2022.01.06
お正月といえばお餅ですが、普段から好んで食べる人も多いですよね。買い置きをしている人もいるのでは?
しかし、お餅は冷蔵庫にすぐに入れても、数日たったらカビが生えていることも。鏡開きでたくさんお餅が余ってしまったときも、困りますよね。
今回はお餅の正しい保存方法を、市販のお餅と自分でついたお餅に分けてご紹介していきます。
個包装で真空パックになっているお餅は、記載されている賞味期限内に食べれば、常温保存でも問題はありません。可能な限り食べる直前に封を開けましょう。
しかし、一度袋を開けて空気に触れてしまったものは、常温保存は厳禁です。
封を開けてしまっても、数日のうちに食べるのであれば、冷蔵保存がおすすめです。
お餅を保存するときは、なるべく空気に触れさせないようにするのがポイント。開けてしまった袋に入れたままではなく、一つずつラップでしっかりと包み、フリーザーバッグに入れてから冷蔵庫で保存しましょう。
また、1~2週間食べないかもしれないという場合は、わさびを一緒に入れて置くと殺菌作用で、カビを生えにくくさせることができます。
保存方法は、密閉容器にお餅と一緒にわさびを入れるだけ。わさびがお餅に直接触れないように、お弁当用のカップやアルミホイルなどを使うといいでしょう。
冷凍庫で保存をすれば、数カ月保存することができます。すぐに食べないときは、一旦冷蔵庫に入れてからではなく、すぐに冷凍した方がいいですよ。
冷蔵庫での保存と同じく、なるべく空気を抜きながら、一つずつラップでしっかりと包み、フリーザーバッグに入れましょう。
冷凍したお餅を解凍するときは、常温に4時間ほど置くだけで自然解凍できます。ただし、暑い季節は傷みやすいので、少し時間はかかりますが冷蔵庫で解凍するといいでしょう。
スープや鍋料理など、煮るものは冷凍のまま入れても問題はありません。お餅を焼きたいときは冷凍のまま調理すると、中に火が通る前に表面だけ焦げてしまうことがあるので、解凍してから焼きましょう。
急いでいるときはラップを取って水にくぐらせ、電子レンジで1分(500w)ほど加熱すればOKです。
自分で作ったお餅は、市販のものよりもカビが発生しやすいです。とくにお餅を丸めるときに使用する餅とり粉は、カビの発生率を高めます。保存するとすでにわかっているときは、餅とり粉は使わない方がいいでしょう。
市販のお餅とは少し違う、自分でついたお餅の正しい保存方法をご紹介します。
先ほどご紹介したわさびを使った保存方法でもいいですが、自分で作ったものは市販のお餅よりも傷みやすいので、冷蔵保存はおすすめしません。
数日のうちに食べるのであれば、水餅がおすすめ。密閉容器にお餅を入れ、完全につかるまで水を入れます。あとはフタを閉めて冷蔵庫に保管するだけです。1日1回必ず新鮮な水に取り換えましょう。
水餅は空気に触れないので、カビの発生を防ぎ、乾燥も防止する効果が期待できます。
自分でついたお餅は、量もたくさんあることが多いため、冷凍保存がおすすめです。市販のお餅と同じく、ラップにしっかりと包み、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。解凍方法も、市販のお餅と一緒です。
ついたお餅も数カ月の保存は可能ですが、時間が経てば経つほど味の劣化は避けられません。なるべく早めに食べ切るのが理想です。
お餅はでんぷんとタンパク質、水、脂質と、カビが大好きな水分や養分がたくさんあるので、保存に工夫が必要です。
冷蔵庫に入れるだけで安心してしまうと、カビがすぐに生えてしまうことも。
とくに自分でついたお餅は、傷みやすいので気をつけましょう。正しい保存方法で、おいしいお餅を楽しんでくださいね。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。