります。
そんなときは糸くずフィルターの可能性が。糸くずフィルターは洗濯機の下の方についており、ここにも汚れが溜まると排水できないのです。
排水口に接続している側のホースを外して、排水口を掃除します。排水ホースの本体接続側は外さないでください。
詰まりが原因のときは、メーカーや専門業者を呼ばなくても、自分で掃除をすることができます。洗濯機の掃除は初めてでも簡単にできますが、換気をしっかりしましょう。
掃除をするときは「排水口→排水ホース→糸くずフィルター」の順で行います。
・バケツ ・歯ブラシ ・ゴミ袋 ・パイプクリーナー ・輪ゴム ・ラップ ・雑巾
1.洗濯機の電源を切る
洗濯機を掃除するときは安全のために電源を切ります。コンセントを抜いておくとさらに安心です。水道の蛇口なども閉めておきましょう。
2.排水口の掃除をする
排水ホースを外して排水口を掃除します。排水ホースを外すときは、ホース内に残っている水が出てくるので注意してください。
その後、排水口の汚れや詰まりを取り除きましょう。細かい部分は歯ブラシを使って掃除をします。手が届かない奥の方が詰まっている場合は、パイプクリーナーを流しましょう。
3.排水ホースの掃除をする
排水ホースの掃除はバケツの上などで行いましょう。
まずは排水ホースに水を入れます。水を入れた後は排水ホースの口をラップで塞ぎ、輪ゴムできつく留めましょう。
中の水が漏れないよう排水ホースの口をラップと輪ゴムでしっかりと塞いでいるのを確認したら、ホース内に入れた水を行き渡らせるようにホースを振り洗いします。
振り洗いが完了したら中の水はバケツに捨て、手が届く部分を歯ブラシを使って綺麗にしましょう。掃除が終わったら排水ホースを排水口に戻せば完了です。
排水ホースがなかなか綺麗にならないと感じたときは、高額な部品ではないため新しく買い替えるのもおすすめです。
4.糸くずフィルターの掃除をする(ドラム式のみ)
糸くずフィルターを取り外します。外すときに水が溢れてくるのでバケツで受け止めるか、雑巾を下に置くといいでしょう。フィルターについたゴミを歯ブラシでこすって落とします。綺麗になったら元に戻します。
5.元に戻して電源を入れる
排水ホースと糸くずフィルターが元に戻っていることを確認し、コンセントを差し込んで掃除完了です。
自力で解決できない場合は、洗濯機本体に問題がある可能性が高いため、メーカーや専門業者へ修理を依頼しましょう。
部品交換をする場合、古い洗濯機であれば、新しい洗濯機を買った方がいいこともあります。古い洗濯機は部品の取り扱いがすでに終了していたり、一部を直してもまた違うところが壊れる可能性があったりするため、新しい洗濯機の方が安く買えることがあるのです。
糸くずや髪の毛は引っかかりやすく、そこへゴミが溜まっていき、排水口や排水ホースが詰まってしまうことが多いので、糸くずフィルターはこまめに掃除をしましょう。
糸くずフィルターは週に1回を目安に行うのがおすすめ。あまり洗濯をしないという人でも、10回に1回くらいは掃除をすると詰まりにくくなりますよ。
洗濯機は糸くずフィルターがいっぱいになるとセンサーがつくタイプもあります。忘れっぽい人はお知らせしてくれるタイプの洗濯機を検討してみるのもいいですね。
洗濯槽の掃除は1~2ヶ月に1回程度行うという人も多いですが、排水周りは忘れがち。半年に1回といいたいところですが、最低でも年に1回は掃除するようにしましょう。
年末の大掃除のときは洗濯機の排水周りも掃除すると覚えておくといいかもしれません。
突然排水できなくなると焦ってしまいますよね。排水口や排水ホースの掃除は簡単ですが、自分で直せないときは無理せずに専門業者に依頼しましょう。
洗濯機は水が常に流れているので綺麗なイメージが強いですが、日頃からこまめな掃除を心がけることが大切です。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。
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洗濯機からエラー音がして、いきなり排水してくれなかったら焦りますよね。
今回は自分で行える掃除方法、自分で直せない場合の対処方法などを解説していきます。
また排水できない状況を作らないようにするため、今すぐできる対策もご紹介します。
1.排水ができなくなる原因は?
