2023.02.27
一度使うと手放せない、家事の強い味方「食洗機」。
セットしてスタートボタンを押すだけのイメージがありますが、食洗機は食器の入れ方が重要で、最初は戸惑う人も多いです。
「汚れが残ってしまった」「お皿がかけてしまった」というトラブルは、もしかしたら食器の入れ方が間違っているのかもしれません。
今回は食洗機に食器を並べるときの基本や、きれいに洗うための注意点やポイントをご紹介していきます。
食洗機はメーカーや機種によって、仕様が異なります。基本的には、取扱説明書の通りに、食器を並べるようにしましょう。
「もっときれいに入れられるかも」「隙間にも入りそう」と自己流で行ってしまうと、汚れがうまく落ちなかったり、食器がかけてしまったり、水漏れの原因になることも。
食洗機は定位置が決まっているため、説明書通りに置く方がメリットも多いです。
自分で組み合わせるよりも、定位置に入れることで、たくさんの食器を効率よく入れることができ、きれいに仕上がります。
自分で工夫してパズルのように組み合わせ、食器がたくさん入ったとしても、定位置を守っていない置き方は、きれいに洗えるとは限りません。
また、毎回のように「これはどこに入れようかな?」と考える時間も省けるので、食洗機へ食器を入れるスピードがアップします。
稀に今使っている食器が大きく食洗機のサイズと合わないこともありますが、洗えないわけではありません。大きなものを洗うときは、たくさん詰めずに余裕を持たせるといいでしょう。
また今後食器を購入する際は、サイズに気をつけるよう心がけてみると、食洗機にうまく入らないというトラブルを防げます。食洗機は、基本的には説明書通りに、例外のものを洗うときちょっとした工夫を…と覚えてくださいね。
「少ない量で食洗機を使用するのは電気代がかかるから…」と食器を重ねすぎたり、詰め込みすぎたりしてはいけません。
隙間なく食器をセットしてしまうと、汚れが残る原因に。洗える量を守り、かごやピンを上手に使いましょう。
食洗機に負担をかけると、汚れが落ちないだけではなく、故障の原因になることもあります。
食洗機は手洗いよりも水を使用しないので、意外と省エネ。ためて洗うよりも自分の決めたタイミングで回しましょう。
洗剤や水がしっかりと当たるように、汚れた面を内側に向け、食器が重ならないように入れるときれいに洗うことができます。
食器の向きが違うと汚れが残ったり、勢いよく水が当たるので食器同士がぶつかり、破損の原因になったりすることもあるので注意してください。
食器の汚れた面を内側にして、ノズルからの噴射される水をよく当てるのは悪いことではないですが、各ノズルを塞いでしまうのはNG。全体に洗剤や水が行きわたらず、うまく洗えません。
底にくぼみのある茶碗などの食器は、水がたまってしまい乾燥しきれない場合があります。
少し斜めに傾けて置くことで、底のくぼみに水が残りにくくなりますよ。
大きな器やまな板は、他の食器を並べ終わった後にセットします。
ボウルや大きな調理器具は、食洗機の一番上の段にかぶせるように置きましょう。まな板は汚れている方を内側に向け、端に置くのがベストです。
スプーンやフォークなどのカトラリーは、持ち手を上にしてしまうと、小物入れの中で汚れた部分が重なってしまいます。持ち手は下にセットし、洗い残しを防ぎましょう。
また、カトラリーは小さいからといって、隙間に入れてしまうと、上手く洗えません。必ず小物入れにセットしてください。
箸は軽いため、箸先を上に向けてしまうと、洗っているときに動いてしまいます。箸先を下にして、小物入れにしっかりとセットしましょう。
洗いあがりをよくするために、大きな鍋やグラタン皿、茶わん蒸しなど、焦げ付きやこびりついた汚れがあるものは、事前にこすり落としておきましょう。
カレーやミートソースなどは、食洗機の庫内に色素がついてしまうことがあるので、水洗いをしておくといいですよ。
魚の皮や骨などは、異臭や故障の原因になります。しっかりと取り除き、気になる場合はこちらも予洗いをしておくと安心です。
食洗機は入れ方を守ることで、洗浄力が上がります。
適当にどんどん詰めるのではなく、まずは説明書をよく確認して、量を守って食器を並べるようにしましょう。
また、落ちにくい焦げ付きなど、頑固な汚れがあるときは、そのまま食洗機へは入れず、事前に水洗いをしてくださいね。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。