服に焼き肉のニオイがついたときは?服についた焼肉のニオイの落とし方を解説

2024.02.28

焼き肉

おいしい焼肉を食べた帰り道、服にニオイがついてしまい「普通に洗濯をするだけで取れるのだろうか」と不安になった経験はありませんか?

コートなど、気軽に洗濯ができない服にニオイがついてしまったときも困りますよね。

焼肉のしつこいニオイは、早めに対処するのがポイントです。

今回は、服についてしまった焼肉のニオイの落とし方を、自宅で洗濯ができるものとできないものに分けて解説します。

1.すぐに洗える服の焼肉のニオイの落とし方

焼肉のニオイは、水に溶けにくい油性のニオイです。

水性のニオイと比べると落としにくいため、自宅で洗濯が可能な服は、放置せずにすぐに洗いましょう。

水洗いができるか、漂白剤が使えるかなどは、洗濯表示を確認してから行ってください。

洗濯表示

(出典元:経済産業省

1-1.消臭効果のある洗剤を使って押し洗い

洗濯表示に手洗いのマークがあった、洗濯するものが少ないという場合は、消臭効果のある洗濯洗剤を使用して押し洗いがおすすめです。

服が入るサイズの洗面器やバケツ、洗面台などにぬるま湯(30℃程度)を溜めたら、消臭効果の高い洗剤をよく溶かし、服を入れてください。

ニオイが気になるからといってゴシゴシこすると生地を傷める原因になるため、優しく押し洗いをします。

20~30回ほど押し洗いをしたら、水を入れ替えて泡が出なくなるまでしっかりとすすぎましょう。最後のすすぎの際に、柔軟剤を入れると消臭効果が高まります。

よくすすいだら、洗濯機で1分程度脱水して、風通しのいい日陰に干してください。

1-2.酸素系漂白剤につけ置きしてから洗濯機で洗う

酸素系漂白剤が使用できる衣類は、つけ置きしてから洗濯機で洗うといいでしょう。

服が入るサイズの洗面器やバケツ、洗面台などにぬるま湯(30℃程度)を溜め、酸素系漂白剤を溶かし、1時間程度つけ置きしたら、あとはいつもどおり洗濯をするだけです。

ニオイが残らないか気になる場合は、丁寧に手洗いをするといいですよ。

2.頻繁には洗えない服の焼肉のニオイの落とし方

2-1.浴室の蒸気をあてる

頻繁に水洗いのできないジャケットやコートなどは、湯気が立った浴室に1時間ほど吊るしておきましょう。

水の細かい粒子が繊維に入り込み、水分が蒸発するときにニオイも外に出してくれます。

湿度によっては服が湿ってしまう可能性があるため、ニオイが取れたら風通しのいい日陰で干してください。

2-2.スチームアイロンやスチーマーで服に蒸気をあてる

スチームアイロンやスチーマーの蒸気で焼肉のニオイを落とすことができます。浴槽と同じく、水分が蒸発するときに、ニオイも消える仕組みです。

スチーム機能がないアイロンは、霧吹きなどで湿らせた布をあて、その上からアイロンをかけましょう。

全体にスチームを当てたら、服を振ってニオイを落とします。ニオイが取れたら、風通しのいい日陰で干してください。

2-3.無香料の消臭スプレーを使う

急いでいるときは、消臭スプレーはかけるだけでも効果が期待できます。消臭スプレーは無香料のものを選びましょう。

焼肉のニオイと消臭スプレーの香料が混ざり、嫌なニオイになってしまう恐れがあるからです。

携帯用の消臭スプレーもあるので、バッグに持っていると便利ですよ。

ニオイがつく前に消臭スプレーをかけておくのも効果的。あらかじめスプレーをしておけばニオイがつくのを抑えられます。

まとめ

外食をすると服にニオイがついてしまうことはよくありますが、とくに焼肉はニオイが強く、普通に洗濯しただけでは落ちないこともあります。

水洗いができる服は、消臭効果の高い洗濯洗剤で丁寧に手洗いをしたり、酸素系漂白剤につけ置きしたりするといいでしょう。

頻繁に洗えないアウターなどは、浴室やアイロンの蒸気の力を借りたり、消臭スプレーをかけたりすると効果的です。

また、消臭スプレーは先にかけておくと、ニオイをつきにくくしてくれますよ。

この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。