2024.06.28
故障などで新しい炊飯器を購入したときに「古い炊飯器はどうしたらいいのだろう?」と悩む人も多いのではないでしょうか。
今回は炊飯器を買い替えるタイミングやゴミとする場合の処分方法、炊飯器の購入方法や状態によっては少し得をするかもしれない処分の仕方などをくわしく解説していきます。
炊飯器の寿命はおおよそ6年。
6年以上使用していてご飯がうまく炊けない、炊きあがったご飯から嫌なニオイがするといったときは処分や買い替えを検討した方がいいでしょう。
6年以内であれば部品等もある可能性が高いので修理を検討することも可能です。
炊飯器の寿命についてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください。
炊飯器は家電リサイクル法の対象外のため、住んでいる自治体によって処分方法が違います。「不燃ゴミ」「粗大ゴミ」「小型家電リサイクル法の対象」の3つのどれかに該当します。
ほとんどの自治体では不燃ゴミとして出せるのはサイズが30cm以下であることとされています。
炊飯器の縦・横・高さが30cm以下であれば家庭用一般ゴミの不燃ゴミで処分が可能です。
ただし自治体の分別方法によりリチウム電池内臓の炊飯器は不燃ゴミとして回収してもらえない場合があります。
炊飯器が30cm以上の場合は粗大ゴミとなります。処分方法の流れは以下とおりです。
【自治体での処分の一般的な流れ】
1.自治体の粗大ゴミを受け付けてくれるセンターなどに問い合わせ
2.センターで確認した金額の粗大ゴミの処理券をコンビニなどの販売店で購入
3.粗大ゴミの処理券を炊飯器の見えやすい部分に貼り付ける
4.収集日に指定の場所に炊飯器を置いておく
一般的な流れは上記のとおりですが、自治体によって少しずつルールが違うため、詳しくは「自治体名 粗大ゴミ」で検索してみてください。
小型家電リサイクル法は家電の中に含まれている金属を集め再資源化しようという試みです。
ホームページを確認し住んでいる自治体で炊飯器が小型家電リサイクル法の対象となっている場合はその処分方法に従いましょう。公共施設などに回収ボックスが設置されている場合もあります。
炊飯器を捨てるだけではなく買い替えを検討している場合は、新しいものを購入した際に家電量販店へ処分を依頼する方法もあります。
無料で処分してくれるだけではなく、下取りに出すことで安く購入できることも。
家電量販店によって処分方法が違うため、買い替えを考えているときは古い炊飯器を処分したい場合はどうしたらいいのかも聞いてみるといいでしょう。
新品に近い状態の炊飯器はリサイクルショップや買取業者に売却すれば下取りよりもお得に処分できるかもしれません。
リサイクルショップへ持ち込みすると出張費や送料などの費用がかからないため、少し高く買取してもらえる可能性も。
「少しでも高く売りたいけど急いではいない」という人はフリマアプリを活用するのもおすすめです。
東京都品川区では「陶器・ガラス・金属ごみ 」と同様の方法で炊飯器を処分することが可能です。ただし、一辺の長さがおおむね30センチメートルを超えるものは粗大ごみとなるため、注意してください。
30cmを超えない炊飯器の具体的な処分方法としては、中身の見える袋に炊飯器を入れ、指定の場所に出せばOKです。
30cmを超えた炊飯器は粗大ゴミとなるため、粗大ゴミ処理の申請からゴミ処理券の購入、指定の場所に炊飯器を出すという手順が必要になります。
大阪府大阪市では、炊飯器は粗大ゴミとして処分します。
具体的な処分方法は、インターネットや電話・FAXから粗大ごみ収集申込をし、粗大ごみ処理手数料券(シール)をコンビニやスーパー・郵便局などで購入します。(2024年3月現在、炊飯器は200円)
購入したシールをよく見えるところに貼り、収集の時間までに出しておけば完了です。
北海道札幌市では、炊飯器は「燃やせないごみ」として処分します。
燃やせないゴミの処分方法は有料の指定されたごみ袋に入れて、収集日の朝、8時30分までにごみステーションに出すだけです。
このとき、家電製品に使用されている電池やバッテリーを取り外せる場合は、取り外してから本体だけを燃やせないごみに出しましょう。
また、指定されたごみ袋に入らない場合は「大型ごみ」の分類の処分方法になります。
炊飯器は住んでいる自治体のルールを守って処分しましょう。
炊飯器を新しく購入するのであれば不燃ゴミや粗大ゴミにすぐ捨てるのではなく下取りに出すとお得に購入できる可能性があります。
また新しい炊飯器はリサイクルショップでの売却も選択肢に入れておきましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。