2022.02.21
春から新生活という人は、部屋選びが終わったら、家電や家具などをそろえなくてはいけないので大忙しです。「ひとり暮らしをしていて家電はそろっているけど、二人暮らしを始める」という人は、洗濯機の容量が小さいという人もいるでしょう。
決して安いものではなく、何度も買い替えるわけではないので、納得のいく洗濯機を選びたいものです。
今回は、洗濯機の二人暮らしの洗濯機の選び方をくわしくご紹介します。
洗濯機には大きく分けると「縦型洗濯機」と「ドラム式洗濯機」がありますが、洗濯槽が縦と横になっているだけで、他に違いがあるの?と思っている人も多いのではないでしょうか。実は選ぶときに重要な細かい違いがあるのです。
縦型洗濯機は、洗浄力の高さが魅力的です。たっぷりの水で洗うので、頑固な汚れもすっきりと落とすことができます。
縦型洗濯機は、コンパクトなサイズのものも多いので、狭いスペースに置きたいという人にもおすすめです。二人暮らしを始めるけど、とりあえずどちらかがひとり暮らしをしていた家に住むといったときには、場所が限られるのでコンパクトなサイズだとありがたいですよね。
また、ドラム式洗濯機よりも、安価で購入できるのもうれしいポイントです。新生活を始めるには、家電以外にもお金がかかるので助かりますよね。
縦型洗濯機は、使用する水の量が多いため、節水できないというデメリットがあります。また、汚れを落とすために衣類同士をすり合わせるので、傷みやすいという難点も。
最近では、乾燥機能がついた縦型洗濯機も増えていますが、ドラム式洗濯機とくらべると、しっかりと乾燥できないことがあります。
共働きで家事をする時間が限られているので、洗濯は乾燥までしっかりしたいという人は、ドラム式洗濯機の方が便利です。
ドラム式洗濯機は、たたき洗い。上から下へ落とすことで、衣類の汚れを落とします。そのため、使用する水の量が少なく、節水することができます。
また、ドラム式洗濯機は、乾燥機能が優れているため、衣類が驚くほどふわふわに。縦型洗濯機よりも空気に触れる面が多いため、ふんわりと仕上がるのです。
ドラム式洗濯機は、節水にはなりますが、少ない水で洗うため、縦型洗濯機よりも洗浄力が弱いというデメリットがあります。色移りをしてしまう可能性も高いので注意が必要です。
サイズも大きいため、ファミリー向けの物件や一軒家に住むという場合はいいですが、狭い部屋には置きにくいのもデメリットといえるでしょう。
一人当たりの一日の衣類の量は、約1.5 kgといわれています。洗濯容量は一人当たりの一日の衣類の量と、人数、洗濯までの日数をかけることで計算することができます。
二人暮らしの場合は「1.5kg×2人×洗濯までの日数」となるため、最低でも3kgの洗濯容量は必要ということになります。
しかし、毎日洗濯するという人は少なく、冬は厚手の服が多く容量も増えるため6kg程度の洗濯機を選ぶのが一般的です。
週末にまとめて洗濯をする、シーツなど大きいものも洗いたい、家族が増える予定があるという人はゆとりを持って8~10kgを選ぶといいでしょう。
ちなみに洗濯容量と乾燥容量は違い、乾燥容量の方が少なくなっています。乾燥機能付きの場合は「乾燥容量」も必ずチェックしましょう。
二人暮らしの場合、マンションやアパートなどの集合住宅に住むことが多いため、洗濯機の静音性も重要です。
洗濯機は洗濯・脱水・乾燥とそれぞれ音の大きさが違い、一般的には乾燥のときの音が一番大きいといわれています。
洗濯機によっては「ナイトコース」など音を抑えて洗うことができる機能や、インバーター制御ありと記載してある静音性に優れたタイプもあるので音が気になる、夜に洗濯することが多いという人は注目してみてください。
洗濯機を選ぶときは、置き場所や搬入経路もチェックしましょう。
余裕を持たせて少し大きいサイズの洗濯機を購入したら、置くスペースがなかったとなっては大変です。洗濯機を置く場所は限られているので、しっかりと置き場所を確認しましょう。
また、搬入するときに、洗濯機が通れるかも確認しましょう。搬入経路が狭く、特殊な方法で搬入しなくてはならない場合は、別途運搬料金がかかることもあります。
