2022.11.28
お弁当の定番ともいえるおにぎり。お弁当箱を持っていく余裕がない、パッと食べられるものがいいというときにも活躍します。
手作りのおにぎりはどんなに気をつけて作っても、菌が繁殖しやすく、日持ちさせるのは難しいですが、作り置きができたら朝食やランチなどに便利だなと思っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、おにぎりの正しい保存方法をくわしく解説していきます。
おにぎりは、常温や冷蔵では日持ちしません。そのため、作り置きをしたいのであれば、冷凍保存がおすすめです。
保存方法は簡単。おにぎりを握ったら、温かいうちにラップに1つずつ包みましょう。冷めたら、冷凍用の保存袋に入れて、冷凍庫で保存します。
ごはんは冷蔵で保存すると、でんぷんの劣化が早いといわれています。
おにぎりにしても同じなので、冷凍することで、パサパサとした食感を抑えることができるのです。
また、調理時間の短縮にもなり、小腹が空いたときなども温めるだけですぐに食べることができるのもうれしいポイント。
夏場は、お弁当にも。食べる前に温めることができれば、冷凍のまま持っていくことができるので、傷みにくいというメリットもあります。
おにぎりを冷凍したときの保存期間は約1ヶ月です。ただし、日が経てば経つほど、味は落ちていくので、2週間を目安に食べきることがベスト。
保存袋に、保存した日と具材を記入しておくとわかりやすいですよ。
冷凍保存をするおにぎりには、水分が少なく、味が濃い具材を選びましょう。
焼き鮭や梅干し、塩昆布・おかか・そぼろなどがおすすめです。
冷凍保存をするときは、水分が多いものや生ものはNG。
マヨネーズを使っているツナマヨは傷みやすいので要注意。いくらなども生ものなので控えた方がいいでしょう。
おにぎりを握るときは、雑菌がつかないよう、手をよく洗ったあとに消毒をし、ビニール手袋やラップを使用しましょう。
具材を入れるときや塩を塗るときも、清潔な箸やスプーンなどを使ってくださいね。
粗熱を取るのは、おにぎりをラップで包んでから。
温かいうちに1つずつラップに包むことで、乾燥を防ぐことができますよ。冷めたらすぐに冷凍庫へ入れましょう。
冷凍保存をするときは、海苔は巻かないようにしましょう。また、ふりかけをかけるときも解凍後に。
つけたまま冷凍してしまうと、おにぎりの水分でふにゃふにゃになってしまいます。
冷凍したおにぎりは、電子レンジで解凍可能です。500Wで2分が目安。ラップに包んだまま温めてください。
加熱しすぎると、ごはんが固くなってしまうので、足りないときは10秒ずつプラスして様子を見ましょう。
具材を入れず冷凍したおにぎりは、焼きおにぎりにすることも可能です。
電子レンジで解凍したら、フライパンで表面に焼き色をつけます。
醤油・みりん・顆粒だし(3:1:1)に塩をひとつまみ入れた調味料を作り、おにぎりに塗り、香ばしい香りがしてきたら完成です。
冷凍する前にごはんに調味料を混ぜてフライパンで焼いておけば、電子レンジで温めてすぐに食べることもできますよ。
おにぎりは、すぐに食べるのが一番おいしいですが、保存する場合は冷凍にしましょう。
おにぎりにはさまざまな具材がありますが、冷凍するときは、水分が少なく、味が濃いものを選ぶことがポイント。
反対に、水分が多いものや生ものは傷みやすいので、気をつけましょう。
あると便利な冷凍おにぎり。焼きおにぎりなどのアレンジも楽しめるので、ごはんが余ったときに作り置きしてみてください。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。