最初に排水ホースの状態を確認します。ホースが無理に曲がっている・つぶれている場合は、家庭で対応できる範囲であればなおしましょう。
1-1.排水口の詰まり
ホースの状態に問題が無いのに排水ができないときに、見てほしいのが排水口。
なかなか掃除をしにくい場所のため、衣類の繊維や髪の毛などのゴミや汚れが詰まってしまうことが多いのです。
1-2.排水ホースの詰まり
排水口に問題がない場合は排水ホースにゴミや汚れが詰まっていることも。
汚れの蓄積でうまく水が通らなくなってしまった可能性があるので、ホースの中をよく見てみましょう。
またホースの中にゴミが詰まっていなくても、ホースが振動で動き変な位置で折れ曲がってしまったり、ホースの上に何かが乗っかってしまいつぶれていたりすると、水が流れないといったこともあります。
雪国では凍結ということも考えられます。洗濯機が屋外や寒い場所に置いてある場合は凍ってしまい水が流れないことがあるのです。
1-3.糸くずフィルターの詰まり(ドラム式洗濯機のみ)
ドラム式洗濯機は排水口や排水ホースを綺麗にしても排水できないことがあります。
そんなときは糸くずフィルターの可能性が。糸くずフィルターは洗濯機の下の方についており、ここにも汚れが溜まると排水できないのです。
2.排水できない問題を解決する掃除方法
2-1.「排水口→排水ホース→糸くずフィルター」の順で掃除をする
排水口に接続している側のホースを外して、排水口を掃除します。排水ホースの本体接続側は外さないでください。
詰まりが原因のときは、メーカーや専門業者を呼ばなくても、自分で掃除をすることができます。洗濯機の掃除は初めてでも簡単にできますが、換気をしっかりしましょう。
掃除をするときは「排水口→排水ホース→糸くずフィルター」の順で行います。
使う道具
・バケツ
・歯ブラシ
・ゴミ袋
・パイプクリーナー
・輪ゴム
・ラップ
・雑巾
手順
1.洗濯機の電源を切る
洗濯機を掃除するときは安全のために電源を切ります。コンセントを抜いておくとさらに安心です。水道の蛇口なども閉めておきましょう。
2.排水口の掃除をする
排水ホースを外して排水口を掃除します。排水ホースを外すときは、ホース内に残っている水が出てくるので注意してください。
その後、排水口の汚れや詰まりを取り除きましょう。細かい部分は歯ブラシを使って掃除をします。手が届かない奥の方が詰まっている場合は、パイプクリーナーを流しましょう。
3.排水ホースの掃除をする
排水ホースの掃除はバケツの上などで行いましょう。
まずは排水ホースに水を入れます。水を入れた後は排水ホースの口をラップで塞ぎ、輪ゴムできつく留めましょう。
中の水が漏れないよう排水ホースの口をラップと輪ゴムでしっかりと塞いでいるのを確認したら、ホース内に入れた水を行き渡らせるようにホースを振り洗いします。
振り洗いが完了したら中の水はバケツに捨て、手が届く部分を歯ブラシを使って綺麗にしましょう。掃除が終わったら排水ホースを排水口に戻せば完了です。
排水ホースがなかなか綺麗にならないと感じたときは、高額な部品ではないため新しく買い替えるのもおすすめです。
4.糸くずフィルターの掃除をする(ドラム式のみ)
糸くずフィルターを取り外します。外すときに水が溢れてくるのでバケツで受け止めるか、雑巾を下に置くといいでしょう。フィルターについたゴミを歯ブラシでこすって落とします。綺麗になったら元に戻します。
5.元に戻して電源を入れる
排水ホースと糸くずフィルターが元に戻っていることを確認し、コンセントを差し込んで掃除完了です。
3.自力で解決しない場合は、修理業者に依頼しましょう
自力で解決できない場合は、洗濯機本体に問題がある可能性が高いため、メーカーや専門業者へ修理を依頼しましょう。
部品交換をする場合、古い洗濯機であれば、新しい洗濯機を買った方がいいこともあります。古い洗濯機は部品の取り扱いがすでに終了していたり、一部を直してもまた違うところが壊れる可能性があったりするため、新しい洗濯機の方が安く買えることがあるのです。
4.排水できないようになるのを防ぐには?
4-1.糸くずはこまめに掃除
糸くずや髪の毛は引っかかりやすく、そこへゴミが溜まっていき、排水口や排水ホースが詰まってしまうことが多いので、糸くずフィルターはこまめに掃除をしましょう。
糸くずフィルターは週に1回を目安に行うのがおすすめ。あまり洗濯をしないという人でも、10回に1回くらいは掃除をすると詰まりにくくなりますよ。
洗濯機は糸くずフィルターがいっぱいになるとセンサーがつくタイプもあります。忘れっぽい人はお知らせしてくれるタイプの洗濯機を検討してみるのもいいですね。
4-2.排水周りは年に1回は掃除
洗濯槽の掃除は1~2ヶ月に1回程度行うという人も多いですが、排水周りは忘れがち。半年に1回といいたいところですが、最低でも年に1回は掃除するようにしましょう。
年末の大掃除のときは洗濯機の排水周りも掃除すると覚えておくといいかもしれません。
まとめ
突然排水できなくなると焦ってしまいますよね。排水口や排水ホースの掃除は簡単ですが、自分で直せないときは無理せずに専門業者に依頼しましょう。
洗濯機は水が常に流れているので綺麗なイメージが強いですが、日頃からこまめな掃除を心がけることが大切です。