2022.07.29
夏は天気がいい日も多いので、部屋干しよりも外干しする機会が増えますが、気になるのは洗濯物の日焼け。
外で干す以上、洗濯物の日焼けは避けられないものなのでしょうか?
今回は、洗濯物の日焼けを元に戻すことはできるのか、日焼けをしない洗濯物の干し方などをくわしく解説していきます。
直射日光を当てると、早く乾くことでニオイの心配も少なく、殺菌効果も期待できるので、悪いことばかりではありませんが、日焼けによって色あせてしまった洋服は元には戻りません。
とくに、赤や青など色の濃いものは抜けやすいといわれています。また、綿や麻、シルクも色が落ちやすいので気をつけましょう。
市販の洗濯洗剤は、アルカリ性または弱アルカリ性のものが多いです。アルカリ性の洗濯洗剤は、洗浄力が高く魅力的ですが、繊維に残ってしまうと紫外線に反応して黄ばんでしまいます。
夏の洗濯は、中性洗剤を使用するか、アルカリ性洗剤の場合は少量のお酢を入れて中和させておきましょう。
夏に外干しをするときは、服を裏返して干す、または陰干しにしましょう。
陰干しでも、時間帯によっては直射日光が当たってしまうこともあるので、裏返して干すと安心です。半分だけ日光が当たってしまうといった場所も要注意。部分的に日焼けしてしまうのは避けたいですよね。
洗濯物の日焼けを防ぐために、夏でも部屋干しを選択するのも一つの手です。
ただし、窓の近くは、日光が当たってしまう可能性も高く、空気の循環も悪いため乾きにくいので注意してください。
夏は湿度が高いので、扇風機やサーキュレーター、除湿機などを活用するのがおすすめです。
朝の洗濯が難しい、日中は仕事でできないという人は、夜に洗濯して干すのもおすすめ。
日光に当たる心配がないので、洗濯物を裏返す手間も省けます。
「陰干しする場所もないけど、部屋干しも場所が限られていて、カビなども気になる」という人は、洗濯物保護カバーやランドリーテントなどの便利グッズを活用しましょう。
直射日光を防ぐだけではなく、害虫や花粉などからも洗濯物を守ることができるので、夏以外にも活躍してくれます。
一度日焼けしてしまった洗濯物を、元に戻すことはできません。夏は日差しも強いので、外干しするときは注意しましょう。
外干しするときは裏返して干すのが基本です。「いちいち裏返すのが面倒…時間を取られたくない」という場合は、部屋干しや夜の間に干すといいですよ。また、直射日光を防ぐ便利グッズもあるので、ぜひ活用してみてくださいね。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。