2022.04.19
気温も上がり、過ごしやすい日が増える春。
新生活が始まり、自分で料理に挑戦するという人も多いのではないでしょうか。一年中ある野菜でも、旬の季節は特別。なるべく旬の野菜を取り入れて、バランスの良い食生活を送りたいものです。
今回は、4月に旬を迎える野菜の保存方法をくわしくご紹介します。
4月が旬の野菜、新玉ねぎ・新じゃがいも・スナップエンドウ・たけのこ・グリーンピースの5つの保存方法をご紹介します。
それでは早速チェックしていきましょう。
新玉ねぎを長持ちさせるには、茶色の薄皮をむかないことと、常温ではなく低温で保存することが大切です。
茶色の薄皮は乾燥を防いでくれます。一部が濡れていたり、腐っていたりする場合を除き、むかずに保存しましょう。
ペーパータオルや新聞紙で1つずつ包み、ポリ袋に入れて、冷蔵庫に入れます。ポリ袋は1つずつではなく、2~3個入れてもOK。冷蔵で約10日保存することが可能です。
新玉ねぎを冷凍する場合は、皮をむき軽く水洗いをしたら、使いやすい大きさに切りましょう。
フリーザーバッグに入れて、空気を抜いて閉じたら、冷凍庫へ入れるだけです。
冷凍で約1ヶ月保存することが可能です。自然解凍をすれば、生でも食べることができますよ。
新玉ねぎは炒めてから冷凍保存も可能です。
皮をむき、軽く水洗いをしたらみじん切りにします。フライパンに油を入れ、飴色になるまで炒めたら、よく冷まします。完全に冷めたら、小分けにしてラップで包み、フリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存しましょう。
こちらも保存期間は約1ヶ月。水気が出にくいのでおいしさをキープすることができます。食べるときは必ず再加熱してくださいね。
じゃがいもは低温や湿気に弱いため、常温保存が基本。
新じゃがいもの土や汚れを払い、2~3個ずつ新聞紙で包み、直射日光を避けて風通しのいい場所で保存しましょう。
保存期間は10日前後。みずみずしいおいしさを楽しむために、早めに食べるのがおすすめです。
湿度が高い季節は、常温に出しておくと不安なこともあるでしょう。そんなときは野菜室で保存しましょう。
常温保存と同じく、新じゃがいもの土や汚れを払い、2~3個ずつ新聞紙で包み、ポリ袋などに入れてから野菜室へ。
保存期間は10日前後。こちらもおいしいうちに、早めに食べましょう。
スナップエンドウを冷蔵保存するときは、ペーパータオルに包んでから、ビニール袋に入れて、野菜室で保存します。
保存期間は約1週間。スナップエンドウの食感を楽しむために、なるべく早めに食べましょう。調理して冷蔵保存したものは、3~4日以内に食べきるようにしてくださいね。
スナップエンドウを冷凍保存する場合は、先に筋とガクを取ります。冷凍後は取りにくくなってしまうからです。沸騰したお湯に塩を入れ、固めに茹でるのがポイント。40秒程度でOKです。
茹で終わったら、ザルなどに広げ、冷ましましょう。冷水に浸けてしまうと、表面にシワができてしまい、水っぽくなってしまうので、自然と熱が取れるのを待ちます。
しっかりと熱が取れたら、小分けにラップで包み、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。時間がないときは、筋とガクを取り除き、生のまま冷凍もできます。
しかし、生で冷凍すると、スナップエンドウのシャキシャキ感がなくなり、柔らかくなってしまう傾向があるので、食感が好きな人は冷蔵保存、または茹でてから冷凍した方がいいでしょう。
冷凍での保存期間は、1ヶ月程度です。
たけのこは、すぐにアク抜きを行いましょう。時間が経てば経つほどアクが増えてくるので、そのまま放置するとえぐみを感じる原因に。
アク抜きには、米ぬかと赤唐辛子を使います。米ぬかがない場合は、生米や米のとぎ汁でもOK。
たけのこの穂先と根元を切り落とし、縦に2cmほどの切れ目を入れます。鍋にたけのこがかぶるくらいの水と、米ぬかと赤唐辛子を入れます。目安はたけのこ2~3本に対し、米ぬか1カップと赤唐辛子2本です。
落とし蓋をして強火にし、沸騰したら弱火で約1時間茹でます。茹で終わったら、鍋のまま冷めるのを待ちましょう。
たけのこが冷めたら、しっかりと水で洗い、皮を5~6枚むいて、穂先を少し切り落とします。根元が変色している場合は、そぎ落としましょう。
たけのこを冷蔵保存する場合は、アクを抜いたら、使いやすい大きさにカットします。保存容器や保存袋に入れ、たけのこが浸かる程度の水を入れます。
しっかりと密閉して冷蔵庫で保存しましょう。
保存期間は1週間程度。3~4日以内に食べきるのがベストです。毎日水を交換することで新鮮な状態を保てます。
たけのこを冷凍保存する場合は、アクを抜いたら、水気をしっかりと拭き取り、厚さ5mm程度に薄く切ります。あとはフリーザーバッグに入れて冷凍するだけ。
水分が抜けるのが気になる人は、砂糖漬けにしたり、だし汁を入れたりすると、煮物や炊き込みご飯などにもすぐに使えますよ。
保存期間は1ヶ月程度です。
グリーンピースは、すぐに使わない場合は、新鮮なうちに冷凍保存がおすすめ。
サヤごと冷凍する場合は、生のままフリーザーバッグに入れて、しっかりと空気を抜いて密閉し、冷蔵庫へ入れるだけです。
グリーンピースが大量にあり、場所をとる場合は、サヤから豆を出して保存しましょう。
サヤごとと同じく、生のままフリーザーバッグに入れて、しっかりと空気を抜いて密閉し、冷蔵庫へ入れるだけです。どちらも保存期間は約1ヶ月です。
4月に旬を迎える、新玉ねぎ・新じゃがいも・スナップエンドウ・たけのこ・グリーンピースの保存方法をご紹介しました。春は食感を楽しめる旬の野菜がたくさんあります。
新鮮な旬の味覚をおいしい状態で楽しめるよう、保存方法には注意しましょう。
とくに、たけのこはアク抜きを忘れると台無しに。少し面倒ですが、なるべく早く行ってくださいね。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。