おはぎは常温で置いておいても大丈夫?おはぎの正しい保存方法を解説!

2022.11.07

おはぎ

「和風の甘いものが食べたい!」と思ったときに、あんこは欠かせません。中でもおはぎが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

手作りのおはぎもおいしいですが、気軽に買えるのはコンビニやスーパーですよね。2~3個入っていることが多く、1個でも満足感があるサイズの場合は、余ってしまうことも。

余ったおはぎは、そのまま冷蔵庫へ入れておくだけでいいのでしょうか。今回は、おはぎの正しい保存方法をくわしくご紹介します。

1.翌日までに食べきる場合はラップをして野菜室へ

季節によっては常温で売られていることも多いおはぎ。その日中に食べきれるのであれば、直射日光や高温多湿な環境を避ければ、常温でも半日くらいは保存可能です。

おはぎが余ってしまっても、翌日までに食べきることが可能な場合は、ラップをかけて冷蔵庫の野菜室がおすすめです。

1-1.冷蔵庫より野菜室がおすすめな理由

「野菜室は冷蔵室よりも温度が高いから、おはぎによくないのでは?」と思うかもしれません。しかし、おはぎの餅の部分は0~3℃の環境が最も劣化しやすいといわれており、冷蔵庫の温度に該当します。

これは、もち米やうるち米に含まれるでんぷんの影響。加熱する前はβ状態と呼ばれており、固くて味気ないでんぷんですが、加熱することでα化され、おいしい餅になります。

再び0℃近くなってしまうと、β状態に戻るため、おいしさが失われてしまうのです。そのため、翌日までに食べきるのであれば、冷蔵庫よりも温度の高い野菜室での保存をおすすめします。

1-2.固いと感じたおはぎはラップのまま電子レンジへ

おはぎは野菜室に入れても、購入したときよりも固いと感じることも。

そんなときは電子レンジで温めましょう。200Wで1分程度が目安。もう少し温めたいというときは、10秒ずつプラスして様子を見てください。

おはぎ

2.おはぎの長期保存は冷凍がおすすめ【保存期間:約1ヶ月】

翌日食べないのであれば、冷凍保存をおすすめします。

先ほど0~3℃の環境で劣化が早まるとお伝えしたでんぷんは、冷凍庫で一気に冷やすことで、劣化が抑えられます。

おはぎは空気に触れないように、1個ずつラップに包むことがポイント。

ラップで包んだおはぎを、アルミホイルに包み、冷凍用の保存袋または容器に入れて、冷凍庫へ。

ラップに包むだけではなく、さらにアルミホイルに包むことで、冷凍速度を早め、他の食品や冷凍庫の匂いをつきにくくする効果も期待できます。

おはぎ

3.冷凍したおはぎの解凍方法

冷凍したおはぎは、自然解凍がおすすめ。

2時間ほど前に、直射日光のあたらない常温に置いておくだけでOKです。

冷蔵庫で解凍する場合は、半日前に移しておきましょう。

今すぐ食べたいという場合は、電子レンジで。200Wで1~2分程度が目安です。足りないときは、10秒ずつプラスして様子を見てください。

おはぎ

まとめ

おはぎの上品なあんこの甘みと、もちもちの食感を保つためには、冷凍保存がおすすめです。

翌日までに食べきる場合は、冷蔵保存でもいいですが、おはぎの中身の餅は、0~3℃の環境で劣化が早まります。冷蔵室ではなく、野菜室に保存してくださいね。

すぐに食べきれないとわかっているときは、迷わず冷凍しましょう。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。