2024.07.31
みずみずしいきゅうりは夏野菜の代表格。ほとんどが水分でできているため、身体を冷やす効果が期待できます。
サラダや漬物、酢の物などさまざまなレシピに活用でき、常備しておきたいきゅうりですが、気づいたら冷蔵庫の中でしなびていることも。
そこで今回は、きゅうりの正しい保存の仕方や新鮮なきゅうりを見分ける方法など、長くおいしくきゅうりを楽しむ方法をくわしく解説します。
1本丸ごと保存する場合は、ラップに包んで乾燥を防ぎ、冷蔵保存をしましょう。きゅうりは低温が苦手なため、野菜室で保管するのがポイントです。
1.きゅうりを洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る
きゅうりはしっかりと洗ってから保存します。洗わないと雑菌が繁殖しやすくなります。また、丁寧に水気を拭き取ることも重要。残っているとぬめりの原因になります。
2.きゅうりをラップでぴったりと包む
3.ヘタ部分を上にし、容器に立てて野菜室で冷蔵保存
基本的に野菜は育っているときと同じ状態で保存するのがベスト。ヘタの部分を上にすると、きゅうりのストレスが軽減されておいしい状態が保てます。
冷蔵の場合は、約1週間保存可能です。
使いかけのきゅうりは、冷蔵保存では日持ちしません。
すぐに使用するのであればラップに包んで冷蔵保存をしてもいいですが、おいしい状態を保つには小口切りにして冷凍保存がおすすめ。
きゅうりは水分が多いため、水分を抜く処理をしてから冷凍するのがポイントです。
1.きゅうりを小口切りにする
2.きゅうりをボウルに入れ、きゅうり1本につきひとつまみの塩をまぶして全体をなじませる
3.きゅうりから水分を搾り取る
4.1回使用分ずつラップに平たく包む
5.冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存
冷凍の場合は、約1ヶ月保存可能。厚く切ってしまうと解凍したときに崩れやすいため、スライサーを使用するのもおすすめです。
冷凍したきゅうりを使用するときは、冷蔵庫で自然解凍し、水分を絞ってから調理します。
生と同じ食感ではないため、酢の物や和え物、冷や汁などに使用するといいでしょう。
新鮮なきゅうりは、表面のイボがとがっています。また、表面にハリとつやがあるか見極めることも大切。水分が抜けていると皮のハリがなくなってきます。
色は緑が濃い方が、鮮度が高い証拠です。色が薄いキュウリは日照不足で育っていない恐れがあります。
稀にきゅうりの表面に白い粉がついていることがありますが、これは雨や乾燥から身を守るためにきゅうりが出したブルームと呼ばれる成分です。ブルームがついていても害はありません。
きゅうりは低温と乾燥に弱い野菜です。丸ごと1本保存するときは、購入時のままではなく、しっかりと洗ってからラップに包んで冷蔵保存をしましょう。
日持ちしない野菜のため、使いかけは薄く切って水分を抜いてから冷凍保存がおすすめ。冷凍するときは水分を抜く処理をしっかりしてくださいね。
また、きゅうりを日持ちさせるには、購入するときに新鮮なきゅうりを見極めることも大切。表面のハリやつや、色などに注目して選びましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。