キンメダイやわかさぎなど、2月が旬の水産物の保存方法を解説

2022.02.03

サバ

一年中置いてある野菜や水産物でも、旬の季節が一番おいしいですよね。

おいしいだけではなく、季節に合った食事をすることは、必要な栄養素を摂ることができ、健康的な身体を作れます。

今回は2月に旬を迎える、キンメダイ・さわら・わかさぎ・サバ・鯛の正しい保存方法をご紹介します。

旬のうちに買いだめしたいという人も、要チェックですよ。

1)2月に旬を迎える魚の保存方法

1-1)キンメダイの保存方法

1.キンメダイを保存するときは、まずは鱗と内蔵を取り除き、頭を落とします。その後、できるかぎり血を取り除くことが最大のポイント。血は雑菌が繁殖しやすいからです。

2.頭の部分は、エラやエラの後ろに血合いがあるため、流水に当てながら血をかき出していきます。

3.キンメダイは腹に黒い腹膜があります。血合いを取る前に、手で取り除きましょう。

4.腹膜が取れたら、中骨のキワにある血合いをかき出します。血合いの固まりは指で取れますが、指が入りにくいところは、綺麗な歯ブラシなどを使うといいでしょう。

5.完全に血合いが取れたら、お腹にペーパータオルを詰めて、水分をしっかりと拭き取ります。中の水分が完全に拭き取れたら、外側もペーパータオルで水分を丁寧に拭き取りましょう。

6.魚についた水分がすべて拭き取れたら、キッチンペーパーをお腹に詰めて、外側もキッチンペーパーで包み、その上からラップでしっかりと密閉し、冷蔵庫で保存します。

この方法で、2~3日鮮度を保つことができますが、1日に1回水分を拭き取り、ペーパータオルを交換した方がいいでしょう。

キンメダイ

1-2)さわらの切り身の保存方法

12~2月にかけての冬が旬のさわら。関東などでは、産卵期前の一番脂がのった「寒鰆」が大人気です。

さわらの正しい保存方法を、冷蔵と冷凍にわけて見ていきましょう。

冷蔵保存で保存する場合

さわらの切り身を冷蔵で保存する場合は、ペーパータオルで表面の水分をよく拭き取ります。空気に触れないように、ラップでしっかりと密閉し、ジッパーつきの保存袋に入れ、チルド室で保存しましょう。

