夏のひとり暮らしの洗濯頻度はどれくらいが適切?

2022.07.25

洗濯

春にひとり暮らしをスタートして、初めて迎える夏。

「たくさん汗をかいた洗濯物があるけど、毎日洗うには量が少ない。」と洗濯の頻度に悩んでいる人もいるのでは?

汗のついた洗濯物は早く洗いたいところですが、洗濯の回数を増やすことで、手間だけではなく、電気代や水道代がかかることも気になります。

今回はひとり暮らしの場合、夏にどのくらいの頻度で洗濯を行うべきなのか、また洗濯をするときのポイントなどをくわしくご紹介します。

1.ひとり暮らしの人の夏の洗濯頻度はどれくらい?

ひとり暮らしをしている人は、どのくらいの頻度で洗濯をしているのでしょうか?

それぞれのメリットやデメリットなども合わせてご紹介します。

1-1.最も多い週2~3回

ひとり暮らしの洗濯頻度で、最も多いのは週に2~3回。

3日以上ためると、ひとり暮らし用の洗濯機では一度で終わらないこともあり、2日か3日に1回という人が多いようです。

メリットは衛生的に洗え、コストも抑えられるという点です。デメリットはとくにありません。

ただし、夏や梅雨の季節は、湿度が高いため、雑菌の繁殖スピードが早いです。2日に1回にするなど、毎日ではなくてもなるべく短いスパンで洗濯を行うと、雑菌の繁殖を抑えることが可能です。

1-2.毎日

週2~3回の次に多いのが、毎日。

メリットは、衛生的であること。先ほども触れましたが、とくに夏は雑菌が繁殖しやすくなるので、毎日行えばきれいな状態を保つことができます。

デメリットは、電気代と水道代がかかること。毎日行うので時間も取られます。

ひとり暮らしであれば、1日の洗濯物の量はそこまで多くないので、無理して毎日洗濯をしなくてもOK。汚れが気になるものだけ手洗いをすることで、皮脂汚れを落とすことができますよ。

1-3.週に1回のまとめ洗い

平日は朝も時間がなく、帰りも遅いという人に多い、週末1回のまとめ洗い。

コストが削減できるのはメリットですが、雑菌が繁殖しやすく、皮脂汚れも定着してしまうのがデメリット。夏や梅雨の時期はとくに雑菌が繁殖しやすいので、嫌な臭いがすることもあります。

また、ひとり暮らし用の洗濯機では一度で終わらないことや、干す場所が足りなくなるというデメリットがあることも。

洗濯

2.服の種類別のおすすめの洗濯頻度

2-1.下着や靴下、インナー

肌に直接触れる、下着や靴下、インナーなどは、他の衣類よりも汗や皮脂汚れがつきやすいため、一度着用したらなるべく早く洗いましょう。放置すると汚れやニオイが落ちにくくなってしまいます。

とくに夏は汗をかきやすいため、週末に1回まとめ洗いをするという人でも、肌着だけは手洗いをする、洗濯する回数を週に2回に増やすなど、なるべく3日以内に洗濯できるように心がけましょう。

2-2.パジャマやルームウェア

冬の場合は数日着る人も多い、パジャマやルームウェア。夏は汗や皮脂汚れが染み込みやすいため、一度着用したら洗濯してください。

エアコンの使用有無など、環境によって異なりますが、夏は寝汗を200~500mlもかくといわれています。

パジャマ

2-3.スカートやズボン

スカートやズボンなどのボトムスは、腰周りや股下に汗や汚れがつきやすいため、夏は一度着用したら洗濯した方が衛生的です。一度の着用で洗濯をしてしまうと、色落ちや伸び縮みが心配な素材でも2~3回着用したら洗いましょう。

3.ひとり暮らしの洗濯のポイント

3-1.脱いだ服を直接洗濯機に入れて放置するのはNG

脱いだ服や使用したタオルなどを、直接洗濯機に入れて放置するのはNG。湿度が高くなることで、菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

毎日洗濯をする人はいいですが、すぐに洗濯をしないときは、通気性のいいランドリーボックスやカゴ、ネット状になっている袋などに入れておきましょう。

洗濯

3-2.お風呂の残り湯を利用する場合、すすぎは水道水で

お風呂の残り湯の使用は、洗いのときだけ。すすぎで使ってしまうと、雑菌がついてしまいます。すすぎは必ず水道水で行いましょう。

3-3.洗濯後はすぐに干す

脱水が終わったあとに、洗濯機の中に洗濯物を放置してしまうと、シワの原因になるだけではなく、雑菌が繁殖してしまいます。

洗濯が終わったら、すぐに干すようにしましょう。

干す

まとめ

夏の洗濯は、なるべく短い頻度で行うことが大切です。ひとり暮らしの場合、1日の洗濯量は多くないので、毎日行わなくてもいいですが、衛生面を考えると2~3日に1回は行うのがベスト。

まとめ洗い派の人も、夏だけは頻度を増やしたり、肌着だけでも手洗いをしたりと、汚れやニオイが定着しないように注意してください。

お気に入りの服をきれいに長く着るためにも、季節を問わず、直接洗濯物を洗濯機に入れない、すすぎは水道水で行うなど、洗濯のコツも覚えておくといいですよ。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。