オクラの長期保存は冷凍がおすすめ!オクラの保存方法を解説。

2022.11.07

オクラ

他の野菜にはない、シャキッとした食感とネバネバが持ち味のオクラ。

和え物やサラダなど、さまざまな料理に活躍します。同じくネバネバした納豆やとろろなどとも相性がいいですよね。

オクラは1~2本で売られていることはあまりないため、一人暮らしなど人数が少ない場合は余らせてしまうことも。

オクラは野菜なので、普通に冷蔵庫に入れるだけでいいのでしょうか?今回は、オクラの正しい保存方法をくわしく解説します。

1.オクラの冷蔵保存は野菜室へ

オクラは低温と乾燥に弱い野菜。冷蔵保存の場合は、冷蔵室ではなく野菜室へ入れましょう。

1-1.ビンがある場合はビンに入れて長持ち【保存期間:約1週間】

オクラは水を入れたビンに立てて入れることで、長持ちさせることができます。

ビンにオクラの切り口が浸かるくらい(1㎝程度)の水をいれてください。

水を吸収しやすいように、オクラのヘタの部分を切り落とし、逆さにして瓶に入れます。ビンのフタがあるときは、閉めましょう。フタがない、オクラが飛び出ている場合は、ラップと輪ゴムを使い密閉します。

2日に1回程度、水を替えることを忘れずに。目安は1週間程度ですが、オクラが柔らかくなってきたときは早めに使ってくださいね。

1-2.ビンがない場合はペーパータオルとポリ袋で包む【保存期間:約4~5日】

ビンがないときは、オクラをペーパータオルに包み、ポリ袋や保存袋に入れて、野菜室へ。

ビンに水を入れたときよりは、少し短くなりますが4~5日は保存できます。

1-3.茹でたオクラは冷蔵では日持ちしない

茹でたオクラは、冷蔵では日持ちしないため、なるべく早く食べきることがベスト。

1~2日以内にどうしても使い切らない場合は、冷凍しましょう。

オクラ

2.オクラを長期保存する場合は冷凍庫へ【保存期間:約1ヶ月】

オクラを長期保存するのであれば、冷凍がおすすめ。

オクラを冷凍保存するときは、そのまま冷凍するのではなく、ちょっとした工夫が必要なので覚えておきましょう。

2-1.生のまま冷凍する

オクラを生のまま冷凍するときは、まな板などの上で塩をまぶし、手のひらでゴロゴロと転がしてください。このひと手間を加えることで、表面の産毛が取れて、食感がなめらかになります。

ヘタを切りおとし、ガクの部分を包丁で一周剥いたら、2~3本ずつラップに包み、保存袋に入れて冷凍庫へ。

調理するときは、解凍せずそのまま使用できます。カットしたいときは、2~3分常温に置けば、すぐに包丁で切れますよ。

2-2.下茹でしてから冷凍する

サラダなどに使用したいときは、下茹でしてから冷凍するといいでしょう。

まずはヘタとガクをカットしてください。

沸騰したお湯でさっと火を通してもいいですが、電子レンジでもOK。オクラをお皿に並べ、ふんわりとラップをかけたら、500Wで約1分加熱してください。

粗熱が取れたら、2~3本ずつラップに包み、保存袋に入れて冷凍庫へ。

加熱済みなので、すぐに調理に使うことができ便利です。

2-3.レンジで加熱してから刻んで冷凍

オクラは冷凍する前に、カットしておくのもおすすめです。

ヘタとガクをカットして、オクラをお皿に並べ、ふんわりとラップをかけたら、500Wで約1分加熱します。

粗熱が取れたら輪切りにして、保存袋に入れて冷凍庫へ。

使いたい分だけをすぐに使用することができ、時短になりますね。

オクラ

3.黒くなったオクラは食べても大丈夫?

保存しているときに、オクラが黒っぽくなったり、一部に黒いものがついていたりすることがありますが、低温障害や傷が酸化して黒くなった可能性が考えられます。

多少、味は落ちるものの、このようなオクラを食べても問題はありません。

ただし、表面だけではなく切り口や中の種など、全体的に黒っぽくなっているものや、水分が抜けシワシワになっているもの、表面にぬめりがある、異臭がするといった場合は、オクラが傷んでいるサインです。

たとえ買ってきたばかりだとしても、このような状態になったオクラを食べるのは控えましょう。

まとめ

オクラは冷蔵保存が可能ですが、ビンに立てるなどの工夫をしても、長期保存には向きません。

1週間以内に使いきれないとわかっているときは、冷凍保存がおすすめです。

そのまま冷凍してもいいですが、茹でてから冷凍すれば、すぐに調理に使うことができるので便利ですよ。

オクラは時間が経つと、黒っぽくなってくることも。低温障害など食べられる場合もありますが、傷んでいる可能性もあるため、よく様子を見て判断してください。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。