人参の長持ちのポイントとは?人参の保存方法を解説!

2023.04.25

人参

さまざまな料理に活躍する人参。食卓に並ぶと彩りが華やかで、食欲もそそられます。

人参は長持ちするイメージがありますが、冷蔵庫に入れておいたら、変色してしなしなになっていたという経験はありませんか?

そこで今回は、長持ちさせる正しい保存方法を、常温・冷蔵・冷凍にわけてくわしくご紹介します。

1.人参の常温保存方法

人参を常温で保存するときは、まずはきれいに洗い、水気が残らないようにペーパータオルなどでしっかりと拭き取ります。
その後、新聞紙に包み、冷暗所で保管しましょう。この方法で約1週間保存が可能です。

ただし、人参を常温で保存できるのは、秋から冬にかけての寒い時期のみ。気温が高くなってきたら冷蔵保存にしましょう。
人参を常温で保存したいときは、干すという方法もあります。

使いやすい大きさにカットして、ザルに並べて2日程度干し、完全に乾燥したら、乾燥剤と一緒に保存袋に入れましょう。
完全にドライの場合は、2~3週間保存ができます。

ちなみに、土に埋めて保存すると、約2ヶ月保存が可能です。寒い時期は凍ってしまうことがあるため、ビニールシートをかけましょう。夏は冷蔵庫での保存をおすすめします。

人参 洗う

2.人参の冷蔵保存方法

1)洗って水気を拭き取る

人参は水分がついたままだと、腐りやすくなってしまいます。

人参を買ってきたら、すぐに袋から出し、水洗いをしましょう。洗ったらペーパータオルでしっかりと水気を拭き取ります。

2)ペーパータオルで包み、保存袋などに入れる

人参を1本ずつペーパータオルで包み、保存袋などにまとめて入れます。

3)野菜室で立てて保存する

基本的に野菜は、育ったときと同じ向きで保存すると長持ちします。

人参は土で育ったときと同じ状態にするため、葉のついていた部分を上にして、立てた状態で野菜室へ。

立てられる場所がないときは、ペットボトルや牛乳パックを切って立てておくといいでしょう。

ペーパータオルは、3~4日に1回交換するようにしてください。この方法で、約1カ月間の保存が可能です。

3.人参の冷凍保存方法

人参を冷凍保存する場合、まるごと冷凍すると切りにくく、料理にもすぐに使えないため不便です。

また、人参は乱切りなど大きめにカットしてしまうと、食感が変化するためおすすめできません。

人参は切り口が乾燥しやすく、傷む原因にもなるので、1本使い切れず余ってしまったときは、薄いいちょう切りや細切り、スライサーを使って薄くスライスして冷凍するのがおすすめ。薄くすると食感の変化もあまり感じません。

冷凍した場合、保存期間は約1ヶ月です。

冷凍した人参の解凍方法

必要な分だけを取り出して、凍ったまま加熱調理するだけ。

スープや煮物、きんぴらなど、急いでいるときもすぐに使えるので便利です。

人参

まとめ

人参の保存方法は、常温・冷蔵・冷凍の3パターンがあります。寒い季節にすぐに使う人参を使う場合は、常温保存が可能です。

暑い季節や1週間以内に人参を使い切れないときは、冷蔵か冷凍での保存を検討しましょう。

カットして保存しておくと、使いたいときにすぐに取り出せるので調理の時短になりますよ。自分の生活スタイルにあった保存方法を選んでみてください。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。