3月に旬を迎える野菜の保存方法を解説

2022.03.04

レタス

一年中ある野菜でも、旬の季節は特別ですよね。味や食感も旬が一番よく、栄養もたっぷり摂れる野菜も多いです。

3月に旬を迎える野菜には、どのようなものがあるのでしょうか?

今回は3月に旬を迎える野菜や果物の、おいしさをしっかりと保つ、正しい保存方法をくわしくご紹介します。

1)3月が旬の野菜の保存方法

3月が旬の野菜は、アスパラガス・ニラ・レタス・チンゲンサイ・豆苗などです。

それぞれの正しい保存方法を見ていきましょう。

1-1)アスパラガスの保存方法

そのまま食べてもシャキシャキとしていておいしいですが、付け合わせとしても活躍し、お弁当でも大人気のアスパラガス。

保存方法を間違うと、水分がとんでしまうことも。正しい保存方法を見ていきましょう。

冷蔵保存する場合

アスパラガスを冷蔵保存する場合は、根元の部分を少しだけ切り落とします。アスパラガスを立てることができる高さのビンやペットボトルを用意して、湿らせたペーパータオルを底に敷きます。

根元を下、穂先を上にして、上からポリ袋やラップをかけて、冷蔵庫に置きます。

アスパラガスは2.5℃程度の環境で保存することが望ましいので、野菜室ではなく冷蔵庫に入れましょう。
冷蔵の保存期間は、2~3日が目安です。

冷凍保存する場合

アスパラガスを冷凍保存する場合は、根元の部分を少しだけ切り落とします。根元の硬い部分はピーラーを使って表面を削りましょう。はかまの部分は、硬そうな部分や食感が気になるというときは、取り除きます。

サッと下茹でを行ってから冷凍します。通常であれば3分ほど茹でますが、1~2分でOK。少し硬めに茹でておきましょう。

食べやすい大きさにカットしてから、ペーパータオルなどで水気をしっかりと拭き取り、重ならないようにフリーザーバッグに入れます。寝かせた状態で冷凍庫に保存しましょう。

しっかりと凍った後は、向きを変えても大丈夫です。冷凍の保存期間は、2~3週間が目安となっています。

アスパラガス

1-2)ニラの保存方法

強い香りが食欲をそそるニラ。定番である餃子はもちろんのこと、炒め物にしてもスープにしてもおいしいですよね。

根元を持つとピンッと伸びているニラは、新鮮な状態です。おいしい状態を保つための保存方法を見ていきましょう。

冷蔵保存する場合

すぐに使う場合は、野菜室へ。束ねてあるテープや袋は外し、乾燥を防ぐようにペーパータオルで巻いてから立てて保管しましょう。

1日以上あとになる場合は、使いやすいサイズにカットしてから保存容器に入れ、かぶるくらいの水を注ぎましょう。あとはフタを閉めて、野菜室に入れるだけです。

3日に一回程度、水を取り換えましょう。この方法で10日ほど保存できます。

冷凍保存する場合

ニラがたくさんあるときは冷凍保存がおすすめ。

使いやすくカットして、フリーザーバッグに入れて、寝かした状態で冷凍庫へ入れるだけです。

たくさんあるときは、さまざまな料理に活用できるよう、ざく切りとみじん切りなどにわけて保存するのもあり。しっかりと凍った後は、向きを変えても大丈夫です。

ニラ

1-3)レタスの保存方法

サラダには欠かせない一年中ある野菜ですが、春に旬を迎えます。
基本的に日持ちがしないレタスですが、みずみずしさをキープするコツを見ていきましょう。

まるごと冷蔵保存する場合

レタスをまるごと冷蔵保存する場合は、ポリ袋に入れて野菜室に入れましょう。

乾燥を防ぐことも大切ですが、水っぽくなりすぎないようにするのもポイント。ペーパータオルを湿らせて入れる、包むなどはしなくても大丈夫です。

まるごとであれば、1週間から10日保存できます。

カットして冷蔵保存する場合

カットしたレタスは、切り口から傷み始めます。湿らせたペーパータオルを保存容器に敷き、その上にレタスを乗せて包んで、フタをしっかりと閉めて冷蔵庫へ。

保存期間は1~2日。なるべく早めに食べきりましょう。

冷凍保存する場合

冷凍保存する場合は、カットして洗ったあとにしっかりと水気を切り、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。

2週間程度持ちますが、解凍して生で食べるのは、食感がよくないので向きません。加熱調理するものに使用しましょう。

レタス

1-4)チンゲンサイの保存方法

シャキッとした食感が楽しいチンゲンサイ。鮮やかな色も食欲をそそりますよね。

しかし、使い切らずいつの間にか傷んでしまったという経験がある人も、多いのでは?保存のコツを早速チェックしていきましょう。

冷蔵保存する場合

チンゲンサイを冷蔵保存する場合は、黄色く変色している葉は傷んでいるので取り除き、湿らせたペーパータオルで全体を包みます。ポリ袋に入れて、葉を上にして立てた状態で野菜室に入れましょう。

寝かせると葉が傷みやすいので、チンゲンサイが自立しないときはビンやペットボトルを活用すると傷みにくくなります。

冷蔵の保存期間は、1週間程度。カットしてしまった場合は、2~3日で使い切りましょう。

冷凍保存する場合

チンゲンサイを冷凍保存する場合は、黄色く変色している葉は傷んでいるので取り除き、水洗いをします。切らずにそのまま熱湯でサッと茹でます。茹で加減は硬めに茹でましょう。

茹でたら冷水にさらし、水気をしっかりと絞ったら、食べやすい大きさにカットしましょう。使いやすい量に小分けにしてラップで包み、フリーザーバッグに入れて冷凍します。

冷凍の保存期間は、1ヶ月程度です。

チンゲンサイ

1-5)豆苗の保存方法

生でサラダもいいですが、炒め物やスープ、鍋など、さまざまな料理に活躍する豆苗。

根がついたまま、保存してしまうのはNG。正しい保存方法を見ていきましょう。

冷蔵保存する場合

豆苗を冷蔵保存する場合は、根元から切って水洗いをし、保存容器に入れ、かぶるくらいの水を注ぎましょう。あとはフタを閉めて、冷蔵庫または野菜室に入れるだけです。

3日に一回程度、水を取り換えましょう。この方法で10日ほど保存できます。

冷凍保存する場合

豆苗を冷凍保存する場合は、根元から切って水洗いをし、ペーパータオルなどを使い、よく水気を切りましょう。あとはフリーザーバッグに入れて、冷凍するだけです。

冷凍の保存期間は、1ヶ月程度です。

豆苗

まとめ

3月に旬を迎える野菜や果物の保存方法をご紹介しました。

旬の野菜は、正しい保存方法でおいしい状態をキープしましょう。野菜は冷蔵保存の場合は、基本的にはえているときと同じ状態で保存するのがポイントです。

旬なのでもらいすぎてしまった、買いすぎてしまったというときは、冷凍保存も検討してくださいね。

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