ナスの保存のポイントとは?ナスの保存方法を解説

2022.09.06

ナス

ナスはどんな調理法でもおいしい万能な野菜。

炒め物や煮びたし、天ぷら、味噌汁など、レシピが豊富です。

みずみずしく新鮮なナスがスーパーに並んでいると、思わず手が伸びてしまいますよね。

しかし、1回で使い切る量を購入するのは、ナスに限らず難しいものです。

今回は、おいしいナスの鮮度を保つ、正しい保存方法をご紹介します。また、鮮度がいいナスの見極め方もご紹介するので、選ぶときの参考にしてみてください。

1.ナスに適した保存条件

ナスは、暑さや湿度に強く、寒さや乾燥に弱い野菜です。保存に適した環境は温度8~12℃、湿度90~95%となっています。

5℃以下になると低温障害が起きるので、冷蔵庫で保存する場合は、野菜室に入れましょう。

保存するときのポイントは、乾燥を防ぐためにしっかりと密閉すること。

ナスは、冷蔵でも冷凍でも保存が可能ですが、長期保存する場合は冷凍がおすすめです。

冷蔵と冷凍にわけて、保存のコツを見ていきましょう。

ナス

2.冷蔵でのナスの保存方法

ナスを冷蔵で保存する場合は、水気を取った後、1本ずつラップでしっかりと包みます。

ラップで包んだナスは、保存袋に入れて野菜室へ入れましょう。

保存期間は10日程度が目安です。

3.冷凍でのナスの保存方法

ナスを冷凍で保存する場合は、丸ごとではなく、輪切りや乱切りなど、調理しやすい大きさにカットします。

10分程度水にさらし、アクを抜いてから、水気をしっかりと拭き取ります。

あとは保存袋に入れて冷凍庫へ。ナスが重ならないように、きれいに並べるとくっつきません。

調理するときは、解凍する必要はなく、凍ったまま味噌汁や炒め物などに使うことができますよ。

保存期間は約1ヶ月です。

4.新鮮なナスの選び方のポイント

ナスは見た目から鮮度を見極めることができます。

新鮮なナスの特徴は以下のとおりです。

  • 持ったときに重たいもの
  • 濃い黒紫色で色ムラがない
  • 皮に傷がなく、ハリと光沢がある
  • ガクの下の色が白い
  • ヘタの切り口がみずみずしい

ナスは時間が経つと表面がしなびてきます。

また、水分が多いので、大きさのわりに軽いと感じるものは、いいナスではありません。

トゲがある品種は、しっかりと尖ったものを選ぶのがポイントです。

ナス

まとめ

ナスは寒さと乾燥に弱い野菜です。

重みやハリ、光沢のある鮮度のいいナスを買っても、冷蔵室に入れてしまうと低温障害を起こしてしまい、変色したりやわらかくなったり、見た目や食感、味に影響するため気をつけましょう。

1週間程度で使い終わるときは、乾燥に気をつけながら野菜室の保存でOKですが、長期保存になりそうなときは、使いやすい大きさにカットして冷凍保存がおすすめです。解凍いらずで調理に使えるので、忙しいときに重宝します。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。