2024.07.31
キャベツは長持ちするイメージがあるため、ついつい1玉を手に取ってしまいますが、最後まで使い切れなかった経験がある人もいるのではないでしょうか?
鮮度を保てないのであれば、1/2や1/4で購入し早く使い切った方がいいかもしれませんが、割高に感じますよね。
そこで今回は、おいしいキャベツを長く食べるために、正しい保存方法を詳しく解説します。
キャベツは暑さに弱い野菜です。保存するときの温度は0℃が適しています。(参照元:農研機構「野菜の最適貯蔵条件」)
メーカーや機種によって差はありますが、一般的に冷蔵庫の冷蔵室は0~3℃、野菜室の温度は4~8℃の設定になっています。そのため、キャベツは野菜ですが、冷蔵室が適しているといえるでしょう。
キャベツは1玉になると大きいのでスペースが確保できない場合は、野菜室で保管しても問題はありませんが、鮮度をキープするには冷蔵室がおすすめです。
キャベツは収穫した後も、芯の先端にある成長点から成長を続け、葉の栄養が芯に取られてしまいます。1玉購入したときは、芯をくり抜いて濡らしたキッチンペーパーを詰め、キャベツ全体を新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵保存をしましょう。
1.キャベツの芯をくり抜き、濡らしたキッチンペーパーを詰める
芯の周りに1周切れ込みを入れて、手で取り除きます。
2.キャベツ全体を新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で冷蔵保存
2-2.キャベツ1玉を冷蔵保存できる期間の目安
キャベツを丸ごと冷蔵保存した場合は、3週間から1ヶ月程度保存できます。
2-3.1玉丸ごと冷蔵保存する時のポイント
芯をくり抜いて詰めたキッチンペーパーは、2~3日ごとに交換してください。キャベツを使うときは外側の葉から1枚ずつ順番にはがして使用しましょう。
カットしたキャベツは、1玉と比べると鮮度が落ちやすいため、早めに食べましょう。
1玉を保存するときと同様に芯を切り落とすことと、切り口の乾燥を防ぐのがポイントです。
冷蔵庫に入れる際は、切り口を下にすると乾燥を防げます。
1/2玉や1/4玉にカットしたキャベツの保存期間は、7~10日です。
細かく切ったキャベツは、変色したり水分が出てきたりしてしまうため、冷蔵保存は向きません。
1日程度で使用するのであれば冷蔵保存も可能ですが、長持ちさせたいのであれば冷凍しましょう。
1/2玉や1/4玉のキャベツも使い切れないときは、早めに細かく切って冷凍しておくと、すぐに調理に使用でき便利です。
水気をよく拭き取ったら、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍庫に入れてください。
金属トレイがある場合は、ラップを敷いてキャベツを広げて冷凍し、凍ったら冷凍用保存袋に入れるといいでしょう。熱伝導率が高い金属トレイは、食材を早く凍らせることができます。
冷凍したキャベツは、約1ヶ月保存可能です。
加熱調理の場合は、解凍の必要はなくそのまま調理できます。
生で使用したい場合は、冷蔵庫で自然解凍するか、電子レンジを使用してもOKです。
ただし、冷凍したキャベツは水分が抜けているので、シャキシャキとした食感を楽しむ料理には向いていません。和え物や漬物がおすすめです。
キャベツは収穫後も成長を続ける野菜です。
1玉や1/2玉、1/4玉で冷蔵保存をするときは、葉の栄養が取られないよう芯を取り除きましょう。
キャベツは冷凍保存ができます。保存期間も1ヶ月程度と長持ちするため、使い切らないと分かったら、早めに冷凍保存をしてください。
冷凍保存はキャベツを使いやすい大きさにカットして、生のまま冷凍用保存袋に入れて冷凍するだけ。調理する際も時短になるため、忙しい人にもおすすめの保存方法です。
ただし、シャキシャキとした食感は失われるため、できれば加熱する料理に使用するといいでしょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。