玉ねぎの保存は常温?冷蔵?玉ねぎの保存方法を解説

2022.10.30

新玉ねぎ

玉ねぎは、お得に買えるときを狙って、箱で購入し、常備している人も多いのではないでしょうか?

常温保存のイメージがある玉ねぎですが、そのままダンボールに入れて保管してもいいのかな?と疑問に思ったことはありませんか。

特売で買えても、保存状態が悪く、鮮度が落ちてしまっては台無しですよね。そこで今回は、玉ねぎの正しい保存方法をくわしくご紹介していきます。

1.玉ねぎの保存の基本は常温保存がおすすめ

玉ねぎは基本的に常温保存がおすすめです。

高温多湿の環境が苦手な玉ねぎは、ネットやストッキングに入れて、直射日光のあたらない乾燥した場所に吊るしておくといいでしょう。玉ねぎ1つ1つが触れないように保存することがポイント。

たくさんの玉ねぎを吊るすのが難しい場合は、玉ねぎを1つずつ新聞紙やペーパータオルで包み、ダンボールに入れて保存しましょう。

保存期間

常温の場合、保存期間は2~3ヶ月が目安です。

玉ねぎの保存は1~15度程度が適温とされているため、夏や冬などは常温保存に注意。

適温以外になるときは、冷蔵庫の野菜室で保存をするのがおすすめです。

冷蔵庫に入れるときは、ダンボールで保存するときと同様に、新聞紙やペーパータオルで1つずつ包んで、ポリ袋や保存袋に入れてください。

ちなみに新玉ねぎは、乾燥の工程がないため、水分が多く繊細です。1週間以内には食べきりましょう。

玉ねぎ

2.玉ねぎを冷蔵保存する場合

玉ねぎを冷蔵保存する場合は、皮をむく前であれば、常温保存と同じく、新聞紙やペーパータオルで1つずつ包んで、ポリ袋や保存袋に入れればOK。

ここでは、皮をむいた場合やカットした場合の保存方法を確認しておきましょう。

2-1.皮をむいた玉ねぎや半分にカットした玉ねぎの冷蔵保存

玉ねぎの皮をむいたり、カットしたりすると、乾燥しやすくなります。

ラップでしっかりと密閉して、冷蔵庫で保存しましょう。

保存期間は3~4日が目安。時間が経てば経つほど乾燥するので、なるべく早く使い切ってください。

玉ねぎ

2-2.スライスした玉ねぎの冷蔵保存

スライスした場合、空気に触れる面が多くなるため、劣化が早いです。

密閉容器に入れ、冷蔵庫に保存し、3~4日の間に使いましょう。

玉ねぎ スライス

3.長期保存をする場合は冷凍保存

「玉ねぎを切ってしまったけど、3~4日で使い切らない」という場合は、冷凍保存にしましょう。1ヶ月程度日持ちさせることができます。

料理に使いやすいように、さまざまな大きさでカットして保存しておくと、忙しいときに重宝しますよ。

3-1.みじん切り・スライス玉ねぎを冷凍保存する場合

みじん切りやスライスの玉ねぎを冷凍保存する場合は、カットしたらフリーザーバッグに入れて凍らせるだけ。

火の通りが早くなるのもうれしいポイントです。

解凍方法

冷凍した玉ねぎをそのまま調理しましょう。

火が通りやすいので料理の時間を短縮できます。あめ色玉ねぎは、常温から炒めると20分ほどかかりますが、冷凍の場合は5分程度で完成します。

玉ねぎ

3-2.まるごと玉ねぎを冷凍保存する場合

大量に保存したいときは、玉ねぎをまるごと冷凍することも可能です。

皮をむいて、頭と根元を切り、上下に十字の切り込みを入れます。

ラップでしっかりと包んだら、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ入れましょう。

解凍方法

まるごと冷凍した玉ねぎは、スープや煮込み料理におすすめ。十字に切り込みを入れておくと、味がしみやすくなります。冷凍したことで、細胞が壊れ、短時間の加熱でもすぐにとろとろになってくれます。

カットしたいときは、冷蔵庫で3時間程度解凍してください。

4.腐っている玉ねぎの特徴

玉ねぎが腐っているのかは、臭いと触感、色で判断できます。

変な臭いがしたり、触ったときにぶよぶよしていたり、変色している場合は腐っている可能性が高いです。

玉ねぎは中心から傷むので、切ったときに気づくことも。軸が柔らかいなど、違和感があるときは処分しましょう。

まとめ

玉ねぎは、基本的には常温保存でOKです。

高温多湿を避け、一つずつ吊るすことができればベストですが、場所がない場合は、そのままダンボールに入れるのではなく、面倒でも一つずつペーパータオルや新聞紙で包んでからにしましょう。

また、玉ねぎは1~15度の涼しい環境を好むため、15度以上になる可能性のある夏や冬は冷蔵庫で保存してください。

 

切ってしまった玉ねぎをすぐに使用しないときは、冷凍しましょう。冷凍すると火の通りが早くなるので、調理時間が短縮できますよ。

まるごと冷凍する場合は、スープや煮込み料理がおすすめです。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。