電子レンジの正しい処分方法は?6つの処分方法を解説!

2023.01.23

電子レンジを新しく購入したときに、古い電子レンジの処分はどうしたらいいのでしょうか?

電子レンジは家電リサイクル法ではなく、小型家電リサイクル法の対象となります。

今回は電子レンジの正しい捨て方や、捨てる以外の処分方法もご紹介していきます。

1.電子レンジは小型家電リサイクル法の対象となっている

「小型家電リサイクル法」とは家電製品に多く含まれている鉄・銅・レアメタルなど、再利用できる有用金属をリサイクルするための法律で2013年4月1日から施行されています。

電子レンジやドライヤー、携帯端末など使用済小型家電製品が対象品目となっており、これら対象品目となった使用済小型家電製品の収集運搬料金の徴収はありません。

ただし、これらの対象品目の回収方法は自治体によって異なり、不燃ごみや粗大ごみとして回収する自治体もあれば、不燃ごみ・粗大ごみとしての回収を行わず専用のボックスや窓口を設けている自治体もあるのです。

2.電子レンジの処分方法6選

2-1.住んでいる自治体で粗大ゴミとして処分する

まずはご自身がお住まいの自治体に、電子レンジの正しい処分方法を問い合わせる必要があります。

その上で、「粗大ごみ」として電子レンジを処分する手順を紹介します。

  1. 自治体の粗大ゴミを受け付けてくれるセンターなどに問い合わせ
  2. センターで確認した金額の粗大ゴミの処理券をコンビニなどの販売店で購入
  3. 粗大ゴミの処理券を電子レンジの見えやすい部分に貼り付ける
  4. 収集日に指定の場所に電子レンジを置いておく

一般的な流れは上記のとおりですが自治体によって少しずつルールが違うため、詳しくは「自治体名 粗大ゴミ」で検索してみてください。

自治体によっては小さいものであれば不燃ゴミとして出せるケースもあります。不燃ゴミの場合は、自治体専用の燃えないゴミの袋に入れて収集日に出すだけです。

2-2.行政の処分場に持ち込み

行政の指定の処分場へ持ち込んで処分するという方法もあります。
地域によって営業日や引き取り方法が違うため、ホームページなどで確認してから持ち込みましょう。

行政 処分場

2-3.新しいものを購入した際に家電量販店へ処分を依頼

電子レンジは家電リサイクル法の対象外です。ちなみに家電リサイクル法が適用されるのは、エアコン・冷蔵庫・テレビ・洗濯機となっています。

新しい電子レンジを購入する場合は、家電量販店で処分をお願いするといいでしょう。

無料で引き取ってくれるだけではなく下取りをしてくれるところもあるので、購入時に確認してみるとお得に買える可能性も。

購入せず引き取りだけの場合は費用がかかることが多いため、家電量販店へ確認しましょう。

2-4.リサイクルショップで売却する

まだ使える電子レンジの場合はリサイクルショップで売却すると、下取りに出すよりも高くなることもあります。リサイクルショップで電子レンジを売却するときは綺麗に掃除をする、付属品などもすべて持っていくと高く売れます。

とくに新しい電子レンジや有名なメーカーの電子レンジの場合は、高額で買い取ってもらえる可能性ありです。買い取り金額に幅があるので、いくつかのリサイクルショップに査定をお願いするのがおすすめ。

リサイクルショップ

2-5.不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は、使える電子レンジはもちろんのこと、壊れているものでも引き取ってもらえます。

電子レンジは小型でも重量があるので、車がない人は家まで回収に来てもらえるのは助かりますよね。

電子レンジの他にも引き取ってもらいたい家電があるときは、まとめて処分できるというメリットも。

不用品回収業者

悪質な不用品回収業者には要注意

悪質な不用品回収業者には注意しなくてはなりません。回収業者は住んでいる自治体の「一般廃棄物処理業」や委託が必要ですが、無許可で行っている業者があるのです。

無許可の回収業者は、不法投棄をしたり、不法な処分方法で有害物質を発生させていたり、さまざまな人に迷惑がかかります。

手間もかからず、しかも無料、さらに他のものもまとめて処分するなんていううたい文句で誘ってきますが、あとからすべて無料ではなく一部料金がかかるなどといわれ、高額請求のトラブルなどもあるので気をつけましょう。

街中をトラックで常に巡回している業者や、チラシに「無料で回収します」「一番高く買い取ります」などと、過剰に宣伝が書かれている業者は危険です。

2-6.フリマアプリでの売買や地域掲示板での譲渡

電子レンジはフリマアプリやオークションを利用して、自分で販売することも可能です。

梱包や発送する手間はかかるものの、リサイクルショップより高く売れることもあります。

ただし、必ず売れるわけではなく、売れるまで保管しておく必要があるため、なかなか買い手がつかない場合は、他の処分方法を考えることをおすすめします。

地域の掲示板を利用して、譲渡する方法もありますが、こちらもしばらく経っても貰い手が見つからないときは、他の方法を検討しましょう。

フリマアプリ

まとめ

電子レンジの処分は、地方自治体の処分方法に従う必要があります。

まだ使用できる電子レンジは、リサイクルショップやフリマアプリなど、売却を考えるのもおすすめです。高額で引き取りしてもらえなくても、処分する料金がかからず、お小遣いができるのはうれしいですよね。

「今のところ使用できるけど…随分古いし、いつ故障してもおかしくない」という電子レンジは不用品回収業者に依頼するという方法も。ただし、悪質な不用品回収業者もあるので充分に注意しましょう。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。