冷蔵保存の場合、なるべく早く食べた方がいいです。2~3日のうちには食べきりましょう。

「冷凍するほどでもないけど、1~2日の間には食べないかも」という場合には、醤油や味噌などで下味をつけてから冷蔵保存するのもおすすめです。

冷凍保存で保存する場合

さわらを冷凍で保存する場合も、ペーパータオルで表面の水分をよく拭き取り、ラップでしっかりと密閉し、フリーザーバッグに入れて保存しましょう。

早く食べるに越したことはないですが、冷凍保存なら2週間程度日持ちします。

さわらを解凍するときは、冷蔵庫で。常温保存や電子レンジは、温度が急激に変化するため、ドリップが出やすいです。

氷水で解凍してもOKですが、傷みやすいため長時間放置するのはやめましょう。

さわら

1-3)わかさぎの保存方法

天ぷらやから揚げにすると、大人も子どももぱくぱくと食べてしまうわかさぎ。

冬の脂がのったおいしいわかさぎの、正しい保存方法を見ていきましょう。

保存をする前の下準備

保存する前に、わかさぎをしっかりと洗いましょう。

ボウルに氷と水、そして塩を入れて、濃く冷たい塩水を作り、その中でわかさぎを洗います。

最後にザルに入れて、塩を落とすために、流水で軽くすすぎましょう。

寒い冬にはつらい作業ですが、生臭さと表面のぬめりが取れ、身がしまっておいしくなりますよ。

内蔵は取らなくてOKです。

冷蔵保存する場合は調理をしてから

わかさぎは生で保存すると、3日程度しか日持ちしません。水あげから3日なので、スーパーに並んでいるわかさぎは、その日の内に食べた方がいいといえます。

そのため、冷蔵保存する場合は、調理をしてからにしましょう。素揚げをしてマリネや南蛮漬けにすると、1週間程度保存が可能です。

冷凍保存は氷漬け冷凍がおすすめ

わかさぎを生で保存したいのであれば、迷わず冷凍しましょう。

おすすめは氷漬け冷凍。わかさぎを1回分ずつ小分けにフリーザーバッグに入れ、氷水を注ぎ、空気をしっかりと抜いて口を閉じ、冷凍庫に入れます。

氷水は入れすぎると、凍ったときに体積が増えて袋が破ける可能性があるので、8分目くらいが目安です。

わかさぎを氷漬け冷凍にすると、冷凍焼けを防げるので、長期間保存ができますが、1ヶ月以内に食べるのがおすすめです。

普通に冷凍をする場合は、洗ったわかさぎをバットに並べます。頭の向きを交互に並べると、一つのバットでより多くのわかさぎが保存できます。並べたら上からラップをしっかりとかけ、バットごとビニール袋に入れて冷凍します。

バットはプラスチックよりも、熱伝導率の高いアルミやステンレスの方が早く凍りますよ。

1時間ほどして、わかさぎが凍ったのを確認したら1尾ずつ外し、一度に使う分をラップで小分けにして、フリーザーバッグに入れ、冷凍しましょう。

普通に冷凍をしたときは、冷凍焼けを起こしやすいので、なるべく早めに食べましょう。

わかさぎ

1-4)サバの切り身の保存方法

サバは真サバとゴマサバに分けられます。真サバの旬は11~2月。本サバや平サバと呼ばれることも。地域によってブランド化もされています。

それでは、早速サバの切り身の正しい保存方法を見ていきましょう。

冷蔵保存する場合

サバの切り身を冷蔵保存する場合は、ペーパータオルで水気をしっかりと拭き取り、ラップに包み、保存袋に入れて、冷蔵庫に入れます。

サバは鮮度が落ちるのが早いです。冷蔵保存の場合は、その日のうちに食べた方がいいでしょう。

冷凍保存する場合

サバを購入して、その日のうちに食べないのであれば、すぐに冷凍しましょう。

サバの切り身に塩をふり、表面に出てきた水分をペーパータオルで拭き取ります。ラップでしっかり密閉したら、フリーザーバッグに入れて、冷凍庫へ。

冷凍保存の場合は、2~3週間を目安に食べきりましょう。

味噌漬けなど下味をつけると、3~4週間保存することができますよ。

サバ

1-5)鯛の切り身の保存方法

「めでタイ」なんていわれる縁起物の鯛を、余ったからといって捨てたり、ダメにしてしまったりするのは避けたいですよね。

鯛の切り身を冷蔵と冷凍、漬け込みで保存する方法を見ていきましょう。

冷蔵庫で保存する場合

鯛の切り身を冷蔵で保存する場合は、表面についた水気をペーパータオルで拭き取り、1枚ずつラップに包み、保存袋に入れてから、冷蔵庫のチルド室やパーシャル室など低温で保存します。

チルドなら2~3日、パーシャル室なら10日前後の保存が可能です。

冷凍庫で保存する場合

鯛の切り身を冷凍で保存する場合は、ボウルにいれた氷水または塩水に浸け、1枚ずつラップに包み、冷凍用の保存袋に入れてから金属製のトレーに乗せて冷凍庫へ

水気は拭き取らなくて大丈夫です。この方法で2~3週間は保存できます。

漬け込みで保存する場合

鯛の切り身は下味をつけると、保存性が高まり、すぐに調理できるので便利です。下味をつけると冷蔵で1週間、冷凍で2~3週間保存できます。

鯛の切り身と調味料を、一緒に保存袋や保存容器に入れて保存します。

洋風で楽しみたいなら、オリーブオイル・塩・胡椒・にんにく・ハーブ・レモン汁などを入れた、オイル漬けがおすすめ。

和風なら、味噌・酒・みりんで濃厚な味噌漬け、醤油・酒・みりん・生姜でさっぱりとした醤油漬けもいいですよ。

真鯛

まとめ

旬の魚は正しく保存することで、おいしい状態を保つことができます。面倒でも買ってきたトレーのまま保存しないようにしてくださいね。

ひと手間かかりますが、下処理をすることはとても大切なことです。

冷凍する期間が長くなるときは、下味をつけると保存期間が少しのび、調理も楽なので試してみてくださいね。