2024.10.31
切る前のかぼちゃは長期保存ができますが、切ってしまった場合どのように保存したらいいのかと悩んだことはありませんか?
元々半分や1/4にカットされたかぼちゃを買ってきても、一気に使い切れず、余ってしまうことも。
かぼちゃはカットすると傷みやすい食材のため、保存するときは注意しなくてはなりません。
かぼちゃを保存するときのコツや、おいしい状態で長期保存する方法などをくわしく解説します。
切る前のかぼちゃは長期保存が可能ですが、風通しのいい涼しい場所で保存しなくてはなりません。
常温でも保存はできますが、暑い季節や冬でも暖房を使用している時期は、傷むスピードが早くなるため、温度が一定に保たれている野菜室での保存がおすすめです。
1.かぼちゃを新聞紙やキッチンペーパーで包む
2.包んだかぼちゃを野菜室に入れて冷蔵保存
かぼちゃを切らずに丸ごと冷蔵した場合、2~3ヶ月の保存が可能です。保存することで追熟され甘みが増すメリットがあります。
カットしたかぼちゃは傷みやすいです。
水分が多く含まれている種とワタの部分から傷み始めるため、買ってきたらすぐにきれいに取り除いてラップをしてから、野菜室で保存しましょう。
1.かぼちゃの種とワタをきれいに取り除いて、キッチンペーパーで水分を拭き取る
2.かぼちゃをラップでぴったりと包む
3.野菜室で冷蔵保存する
カットしたかぼちゃを冷蔵した場合、4~5日の保存が可能です。日持ちしないため、なるべく早く使い切りましょう。
断面や種とワタの部分は洗うと傷むのが早くなるため、控えた方がいいでしょう。
皮は洗いますが、水分が残っていると傷みやすくなるため、しっかりと拭き取ります。
ラップで包むときは、隙間がないようにぴったりと密着させるのがポイントです。
かぼちゃはカットしてしまうと日持ちしない野菜です。そのため、すぐに使わない場合は、冷凍保存がベスト。
時間がないときは、使いやすい大きさにカットして冷凍するだけでOK。
食感や味を重視したい場合は、マッシュしてから冷凍保存がおすすめです。
かぼちゃを冷凍する場合も、冷蔵保存をするときと同様に、購入してきたらすぐに種とワタを取り除きましょう。
カットするサイズに悩んだときは、調理しやすい角切りやくし形切りがおすすめです。
1.かぼちゃの種とワタを取り除いて、キッチンペーパーで水分を拭き取る
2.使いたい大きさにかぼちゃを切る
3.1回使用分ずつ小分けにしてラップで包む
4.冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存
生のまま冷凍したかぼちゃの場合、2週間程度の保存が可能です。
生で冷凍したかぼちゃを調理するときは、解凍せずにそのまま使用しましょう。
冷蔵庫などで解凍してしまうと、変色したり、水分が抜けたりして、見た目も味も悪くなってしまいます。
角切りの場合は小さめに、くし形切りの場合は薄くしておくと、早く火が通るので便利です。
かぼちゃは生で冷凍保存をしても日持ちはしますが、残念ながら食感や味は落ちてしまいます。
冷凍保存でもおいしさをキープしたい方は、マッシュしてから保存するといいでしょう。
1.かぼちゃを茹で、ヘラやマッシャーでつぶしてなめらかにする
かぼちゃを一口大にして皮をむいて茹でます。柔らかくなったら湯を捨てて、ヘラやマッシャーを使用してつぶしましょう。
2.マッシュしたかぼしゃを1回使用分ごとにラップで包む
1回分ずつ小分けに包むと調理するときに便利です。100g前後で平らにして薄く包みましょう。
3.冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存
マッシュしたかぼちゃの場合、2週間程度の保存が可能です。
マッシュしたかぼちゃは、スープやサラダ、コロッケ・オムレツ・グラタンなど、さまざまなレシピに活躍します。調理するときは凍ったまま使用して問題ありません。
牛乳と一緒にかぼちゃのマッシュを煮れば、あっという間にかぼちゃスープが完成します。
加熱する前に他の食材などと混ぜるときは、電子レンジの解凍機能を使用しましょう。
電子レンジを使用する際は加熱時間を短めにし、水分が飛びすぎないように注意してください。
かぼちゃは切る前は長期保存が可能ですが、一度カットしてしまうと日持ちしない野菜です。
スーパーなどでは、1/2や1/4にカットして売られているものが多いため、購入後はすぐに種とワタを取り除き、正しい保存方法でかぼちゃの鮮度をキープしましょう。
生のまま冷凍保存も可能ですが、食感や味の変化は避けられないため、おいしさ重視ならマッシュしてから冷凍するのがおすすめです。
スープやサラダ、グラタンのほかに、スイーツなどにも活用できるため、ぜひ試してみてくださいね。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。