ファミリー向けのマンションやアパートは、搬入経路は広めなことが多いですが、二人暮らしが多い住居は狭いことも。洗濯機に限らず、大きめの家電を購入するときは、忘れずにチェックしましょう。
ドラム式洗濯機は、置く場所を考慮してドアが右開きか左開きかを確認する必要があります。また、扉を全開にしたときにどのくらいのスペースが必要であるかも調べておきましょう。全開にできない場合、洗濯物の出し入れがしにくくなってしまう可能性があります。
最近の洗濯機には便利な機能がたくさんついています。しかし、機能があればあるほど、価格は上がるので、不要な機能がついているものを選び高くつくのは避けたいところ。
「洗剤自動投入機能」がついているものは洗剤の入れ忘れを防ぎいちいち測る必要がなく、こぼすリスクを減らすことができるうれしい機能ですが定期的に掃除が必要なため、面倒だなと感じる人はついていない方がいいかもしれません。
結婚して二人暮らしとなり、今後子どもが増える予定があるという人は、「チャイルドロック機能」をチェック。ドラム式洗濯機は密閉性が高く、誤って子どもが中に入ってしまうととても危険です。
付加機能は便利ではありますが、デメリットもあるので、しっかりと確認しましょう。
なにかと新生活にはお金がかかるので、洗濯機がどのくらいの値段なのか、ある程度把握しておきたいですよね。二人暮らしにちょうどいい7~10kgサイズの洗濯機の金額相場をチェックしておきましょう。
縦型洗濯機の金額相場は、5~6万円です。
洗濯機の機能によって、値段が変わってきます。乾燥機能がついている洗濯機の場合は、9万円前後になります。
ドラム式洗濯機の金額相場は、20万円前後。
縦型洗濯機同様、機能によって値段が変化し、乾燥機能が付いているものは高くなります。
10万円以下のドラム式洗濯機はなかなかないので、縦型洗濯機よりも多く用意しておきましょう。
「AQW-GV80J」は洗濯容量が8kgなので二人暮らしでも余裕のサイズです。シーツや毛布などの大きいものも洗うことができますよ。
縦型洗濯機ですが、「3Dパワフル洗浄&高濃度クリーン浸透RX」機能搭載のため、衣類のダメージを抑えてキレイに洗い上げることができます。
P&Gアリエール・ボールドと共同開発した「ジェルボールコース」もあります。
「AQW-GVX90J」には「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能が搭載されているので、入れ忘れを防ぐことができます。ガンコな汚れもしっかりと落としてくれる「パワフル泡浸透&3Dパワフル洗浄」に、エリ・ソデ汚れを真っ白にできる「らくらくSONIC(超音波洗浄機)」機能がついているため、仕事などでYシャツやブラウスをよく着るという人にもおすすめですよ。
「AQW-GVX90J」は家族が増えても安心の9kgまでとなっています。
AQUAのドラム式洗濯機「AQW-FV800E」は、リフレッシュ浸透洗い・パワフルたたき洗い・ローリングもみ洗いの3ステップで汚れを落とすので皮脂汚れや黄ばみを落とす能力も高く、「泥んこ予洗いコース」も搭載されている洗浄力に優れているドラム式洗濯機です。
節水したいけど、汚れ落ちも気になるという人におすすめ。うれしい除菌機能もついています。
スタイリッシュなデザインで部屋の雰囲気を壊さないので、インテリアにこだわる人にも人気です。
二人暮らしをするときの洗濯機は、サイズはもちろん大事ですが、どこに重点を置くかで選び方が変わってきます。
とにかく購入費用を抑えて、邪魔にならないように置きたいという人は縦型洗濯機がおすすめ。購入費用はかかっても、水を節約したい、乾燥機能が優れているものがいいという人はドラム式洗濯機を選びましょう。
他にも、置くスペースや搬入経路はよく確認することが大切です。
一緒に住むパートナーと相談して、納得の一台を見つけましょう!
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。