2022.03.14
「食洗機は便利!」と聞いて、我が家も導入したいと検討している家庭もあると思いますが、気になるのは電気代や水道代。
いくら便利でも、水道光熱費が高額になるのであれば、手洗いのままでもいいかもしれないと悩んでいる人も多いでしょう。
そこで今回は、食洗機にかかる電気代や、電気代を節約するコツなどをくわしくご紹介します。
食洗機にはさまざまな種類があるため、メーカーや機種によって電気代に差があります。
例として、AQUAの食器洗い機、ADW-GM3(W)にかかる電気代は、標準コースで約13.1円。1日2回使用しても、電気代は年間約9,600円です。
食洗機と手洗いは、どちらがオトクなのか比較してみましょう。手洗いは、電気代はかかりませんが、お湯で洗うことを想定するとガス代がかかります。
1回あたり食器30点、箸やスプーンなどの小物12点を洗った場合、電気代だけではなく、洗剤や水道代も含めて比べてみると、どのくらい違うのでしょうか?
【手洗いにかかる費用】
【食洗機にかかる費用】
AQUAの食器洗い機、ADW-GM3(W)と手洗いを比較してみると、なんと食洗機の費用は手洗いの約半分。
もちろん食洗機を購入するのにはお金がかかりますが、水道光熱費や手間を考えると食洗機の方がオトクといえるでしょう。
食洗機で一番電気代のかかる工程は「乾燥」です。
メーカーや機種によって差はありますが、一般的に乾燥には洗浄にかかる電気代の約10倍かかるといわれています。
食器はこまめに洗いたいと思うかもしれません。しかし、少量で何度も食洗機を動かすと手洗いの方がオトクになってしまうことも。
食器が少ない場合は水につけておき、たまってからまとめて洗うと電気代が節約できます。
少量で洗えるコースが搭載されているものもありますが、食洗機の回す回数を抑える方が節約になりますよ。
食洗機を使用する中で、最も電気代のかかる工程である乾燥機能をなるべく使わないのも電気代節約のコツです。
布巾を使わずに、すぐに食器を片付けることができることは魅力的ですが、先述でもご紹介のとおり、乾燥には約10倍の電気代がかかります。
乾燥をある程度行ったら停止し、庫内の予熱を利用して自然乾燥に切り替えたり、時間があるときは洗浄が終わったらすぐに開けて自然乾燥させたりするのがおすすめ。
電気代はかかりますが、食洗機は手洗いの半分の水道光熱費で食器洗いが完了する便利なアイテムです。
時間も有効活用できるので、さまざまなメリットが生まれます。
しかし、少量で洗うときや乾燥機能を使うときは、かえって電気代がかかってしまう場合もあるので、まとめて洗う、自然乾燥をするなど上手に付き合っていきましょう。