里芋はどれくらい日持ちする?里芋の保存方法を常温・冷蔵・冷凍に分けて解説

2024.04.24

里芋

里芋はサラダや煮物、炒め物にも使える、ホクホクとした食感が特徴の野菜です。旬の季節になると、大量に里芋を手に入れることもあり、保存方法に悩んだ経験のある人も多いのではないでしょうか。

冷蔵庫に入れれば問題ないと安心していると、うっかりカビを生やしてしまうことも珍しくありません。

今回は里芋の正しい保存方法を、常温・冷蔵・冷凍にわけてくわしく解説します。

1.里芋の常温保存方法(秋〜初冬限定)

里芋は非常にデリケートな食材のため、常温保存できる期間は秋から冬の初めにかけてのみです。風通しのいい直射日光が当たらない環境で保存してください。

常温で保存する方法をくわしく見ていきましょう。

1-1.里芋の常温保存の手順

里芋を常温で保存するときの手順は以下の通りです。

1.購入した際の袋から取り出し、洗わずに一つずつキッチンペーパーに包む
2.キッチンペーパーに包んだ里芋を紙袋に入れる
3.紙袋の口を2回ほど折って軽く封をして、玄関などの風通しのいい直射日光が当たらない場所で保存する

常温保存の保存期間の目安

里芋を常温で保存した場合の賞味期限は1ヶ月程度です。キッチンペーパーに包む際に、里芋が湿っているときは、1時間程度乾かしてから包みましょう。

里芋

画像はイメージです

2.里芋の冷蔵保存方法

里芋は暑すぎず寒すぎない環境を好みます。常温で保存できない季節は、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

2-1.里芋の冷蔵保存方法の手順

里芋を冷蔵で保存するときの手順は以下の通りです。

1. 購入した際の袋から取り出し、洗わずに一つずつキッチンペーパーに包む
2. キッチンペーパーに包んだ里芋をビニール袋に入れる
3.ビニール袋の口を縛り、冷蔵庫の野菜室で保存する

冷蔵保存の保存期間の目安

里芋を冷蔵で保存した場合の賞味期限は2週間程度です。

2-2.里芋を冷蔵保存するときの注意点

里芋は水分が出るため、放置するとカビの原因になります。里芋を包んでいるキッチンペーパーは3日に1回程度を目安に取り替えましょう。

里芋

3.里芋の冷凍保存方法

里芋は冷凍保存も可能です。常温や冷蔵保存に比べると少し手間はかかりますが、調理する際は時短になります。

3-1.里芋の冷凍保存方法

里芋を冷凍で保存するときの手順は以下の通りです。

1.里芋を流水で洗い、しっかりと泥と繊維を落とす
2.キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る
3.里芋を一つずつラップに包み、冷凍用の保存袋に入れて冷凍する

里芋を洗うときは、毛に逆らうようにしてしっかりと泥と繊維を落としましょう。

冷凍保存の保存期間の目安

里芋を冷凍で保存した場合の賞味期限は1ヶ月程度。

2週間以内に使い切れない量の里芋がある場合は、すぐに冷凍するのがおすすめです。

3-2.冷凍した里芋の解凍方法

冷凍したさつまいもは、電子レンジで解凍可能です。

里芋をラップに包んだまま、電子レンジ500Wで1分程度加熱しましょう。裏返してさらに1~2分加熱し、柔らかくなったら冷めないうちに皮をむきます。

熱いためやけどに注意しながら、キッチンペーパーに包みながらむいてください。電子レンジの加熱時間は、里芋を2~3個解凍する場合の目安です。

電子レンジのメーカーや機種、里芋の大きさなどによっても変わるため、中に火か通るまでしっかりと加熱しましょう。竹串がすっと通ればOKです。

皮をむいた里芋

まとめ

里芋は気温や湿度の変化に敏感な食材です。秋から初冬は常温保存が可能ですが、その他の季節は冷蔵庫で保存しましょう。

冷蔵保存だけではなく、冷凍保存も可能です。冷凍すると皮が剝きやすくなりますよ。

里芋の正しい保存方法を覚え、おいしさをキープして、さまざまな料理に活用しましょう。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。