2024.07.31
食洗機を購入して「もっと早くから使えばよかった」と便利さに感動している人も多いのではないでしょうか。
意外と電気代も水道代もかからないので、一度使うと手放せないですよね。
そんな便利な食洗機ですが、実は洗ってはいけない食器があるのをご存知ですか?
今回は食洗機で洗えない食器をご紹介していきます。反対に食洗機だからこそ洗ったらいい食器もご紹介するので、上手に活用してみてくださいね。
漆器は素材に木が使われているので、とてもデリケート。
食洗機は水圧が強く、高温で洗浄するため、ひずみやひび割れを起こす可能性があります。また、漆がはがれることもあるので、食洗機で洗うのは避けた方がいいでしょう。
木や竹で作られた食器類も温度変化に弱いので、破損する可能性があります。
食洗機ではなく、手洗いがおすすめです。
銀・アルミ・錫・銅製のものも、熱の影響を受けやすいです。
食洗機では専用の洗剤を使うため、刺激が強く変色や酸化が起こることもあります。
スプーンやフォーク、ナイフなど金メッキや銀メッキが使用されているものも食洗機の使用はNG。
食洗機用の洗剤や熱の影響を受けて、酸化や変色をすることがあります。
クリスタルグラスなどの高級ガラス食器も、食洗機用の洗剤や熱により、白く曇ってしまうことがあるので使用できません。
また、衝撃にも弱いため、破損する恐れがあります。
プラスチック製のものは熱に弱いため、食洗機を使用すると変形・変色する恐れがあります。
耐熱性があるプラスチック製のものは、使用できることもありますが、何度まで耐えられるのか、また食洗機は最大何度までのお湯が出るのかを確認してからにしましょう。
小さい子ども用のスプーンなど、軽くて飛ばされやすいものも食洗機では洗わないようにしましょう。
水圧で飛ばされることがあるため、破損する恐れがあります。また、ヒーターなどに飛ばされたものが触れ、食洗機本体の故障の原因になることもあるので注意が必要です。
金箔がついたものや、特殊な上絵付きの食器も、急激な温度変化や衝撃に弱いので、食洗機はNG。
装飾がはがれたり、変色してしまったりする可能性があります。
「まだ使えるから」といって使用している、傷やヒビのある食器も、割れる恐れがあるため、食洗機の使用はできません。
ひび割れ模様の入った食器もNGです。
徳利やビンなどの極端に口の狭い食器も、食洗機では上手く洗えません。
ノズルから噴射される洗浄液や水が中まで届かないため、汚れが残ってしまう恐れがあります。
フッ素樹脂で加工されているフライパンや鍋などの調理器具は、食洗機用の洗剤に含まれている研磨剤で表面が削られてしまうため使用できません。
食洗機に対応したフライパンや鍋もありますが、表面に傷があるとコーディングがはがれやすくなるため注意しましょう。
ザル・おろし金・すり鉢は、スポンジで洗うと引っかかってしまいます。また、細かい部分に詰まった汚れが取りにくいのも難点。
そんなときは食洗機に任せましょう。引っかかることもなく、手が届かない部分の汚れもきれいに落とせます。
食洗機は専用の強力な洗剤を使用するので、油汚れをすっきり落とすのが得意。
油こし器や魚焼きグリルをすっきり洗うことができます。ただし、事前にペーパータオルなどで、油を軽く拭き取ってから入れるようにしましょう。
急須や泡だて器、調味料入れなど、サイズが小さく複雑な形状のものは、手洗いではスポンジが引っかかったり、奥まで届かなかったりと隅々まできれいにするのは困難です。
食洗機で洗えば、手洗いでは届かない部分も洗い流すことができますよ。
食洗機は何でも洗えるように感じますが、実はNGな食器があります。
間違って洗ってしまうと、食器が破損するだけではなく、食洗機本体の故障につながることもあるので気をつけましょう。
反対に、構造が難しい、手が届きにくい、刃物など危険が伴うものを洗うときは便利な食洗機。
上手に使い分けて、食洗機を活用してくださいね。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。