2024.03.26
未開封であれば長期間もつこんにゃくですが、開封すると数日のうちに傷んでしまいます。
大きなこんにゃくは「開けたけど使い切らなかった」なんてことも珍しくありません。
こんにゃくは冷蔵庫に入れるだけではなく、ちょっとした工夫をするだけでおいしい状態を長く保てます。
そこで今回は、こんにゃくの開封前や開封後の正しい保存方法を詳しく解説します。
こんにゃくは、記載されている賞味期限までは常温保存が可能です。
スーパーなどでは冷蔵コーナーで売られていることも多いですが、直射日光の当たらない涼しい場所であれば常温保存で問題ありません。
開封後のこんにゃくは、こんにゃくの袋に入っている水を利用しましょう。こんにゃくと一緒に袋に入っている水は、アルカリ水で殺菌作用があります。
保存方法は、袋に入っている水を保存容器に入れ、余ったこんにゃくを入れたら、上からニオイ移りや乾燥防止のラップをして冷蔵するだけ。この保存方法で約1週間の保存が可能です。
使い切るつもりだったので水を捨ててしまったという場合は、水道水を活用しましょう。保存容器に水道水とこんにゃくを入れて、ラップをしたら冷蔵庫で保存します。
水は2~3日に1回入れ替え、約1週間保存ができます。
こんにゃくは冷凍保存も可能ですが、冷凍保存をすると食感が変わります。
冷凍したこんにゃくを解凍するとスポンジ状の穴ができ、ゴムのようなかたい食感になってしまうため、おでんや煮物には向きません。
食感の変化を活かして、唐揚げや酢豚など肉の代わりに使うのがおすすめです。
こんにゃくを用途に合わせて包丁で5mmほどの厚さにカット、または手でちぎりましょう。手でちぎると表面の凹凸が増えるため、味が染み込みやすくなるという利点があります。
カットしたら、なるべく平らになるように冷凍用保存袋に入れて、空気を抜いて口を閉じ冷凍庫へ入れてください。
冷凍保存で約1ヶ月の保存が可能です。
すぐに使いたいときは、熱湯をいれたボウルにこんにゃくを10~15分程度入れてください。5分程度茹でてもOKです。
時間があるときは水を入れたボウルに、保存袋に入れたままのこんにゃくを浸しましょう。
常温で1時間程度あれば解凍でき、短時間で解凍を行うよりも、こんにゃくの柔らかさが保てます。
解凍後は調理する前に、こんにゃくをぎゅっと絞り水分を抜きましょう。
こんにゃくは開封前であれば、常温保存が可能です。
開封後は傷みやすくなるため、冷蔵保存をする場合はこんにゃくと一緒に入っている水を捨てないように注意しましょう。捨ててしまった場合は水道水でも代用できますが、保存期間は短くなります。
こんにゃくは水分が多いため、冷凍すると食感が変わってしまいますが、お肉のような食感を活かしたヘルシーな料理も作れるため、試してみてください。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。