2023.11.28
ご飯を炊くだけではなく、最近ではさまざまな料理を作ることができる炊飯器。
内釜や内ぶたは使用するたびに洗っていても、他の部分の掃除方法がいまいちよくわからない人も多いのではないでしょうか。
とくに毎日使用する人はこまめなお手入れが必要です。
今回は、炊飯器の掃除について、パーツごとにくわしく解説します。
おいしいご飯を食べるには、炊飯器の掃除は欠かせません。高性能な炊飯器でも、こまめなお手入れをすることによりその機能を発揮できるのです。
炊飯器の掃除は以下の通りです。
掃除箇所 | 掃除頻度 |
内釜、内ぶた | 毎回 |
外釜、蒸気ふた、本体 | 1週間に1回 |
炊飯器裏 | 1年に1回 |
内釜と内ぶたは使用するたびに掃除をします。
台所用中性洗剤をスポンジにつけて洗うだけです。洗った後は乾いた布でしっかりと水分を拭き取ります。
炊き込みご飯など調味料を使用した際は、ニオイやサビの原因になることもあるため、使用後すぐに洗いましょう。
蒸気ふたは水洗いをしましょう。洗った後は乾いた布でしっかりと水分を拭き取ります。
内釜と内ぶた同様に、調味料を使用した際は早めに洗ってください。
外釜は硬く絞った布で水拭きをしましょう。水をためて洗ってしまうと故障の原因になるためNGです。
炊飯器の本体は、外釜同様に硬く絞った布で水拭きをしましょう。
頑固な汚れがついているときは、布に薄めた台所用洗剤を含ませて拭き取ります。汚れが取れたら、洗剤が残らないようしっかりと水拭きをしてください。
炊飯器の裏には吸気口と排気口がついています。
ホコリなどが付きやすい場所のため、掃除機や綿棒、布巾などを使用し、定期的に取り除きましょう。
炊飯器の掃除をする際には、注意したい点があります。
炊飯直後で高温になっているときの掃除は避け、熱湯を使用するのも控えましょう。変形や故障の原因になるからです。
硬くなってしまったご飯や頑固な汚れが落ちないときにはぬるま湯の使用をおすすめします。
シンナー類やクレンザー、漂白剤の使用もNGです。重曹もアルカリ性なので大量に使用すると内釜が傷む恐れがあります。台所用の中性洗剤を使いましょう。
汚れが落ちないからといって、ナイロンたわしや金属ヘラを使うのはおすすめできません。こちらも炊飯器を傷つける原因になります。
おいしいご飯を炊くには、米の種類や水の量も大切ですが、炊飯器の掃除も怠らないことが大切です。内釜と内ぶたは使用するたびに掃除をしてください。
蒸気ふたや外釜、本体なども、気になる汚れがあったらすぐに掃除をするといいでしょう。
汚れを放置すると落としにくくなり、炊飯器の故障につながる恐れもあります。
炊飯器をきれいに保つことは大切ですが、熱湯や台所用の中性洗剤以外のものを使用すると、炊飯器を傷める可能性があるので注意してくださいね。
正しい掃除方法で、おいしいご飯を食べましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。