2023.01.10
洗濯をするときは、ほとんど通常コースで、たまにおしゃれ着洗いをするときに、コース選択を変える程度…という方が多いのではないでしょうか。
よく見ると洗濯機にはさまざまな機能がついており、洗いの時間やすすぎの設定を変えれば、節水につながるかもしれません。
とくに、多くの水を必要とする「すすぎ」は、1回だけにすれば節水できるかも…と考える方も少なくありません。
そこで今回は、洗濯のすすぎについて、種類やすすぎの回数を1回にするときに気をつけたいことなどをご紹介していきます。
洗濯機は、洗い→すすぎ→脱水、そしてもう一度、すすぎ→脱水の順に行っており、すすぎは衣類にしみ込んだ洗剤を残さず落とすことを目的としています。
一般的には、すすぎは2回されています。通常コースで洗濯したときは、自動ですすぎが2回されることが多いです。
ためすすぎとは、洗濯槽に基準の水の量をためてからすすぐ方法です。
一般的には、ためすすぎが標準のため、すすぎ方に指定がない場合はこちらを選びましょう。
注水すすぎとは、水を注水し続けて、排水しながらすすぐ方法です。
洗剤やごみがすぐに排水され、新しい水に入れ替わるため、きれいに洗うことができますが、多くの水を必要とします。
通常2回行われるすすぎを1回にしたり、少ない水の量で2回すすいだりする方法です。
洗濯機によって節水すすぎの方法は異なりますが、使用する水の量を抑えられるため、水道代の節約になります。
すすぎ1回でOKと記載があっても、洗剤の量が多いと1回のすすぎでは不十分な場合もあります。
洗剤は多く入れたからといって、洗浄力があがるわけではありません。使用量を守りましょう。
また、溶けにくい粉末洗剤や、液体洗剤でもおしゃれ着洗い用の洗剤は、すすぎ2回を推奨している場合も。自己判断ではなく、洗剤のラベルをよく確認しましょう。
汚れがひどく、洗浄力が高い洗剤を使う場合も、すすぎは2回がおすすめです。敏感肌の家族がいるときや赤ちゃんの衣類を洗うときも、すすぎは2回行った方がいいでしょう。
洗濯機のすすぎは、自分で設定することが可能です。
できるだけ節水したいという人は、すすぎが1回で済む洗濯洗剤を選んでみてはいかがでしょうか。
ただし、すすぎが1回でOKとされている洗剤も、量が多いと洗濯物に残ってしまう可能性も。また、肌が弱い、赤ちゃんの衣類を洗うというときは、すすぎは2回行うことをおすすめします。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。