2022.02.21
新生活が始まるときは、期待に胸が膨らみますが、同時に初めてのひとり暮らしや、新しい土地で過ごすので、不安もありますよね。
新生活を始めるにあたり、まずは家の環境を整えなくてはなりません。生活に欠かせない家電は充実させたいところですが、新生活には何かと出費が多いので「必要最低限のものをとりあえずそろえたい」という人も多いのではないでしょうか。
今回は、新生活に必要な家電やあると便利な家電をご紹介していきます。
家電を購入するときは、設置場所や搬入経路のチェックをしましょう。
「大きいサイズの冷蔵庫や洗濯機を購入したら置けなかった」となったら大変ですよね。大型家電は、置く場所が限られているので、しっかりと測って置けるかどうか確認しましょう。
また、搬入するときに、家電が通れるかも確認が必要です。玄関など室内はもちろんのこと、外の階段やエレベーターなどもチェックしなくてはいけません。搬入経路が狭く、特殊な方法で搬入しなくてはならない場合は、別途運搬料金がかかることもあります。
一軒家やファミリー向けのマンション・アパートは、搬入経路の心配は少ないですが、ひとり暮らしや二人暮らしが多い住居は狭いこともあるので注意が必要です。
新生活を始めるにあたり、最初にそろえたい家電は3つです。この3つがない家庭はほとんどありません。
生活がスタートする前に、必須の家電をチェックしていきましょう。
自炊をしないという人でも必要なのが冷蔵庫。
料理の食材を入れる以外にも、飲み物を冷やしたり、頂き物を入れたりすることがあるからです。
ひとり暮らしであれば、200L前後の冷蔵庫でもいいですが、自炊をする、冷凍食品を多く入れておきたいという場合は、300L台がおすすめです。
二人暮らしの場合も、全く自炊しないという場合は200~300L程度でいいですが、結婚して子どもが生まれる予定があるなど、家族が増える場合は400L以上がベスト。
冷蔵庫は400L以上になると、2ドアではなく野菜室が増えるなど、さまざまな機能が搭載されたモデルが多く、選ぶ幅も広がります。週末にまとめ買いをしたいという人は500L台もありです。冷凍保存することが多いという人は、400L台の冷蔵庫と、冷凍庫のみを購入するのもおすすめですよ。
コインランドリーやクリーニングだけを利用して過ごしている人はほとんどいないので、洗濯機も新生活には必須家電です。
洗濯機には縦型式とドラム式があります。縦型洗濯機は、安価で場所も取らず、洗浄力の高さが魅力的。ドラム式洗濯機は節水でき、乾燥機能に優れているのがメリットです。
洗濯機の容量は、家族の人数×1.5㎏が目安といわれています。まとめて洗濯することが多い人や、シーツや毛布など大きいものを洗いたいときは、+1~2㎏余裕を見ておくといいでしょう。
ひとり暮らしであれば6~7kg、2~3人であれば8~10kg、4~5人の場合は11kg以上がベストです。
電子レンジは温めるだけではなく、野菜の下ごしらえなど、調理の時短に欠かせない家電です。
自炊しない人でも、お弁当や総菜、冷凍食品を温めることもあるので、購入しておきたい家電の一つ。
パンやお菓子も作りたいという人は、オーブン機能がついている高性能なタイプもおすすめです。
すぐになくても困ることは少ないですが、新生活にあると便利な家電も合わせてご紹介します。
最近はSNSやYouTubeを見るという人も多く、あまりテレビを見ないという人も増えています。
しかし、社会人になると、ネットの情報だけではなく、テレビでの情報収集やニュースなどをチェックすることも大切です。
性能のいいテレビを選べば、家で贅沢な映画鑑賞ができるといったこともあるので、新生活にあると充実する家電の一つです。
やかんでお湯を沸かすのは、意外と時間がかかりますよね。急いでいる朝に温かい飲み物が飲みたくても、お湯がなく断念することも。
ポットまではいらないけど、すぐにお湯を沸かしたいという人におすすめなのが「電気ケトル」。火を使わないので安全なのもうれしいポイントです。
日本人の主食であるご飯。自炊する人には炊飯器は欠かせません。
もちろん鍋でも作れますが、ボタン一つで手間なくご飯が炊けるのは、他の調理に集中できるのでありがたいですよね。保温機能もあるので、少し早めに炊けてしまったというときも安心です。
また、炊飯器はご飯だけではなく、パンを焼くなど他の調理に使えることも。
タオルドライの自然乾燥派という人もいるかもしれませんが、髪を濡れたまま放置すると傷みやすくなります。
また、ヘアスタイルを整えるときも、ドライヤーがあると便利ですよね。
最近は手ごろな価格でも機能性が高いドライヤーがたくさんあるので、新生活のスタートに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
フローリングワイパーや粘着テープのみで掃除するには限界があります。
部屋を綺麗に保つためには掃除機を購入しましょう。掃除機にはキャニスター型とスティック型、さらに紙パック式とサイクロン式があります。
吸引力重視ならキャニスター型、場所を取るのが嫌だという人は、スティック型を選ぶと収納に困りません。お手入れするのが面倒な人は紙パック式、衛生面重視の人はダストカップやフィルターが丸洗いできるサイクロン式がおすすめです。
新生活を始めるときは、まず冷蔵庫・洗濯機・電子レンジをそろえましょう。他の家電は予算もあるので、落ち着いてからよく検討しても大丈夫です。
価格が下がる時期など、お得に買えるときを狙いましょう。
ただし、必須ではないといっても、掃除機やテレビは早めに購入したいところですね。
部屋の家電を充実させることは、ストレスフリーな生活ができるので、さまざまな場面でいい影響をもたらします。しっかりと準備をしておきましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。