2023.11.28
コーヒーは多くの人に愛されるドリンク。
朝やランチのあと、甘いスイーツと一緒に、眠たいときに…など、コーヒーは毎日欠かせないという人も多いでしょう。
頻繁に飲む人は、気をつけていても、うっかり服にこぼしてしまうことが結構ありますよね。コーヒーのシミは目立つので、ちゃんと落ちるか不安になることも。
今回は、コーヒーのシミ抜きについて、くわしく解説します。
外出先でこぼしてしまったときや時間が経ってしまったときの対処法もご紹介するので、覚えておくと便利ですよ。
コーヒーをこぼしてしまったときは焦りますが、まずは服のタグについている洗濯表示を確認し、水洗いが可能かチェックしましょう。
「家庭洗濯」の列の水の入った桶のマークに「×」がついているときは、自宅での洗濯はできません。漂白が可能かどうかも確認しましょう。
また、シミ抜きをすることで、色落ちの可能性があるものも注意しましょう。
洗えないものは、無理に落とそうとせず、クリーニングに出すなどプロにまかせてください。
(出典元:経済産業省)
コーヒーのシミは、特別な道具や洗剤を用意しなくても、家庭にあるものでシミ抜きをすることが可能です。コーヒーをこぼしてしまったときのシミ抜き方法を見ていきましょう。
用意するもの
・食器洗い用中性洗剤
・タオル
・歯ブラシ
コーヒーのシミがついてしまった部分を裏返し、シミの部分の下に畳んだタオルを敷きます。
食器洗い用中性洗剤をシミの部分につけて、指でなじませてください。
歯ブラシでシミをトントンと軽く叩きます。タオルへ汚れを移すイメージで行いましょう。
こすってしまうと生地を傷めたり、シミが広がったりする原因になるため、外側から内側に向かって優しく叩くことがポイントです。
きれいな水で泡が出なくなるまですすぎ、あとはいつも通り洗濯しましょう。
ランチや仕事の打ち合わせなど、外出先でうっかりコーヒーをこぼしてしまったときはどうしたらいいのでしょうか。
すぐに洗濯ができないとはいえ、放置はしたくないですよね。
いざというときに役立つ、応急処置の方法を見ていきましょう。
1)ティッシュやハンカチなどで、シミの部分を軽くたたき、水分を取る
まずはコーヒーの水分を取ります。こすってしまうと、シミを広げ、生地を傷つける恐れもあるため、軽くぽんぽんとたたくことがポイントです。
2)表面にティッシュやハンカチを当てて、手洗い用の石けん(可能であれば食器洗い用中性洗剤)を付けた布で、裏からシミ部分をたたき、汚れを移す。
食器用洗剤があるといいですが、外出先ではトイレの手洗い用の石けんでも代用できます。
3)塗れた部分の水分をティッシュやハンカチで取って完了。
乾いた布がない場合は、おしぼりやウェットティッシュでもいいので、なるべく早く応急処置を行いましょう。
「コーヒーをこぼしたのは気づいていたけど、応急処置ができなかった」と言う場合は、漂白剤でシミ抜きを行ってから、洗濯機で洗いましょう。
1)衣類の目立たない部分に漂白剤を付け、色落ちしないか確認する。
まずは影響のない部分に漂白剤を付けて、色落ちしないか確認。
酸素系漂白剤を使いましょう。真っ白なものであれば塩素系漂白剤も使えますが、他の衣類につけないように気をつけましょう。
2)シミ部分に漂白剤をかける。
3)ドライヤーを当てて、温める(50~60℃程度)
高温にしすぎると生地を傷めてしまいます。生地にドライヤーを近づけすぎず、シミの部分を温めましょう。
4)洗濯機に入れて、普通に洗濯をする。
この方法でもコーヒーのシミが抜けなかった場合は、クリーニングに出しましょう。
カーペットやラグマット、ソファー・車のシート・靴など、衣類以外の布製品に、コーヒーをこぼしてしまった経験のある人も多いのではないでしょうか?
まずは、乾いたタオルを押し当てて、コーヒーの水分を取りましょう。
タオルにコーヒーの色がつかなくなったら、今度は濡らしたタオルを押し当ててください。これを交互に繰り返し、コーヒーの色が薄くなってきたら、ドライヤーで乾かしましょう。
コーヒーのシミは目立つので、落としにくい印象があるかもしれませんが、基本的にはすぐに対処すれば、残らずきれいに落とせます。
洗濯できるのであれば、すぐに洗濯をしてください。放置すると落としにくくなるため、外出先でも気づいたときは、応急処置を行いましょう。
時間が経ってしまい、漂白剤をつかうときは、色落ちしないかチェックしてからシミ抜きをしてくださいね。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。