アイロンをつけっぱなしに外出しちゃった!火事になる危険性は?気づいたときの対処法も解説
何かと慌ただしい朝。お気に入りの服を着ようとしたらシワシワ…。急いでアイロンをかけて、家を飛び出したものの「もしかしたらアイロンの電源を切るのを忘れたかも…。」と不安になった経験がある人もいるのでは?
アイロンは高温になるので「火事になったらどうしよう」と背筋が凍りますよね。
今回はアイロンをつけっぱなしにしてしまったときに、火事になる可能性や対処法をご紹介します。
1.つけっぱなしでも”基本的に”火事にはならない
アイロンをつけっぱなしにしてしまっても、基本的に火事になることはありません。
アイロンは180~200℃になりますが、服の上に置いたままつけっぱなしにすることはほとんどないですよね。立てた状態であれば、火事の心配はないので安心してください。
最近は、オートオフ機能がついたアイロンが一般的で、長くつけっぱなしになっていると自動で電源が切れるタイプが多いです。
ただし、これはあくまでもアイロンを立てた状態で、何も起こらなかった場合のみ。オートオフ機能がついていても、次項で紹介するリスクが考えられるので、決して安全とは言い切れません。
2.アイロンのつけっぱなしが火事につながるケース
2-1.地震やペットなどが原因で倒れる
地震でアイロンが倒れてしまった場合、発火する可能性は極めて高くなります。
また、室内でペットを放し飼いにしていると、アイロンが倒れる危険性だけではなく、ペットがやけどをしてしまうことも。
2-2.オートオフ機能が正常に働かない
オートオフ機能がついていても、正常に作動しない可能性も考えられます。
長年使っているアイロンはオートオフ機能が故障している可能性もあり、古いアイロンは元々オートオフ機能がついていないことも多いです。
3.アイロンのつけっぱなしに気づいたときの対処法
3-1.すぐに電源を切る
すぐに帰宅できるのであれば、気づいた時点で自宅に戻り、アイロンの電源を切りましょう。
同居している家族などがいる場合は、連絡を取って頼むといった方法もあります。
一人暮らしをしている場合は、大家さんや管理会社に連絡をして確認してもらうのも一つの手です。
3-2.最終手段は電気を止めてもらう
火事になる危険性が極めて高く、一刻を争う状況であれば、電力会社に連絡をして電気を止めてもらいましょう。
「たかがアイロンで…」と恥ずかしい気持ちになるかもしれませんが、火事になってからでは遅いですよ。一時的に電気を止めても、費用が発生することはほぼないようです。
4.使用後は冷めるまで要注意
アイロンのつけっぱなしを防ぐためにも、使用後は放置せず冷めるまで見届けましょう。冷める前に倒れてしまい、火事になる可能性もゼロとはいえません。
使用後は立てて置くだけではなく、専用の耐熱ホルダーに入れて置くと安心です。
まとめ
アイロンはつけっぱなしにしても、基本的に火事になることはありませんが、何かの拍子で倒れたり、ものが当たってしまったりというリスクが考えられます。
使用後は、冷めるまで注意をはらうようにし、万が一つけっぱなしに気づいたときは、一刻も早く電源を切るようにしましょう。