オーブントースターとオーブンレンジの違いとは?使い分けのポイントを解説!

2023.04.12

オーブントースター オーブンレンジ

グラタンやトーストを焼くときに使用する家電といえば、オーブントースターとオーブンレンジ。

オーブントースターとオーブンレンジは、どちらも食品を温める家電ですが、何が違うのでしょうか。

どのような基準で使い分けたらいいのかと悩んでいる人も多いのでは?そもそも、どちらも似たような機能で、代用できるのであれば、2つともそろえる必要はないですよね。

そこで今回は、オーブントースターとオーブンレンジの特徴や使い分ける方法などをくわしく解説します。

1.オーブントースターとオーブンレンジの特徴による違い

オーブントースターとオーブンレンジは、どちらも温める家電ですが、調理機能の数に差があります。

まずは、オーブントースターとオーブンレンジの特徴を見ていきましょう。

1-1.オーブントースターの得意なこと・不得意なこと

オーブントースターの得意なこと

オーブントースターは「焼く」ことが得意。

食品の表面をパリッと仕上げ、きれいな焼き色をつけることができます。全体を温められるので、食材を途中でひっくり返す手間もかかりません。

価格もリーズナブルかつ、サイズがコンパクトなので場所を取らないのもうれしいポイント。容器やアルミホイルなどを利用すれば、蒸す・煮炊きも行うことが可能です。

オーブントースターの不得意なこと

オーブントースターは、一度にたくさんのものを調理するのは苦手です。また、厚みのある食品も不得意。

電子レンジのように温める機能はありません。

また、トーストなど出来上がったパンを調理することは可能ですが、パンを発酵させたり、生地を焼いたりすることはできません。

オーブントースター

1-2.オーブンレンジの得意なこと・不得意なこと

オーブンレンジの得意なこと

オーブンレンジは1台で、さまざまな調理方法が可能。レンジ機能・オーブン機能・グリル機能がついています。

一度に料理できる量も多く、複数の調理家電をそろえる必要がありません。オーブンレンジはじっくりと火を通す調理が得意です。

オーブンレンジの不得意なこと

火はしっかりと通せますが、焼く力はオーブントースターに劣るため、焼き目をつけて表面をパリッと仕上げるのは苦手です。

両面焼きができないため、トーストを焼く場合は、10分以上かかることも。

置き場所も広いスペースが必要で、多機能なため価格も上がるのはデメリットといえるでしょう。

電子レンジとの違いは?

電子レンジとは、温める機能だけがついたものを指します。オーブンレンジは、温める機能にオーブン機能とグリル機能がプラスされたものです。

オーブンレンジ 

2.オーブントースターとオーブンレンジの使い分け方

オーブントースターとオーブンレンジがどちらもある場合は、上手に使い分けをすると、よりおいしい料理ができあがります。
使い分け方を見ていきましょう。

2-1.表面をパリッときつね色に仕上げたいときはオーブントースター

短時間で食品の表面をパリッと仕上げるのが得意なオーブントースター。

焼き色をしっかりとつけたいときは、オーブントースターを使用しましょう。

トーストを焼く目的だけでトースターを買う人も多いです。グラタンやラザニアを作るときもおすすめ。

オーブントースター グラタン

 

2-2.じっくりと火を通したいものにはオーブンレンジ

肉料理やケーキなどのお菓子作りをしたいときは、オーブンレンジにしましょう。厚さがある食品でもしっかりと火を通してくれます。

一度にたくさんのものを調理したいときも便利です。

電子レンジ

まとめ

オーブントースターとオーブンレンジのどちらか1台を所持するのであれば、複数の機能が搭載されているオーブンレンジがおすすめですが、価格は少々高くなります。

ただし、オーブンレンジは万能ですが、焼く機能はオーブントースターの方が長けており、複数の機能を同時に使うことはできません。

さまざまなメニューを同時に作る場合は、オーブントースターとオーブンレンジも両方ある方が調理時間は短縮できます。

それぞれの特性を活かして、調理家電を選びましょう。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。