電子レンジのボタンが反応しない?勘違いしやすい現象も含めて原因を解説!
電子レンジはなくてはならない重要なキッチンアイテム。
そんな電子レンジのスタートボタンを押しても動かない、どこのボタンを押しても何も表示されないとなると焦ってしまいますよね。
今回は電子レンジのボタンを押しても反応しない原因をくわしく解説していきます。
1.電子レンジのボタンが反応しない原因
1-1.ボタン部分の電子回路基板の故障
電子レンジ本体の電源はつくのにボタンだけが反応しない場合は、ボタン部分の電子回路基板の故障が考えられます。とくに古い電子レンジは基盤が汚れや錆びなどで接続不良を起こすこともあります。
基盤を取り寄せして自分で修理できないこともないですが、危険なのでメーカーや専門業者へ修理をお願いしたほうがいいでしょう。
修理費用は8,000円~20,0000円程度とメーカーや種類によって差があります。
1-2.本体部分の基盤の故障
ボタンが反応しないだけではなく電源すら入らないときは本体部分の基盤の故障が考えられます。
本体部分の基盤が故障している場合は、メーカーや専門業者へ修理を依頼するか買い替えを検討しましょう。
修理の場合は10,000円~20,000円が相場です。購入してから間もない電子レンジは修理がおすすめですが、5年以上経っているというときは買い替えを検討した方がいいかもしれません。
年数が経っている電子レンジは一部を修理しても他の部分も故障する恐れがあるため、修理費用がかさむことを考えると買い替えた方が気持ちよく使えますよ。
2.勘違いしやすい、実は故障でもなんでもない場合
2-1.オートパワーオフ
新しい機種に搭載されていることが多い省エネ機能の「オートパワーオフ」。
何分間かそのままにしておくと自動で電源が落ちる仕組みになっています。
電源が入らなくなったと焦る人が多いですがドアを開け閉めするとすぐに操作できるようになります。
2-2.Hz(周波数)が合っていない
最近の電子レンジは周波数が関係ないものが多いですが、単機能電子レンジなどは現在でも50Hz専用、60Hz専用とわかれている場合があります。
日本では、東日本と西日本で電気の周波数が違うため、境界線を越えて引っ越したときにヘルツの違いで電源が入らないことがあります。メーカーにお願いすれば部品交換をしてくれるため使用できますが費用は5,000円程度かかるようです。
2-3.ブレーカーが落ちている。コンセントが抜けている
電力容量不足や漏電などの影響でブレーカーが落ちていると電子レンジはもちろん使用できません。夜になると照明もつかないためブレーカーが落ちていることに気づきやすいですが、昼間はいつの間にか落ちてしまっていることもあるので気をつけましょう。
また単にコンセントが抜けていて電源が入らないこともあります。掃除などでぶつかってしまい抜けかけているといった場合も考えられるので確認してみましょう。
3.電子レンジのボタンが反応しないときは
ブレーカーやコンセント、ヘルツ数などに問題がないにも関わらず電子レンジのボタンが反応しないときはやはり故障の可能性が濃厚です。
故障が疑われるときは購入した販売店やメーカーに修理依頼をしましょう。もし年季の入った電子レンジを使っている場合は買い替えも検討してみてください。
まとめ
電子レンジのボタンが反応しない理由はさまざまです。修理が必要な場合は自分で直すことは難しいため、専門業者やメーカーに問い合わせをしましょう。
故障ではないすぐに解決できることで業者に依頼してしまうと点検費用など無駄なお金がかかってしまうこともあるので、ブレーカーやコンセント、周波数なども確認するようにしてくださいね。