2024.05.29
冷蔵庫や電子レンジなどは、生活するのに必要不可欠な家電といえます。
しかし、ひとり暮らしは掃除機が必要ないのではないか、フローリングワイパーで充分掃除できそうと思ったことはありませんか?
今回は、掃除機はどんな人に必要なのか、フローリングワイパーだけの掃除で不便がないのか、掃除機の必要性について詳しくご紹介していきます。
掃除機はフローリング以外の絨毯や畳など、どんな床でも綺麗に掃除することが可能です。毛足が長いラグなどは掃除機が必須ですね。
掃除機は大きいゴミも細かいゴミもしっかりと吸い取ってくれます。サッシなどの隙間に入ったゴミも掃除機があれば簡単にゴミが取れます。
掃除機はひとり暮らしの部屋に置くには少し場所を取ります。とくにキャニスター掃除機は収納に困るという人も多いのでは?流行りのロボット掃除機も、ひとり暮らしの家では意外と存在感があります。
スティック掃除機などコードレスタイプはコンパクトなものが多いので、ひとり暮らし用の掃除機がほしいときは収納重視で考えるのがおすすめです。
サイクロン式の掃除機は、普段はゴミを捨てるだけでいいですが、定期的にダストカップやフィルターのお手入れをしなくてはいけません。
紙パック式の掃除機のお手入れは、基本的にはゴミがいっぱいになったら紙パックを取り換えるだけでいいので難しくはないですが、ニオイの問題があるので狭い空間には置きたくないという気持ちになりますよね。
掃除機はどんなに静かといわれているものでも、全く音を出さずに掃除することはできません。そのため早朝や深夜は周りの迷惑になる可能性があるので、使用する時間が限られてしまうというデメリットがあります。
いきなり掃除機をかけると、排気でホコリやハウスダストを舞い上げてしまう危険性が。サイクロン掃除機のゴミを捨てるときも、静かにそっと捨てないとホコリやハウスダストが舞ってしまう可能性があります。
フローリングワイパーはなんといっても軽いです。あまり体力のない女性や子どもでも片手で持つことができます。
フローリングワイパーは軽いので動かすのも容易。片手が空いているので物をすぐに避けることもできます。
そして掃除機のようにコードがないため、コードを伸ばしたり、コンセントに差し替えたりする手間がなく、どこへでも行けるので掃除が早く終わります。
さらにフローリングワイパーはウェットシートをつかえば、水拭きもあっという間にできてしまいます。
フローリングワイパーは排気が出ないので、ホコリやハウスダストが舞い上がる心配もありません。掃除が終わったらシートを取り換えるだけでいいので、捨てるときにゴミが舞い上がることも少なく衛生的です。
フローリングワイパーは掃除機のように音がでないため、早朝や深夜でも掃除ができます。仕事で夜遅くなってしまった、休日の昼間に出かける用事があるといったときも、掃除が後回しにならず、自分の好きな時間に掃除ができるのはありがたいですよね。
フローリングワイパーは、カーペットなど布系の床を掃除することができません。毛足が短いものであればガムテープやコロコロなどの粘着テープを使ったり、ラグやマットなど外せるものであれば洗濯機で洗ったりすることも可能ですが、毛足が長いものは洗濯できても毎回洗うのは傷んでしまうため掃除機が必須です。
フローリングワイパーでは、掃除機のようにティッシュペーパーや米粒など大きなゴミを取ることはできません。
大きな見えるゴミは拾うこともできますが、いちいちかがむのは負担になりますよね。
フローリングワイパーはシートにホコリや髪の毛を絡めて取りますが、シートには限界があり、ゴミの量によっては何度もシートを変えなくてはいけないといったデメリットもあります。汚れがひどいときは掃除機の方が楽です。
フローリングワイパーは替えのシートを必ず用意する必要があります。電気代もかからず新しいシートを使うことで衛生的ではありますが、常にシートを購入することを考えると、最終的には掃除機の方が、コストパフォーマンスが良かったという場合も考えられます。
掃除機とフローリングワイパーの長所と短所が分かったところで、もう一度自分には掃除機が必要なのか次の項目に当てはめて考えていきましょう。
まずは住んでいる場所の広さから掃除機の必要性を考えましょう。
ひとり暮らしで1Rや1Kの場合は、収納スペースや動ける範囲も限られているため、掃除機よりもフローリングワイパーのほうが扱いやすいでしょう。
それよりも広い場合は、フローリングワイパーのシートを何度も変えなくてはいけない場合があるため、掃除機の方がおすすめです。
仕事などの都合で、朝や夜しか掃除をする時間のない人は、音が出ないフローリングワイパーがおすすめです。日中に掃除する時間がしっかり取れ、またカーペットなどもフローリング以外も掃除したい場合は、掃除機を選択しましょう。
カーペットではなく、小さなラグやマットを掃除する関係で掃除機を買うか悩んでいる場合は、思い切ってラグやマットを外してしまうのもありです。フローリングだけならゴミがはっきりと見えるようになるので、掃除機いらずになれるかもしれません。また布は汚れだけではなくニオイもためてしまうので、こまめに掃除できない人には向きません。
掃除機はひとり暮らしでも部屋の広さや床の種類によって、必要である場合とない場合があります。
また掃除する時間帯に合わせて選択することも大切です。自分に合った掃除方法で快適な空間を作りましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。