掃除機に頻繁に髪の毛が絡まる!その原因と対処法は?

2021.11.15

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掃除機がなかなかゴミを吸い取らないと、壊れたのかもしれないと心配になってしまいますよね。

掃除機の紙パックを変えたり、ダストボックスの中のゴミを捨てても吸引力が悪い原因は、掃除機のヘッドに絡まってしまった髪の毛のせいかもしれません。

今回は掃除機に髪の毛が絡まる原因や対処方法を、くわしく解説していきます。

1.掃除機に髪の毛が絡まる原因

ゴミを吸い取ってくれるはずの掃除機に、なぜ髪の毛が絡まってしまうのでしょうか。まずは掃除機に髪の毛が絡まる原因を見ていきましょう。

1-1.掃除機の回転ブラシに絡まる

掃除機のヘッドに回転ブラシがついていると、髪の毛や糸など棒状の長いものを巻き取りやすくなります。

髪の毛や糸が絡まると回転ブラシの動きが悪くなり、故障の原因にもなるので気をつけましょう。

1-2.回転ブラシのサイドにカバーがついていない

掃除機のヘッドには、動きをよくするためにサイドにローラー(車輪)がついています。

回転ブラシのサイドにカバーがついていない場合、ローラーに髪の毛が絡まることがあります。

ローラーに髪の毛が絡まると動きが悪くなるため、吸引力が落ちるだけではなく、床を傷つける危険性もあるので注意しましょう。

1-3.長い髪やペットの毛は特に絡まりやすい

短い髪の毛は絡まることなくスムーズに掃除機に吸い込まれていきますが、長い髪の毛は巻きついてしまうため、絡まりやすいです。

また、犬や猫などが長毛の場合も絡まりやすいので注意したいところ。回転ブラシのこまめな手入れが大切です。

2.絡まった髪の毛の対処方法

どんなに気をつけていても、掃除機に髪の毛や糸が絡まってしまうことはあります。そのため、こまめに絡まった髪の毛を取り除くことが大切です。

掃除機に髪の毛が絡まってしまったときの対処方法をチェックしましょう。

2-1.ハサミやピンセットで取り除く

掃除機に絡まってしまった髪の毛は、ハサミで切って手で引っ張れば簡単に取ることができます。ただし、ブラシやヘッドを傷つけないように気をつけましょう。

ハサミで切ることが難しいローラーなど、細かい部分に絡まってしまった髪の毛は、ピンセットを使って取り除きます。手芸用のリッパーも活躍します。

2-2.水洗いが可能な場合は水洗い

髪の毛以外にも掃除機の汚れがひどいときは、分解してきれいにするのがおすすめ。回転ブラシやノズルを水洗いするといいでしょう。

ただし、水洗いはできるものとできないものが存在します。メーカーや種類によっても違うので、取扱説明書を必ず確認してから行ってください。

モーターがついている回転ブラシは、水洗いができないことがあります。

3.髪の毛が絡まないようにするには

髪の毛が長い家族が多い、ペットを飼っているなど、髪の毛などが絡まりやすい状況であれば、掃除機をかける前に髪の毛を取り除いておくといいでしょう。

カーペットであれば粘着テープ、床や畳であればフローリングワイパーで髪の毛を取り除いてから、掃除機をかけると絡まりにくいですよ。

まとめ

掃除機に髪の毛が絡まると、吸引力が悪くなるだけではなく、故障の原因にもなるのでこまめな手入れが必要です。

忙しくなかなか掃除機の手入れができないという人は、回転ブラシのない掃除機や髪の毛が絡みにくいヘッドの掃除機を購入すると、掃除機に髪の毛が絡まるストレスから解放されますよ。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。