新年を迎える前に、冷蔵庫の中身整理してみませんか?

2021.12.08

冷蔵庫

冷蔵庫は一年中動いている家電なので、掃除をする機会が少ないのではないでしょうか。

しかし、食材を保存する場所なので衛生面も気になります。さらに年末年始はさまざまなイベントが重なるため、新年を迎える前に、冷蔵庫や冷凍庫の整理もしておきたいですよね。

今回は冷蔵庫の大掃除のタイミングや整理の手順をご紹介します。

1.冷蔵庫の整理は12月初旬から中旬までがおすすめ

冷蔵庫の整理は12月に入ってからすぐに行うのがおすすめ。

なぜなら冷蔵庫の中身が少ないときに掃除をするのがベストだからです。

12月後半になるとたくさんの行事があるため、冷蔵庫や冷凍庫はフル稼働に。クリスマスから年末年始は、ケーキやおせちなどで冷蔵庫の使用頻度が高まります。

たくさん食品が入った状態の冷蔵庫を掃除するのは大変なので、12月の前半に終わらせてしまいましょう。

2.冷蔵庫整理の手順

2-1.冷蔵庫の電源を切り、食材をすべて出して、賞味期限や消費期限を確認

冷蔵庫を整理するには、扉を開けっ放しにするため電源を切ります。食材が傷まないように、クーラーボックスや発泡スチロールの箱などを用意しておきましょう。

移動する際に賞味期限や消費期限を確認して、期限が過ぎたものは破棄しましょう。

当たり前ですが電源を切ると冷蔵だけではなく冷凍もされなくなります。冷凍庫の食材も同じく賞味期限や消費期限を確認しながら、クーラーボックスなどに移すようにしましょう。

2-2.取り外せるトレーなどは取り外して洗う

冷蔵庫のトレーなどは取り外すことが可能な機種が多いです。野菜室のケースやたまごラック、棚になっている部分も外せることが多いので、すべて外してスポンジに食器用洗剤をつけて水洗いをします。

汚れがひどいからといってスポンジの硬い方でゴシゴシとこすったり、たわしをつかったりするのは破損の原因になります。柔らかいスポンジで優しく洗いましょう。

よく水で流したら、乾いた布巾で水気を拭き取り、仕上げにアルコールスプレーで拭くといいでしょう。

2-3.庫内をキッチン用のアルコールスプレーなどで拭き掃除

庫内はキッチン用のアルコールスプレーで拭き掃除をしましょう。除菌シートなどでもOKです。細かい溝やパッキンなどは綿棒や歯ブラシを使って汚れを取りましょう。

汚れが気になるときは、食器用洗剤を水で薄めて布巾につけてこすると綺麗に落とせます。

3.特に汚れている場所

3-1.野菜室の底

冷蔵庫の中で一番汚れやすいのは野菜室。野菜に土がついていることも多いので、汚れがつきやすいのです。

野菜室はいきなり拭き掃除をしてしまうと、汚れを広げてしまう可能性があります。食材を出して空の状態になったら、掃除機で野菜のくずや土を吸い取るといいでしょう。

その後、先ほどの手順と同様に外せるパーツは外して洗い、庫内の拭き掃除を行いましょう。

3-2.製氷タンクや製氷室

綺麗な水を使用していても、意外と汚れている製氷タンクや製氷室。

製氷タンクや製氷室も取り外せることが多いので、食器用洗剤で水洗いをしましょう。

製氷機の中も気になるというときは、少し手間はかかりますがクエン酸で掃除をすることができます。クエン酸がない場合は酢で代用も可能です。

水とクエン酸、そして食紅を混ぜたものを製氷タンクに入れ、氷を作ります。色付きの氷が出てきたら製氷機内部にクエン酸が行きわたった証拠。あとは水道水でいつも通り製氷をして、透明な氷が出来上がるまで製氷を繰り返せば掃除完了です。

食紅はクエン酸が残らないようにわかりやすく色付けするために使用しただけなので、掃除のためにわざわざ買う必要はないです。製氷を多めに行えば問題ありません。

製氷機内部の掃除方法はメーカーごとに違いがあるので、説明書を確認してから行うようにしてくださいね。

まとめ

冷蔵庫の掃除は12月に入ったら早めに行いましょう。冷蔵庫の電源を切って掃除するまで時間がないというときは、一気にやらなくてもいいですし、除菌シートで拭くだけでも気分が変わります。

庫内の汚ればかり気にしてしまいますが、意外と冷蔵庫の外側も汚れているので、最後に拭いておくといいでしょう。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。