2024.06.28
赤ちゃんは大人にくらべて着替えの回数が多いもの。
そのため、洗濯の回数も増えますが、大人の洗濯と一緒に洗っていいのだろうか?と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ベビー服の洗濯方法について、大人の洗濯と分けた方がいいと言われている理由や洗濯するときのコツなどをくわしく解説します。
結論から言うと、ベビー服は家族の服とは分けて洗うのがおすすめです。分けて洗った方がいい理由と、大人の服と一緒に洗濯する場合の注意点を紹介します。
赤ちゃんの肌はとてもデリケート。肌のバリア機能が発達するのは3歳頃と言われています。
とくに新生児の肌はデリケートで、大人の皮膚の厚さとくらべると半分ほどしかありません。
洗濯洗剤には刺激の強い成分を含んでいることもあるため、ベビー服は肌トラブルを防ぐためにも赤ちゃん専用の洗濯洗剤で洗いましょう。
ベビー服は、繊維に含まれるホルムアルデヒドなどの化学物質の検出基準が厳しく決められています。しかし、新品の大人の衣類には、ベビー服ではNGである化学物質が使用されている恐れがあります。
また、大人の衣類には外にいる際に化学物質やアレルギー物質が付着していることも考えられるため、別々に洗う方がいいでしょう。
肌のバリア機能の役割をしている角質層が成長するのは3歳頃のため、それまでは別々に洗うのがおすすめです。個人差もあるため子どもの肌の様子を見て、徐々に家族の衣類と一緒に洗濯をしていくのですがよいでしょう。
気を遣う新生児期をすぎても、赤ちゃんはなめたり、口に入れたりを盛んにする時期は続くため、できる限り刺激の少ない洗剤で洗うと安心です。
ベビー服をやむを得ず家族の服と一緒に洗濯する場合は、新品や汚れのひどい大人の服は分けて、赤ちゃん専用の洗剤で洗ってください。
ベビー服はうんちや吐き戻し、食べこぼしなどで大人の衣類よりも汚れていることも多いです。
家族の服をいちいち新品の服か汚れがあるかなどのチェックをするよりも、最初から赤ちゃんの服を分けてしまう方が楽かもしれません。
ベビー服を洗濯するときは、洗濯洗剤やすすぎなどに気をつける必要があります。洗濯をするときのポイントを見ていきましょう。
大人の服を洗濯する洗剤は香りなどの刺激が強い成分が含まれているため、赤ちゃん専用の洗濯洗剤を使用してください。
柔軟剤を使用する際も、赤ちゃん専用のものを使いましょう。
ベビー服に洗剤が残ってしまうと、肌トラブルなどの原因になります。最近はすすぎ1回でOKの洗剤も多いですが、できれば2回すすぎを行い、お風呂の残り湯は使用しないようにしてください。
また、生乾きのままだと菌が繁殖したり、嫌なニオイの原因になったりします。ベビー服は風通しのいい日陰に干して、しっかりと乾燥させましょう。
赤ちゃんは、ミルクの吐き戻しやうんち漏れで衣類を汚してしまうことも。離乳食の初期まではうんちが柔らかいため、漏れやすいです。
普通に洗濯しただけでは残ってしまう場合は、酸素系漂白剤でつけ置きしましょう。酸素系漂白剤を使用するときは、ベビー服の洗濯表示を確認してから行ってください。
赤ちゃんの肌はとても敏感です。基本的にベビー服の洗濯は大人のものとは分けて、赤ちゃん専用の洗剤を使います。すすぎもしっかりと行い、衣類に洗剤が残らないようにするのがポイントです。
ミルクの吐き戻しやうんち漏れの汚れが落ちないときは、酸素系漂白剤を使用してみてください。
赤ちゃんの肌のバリア機能が成長するのは3歳頃のため、新生児期以外も気をつけましょう。
この記事でご紹介した内容は、家電製品に関連する一般的な情報をまとめたものであり、全てのメーカー、全ての製品に該当する内容ではございません。また、各メーカーや製品によって定められた取扱方法やメンテナンス方法と異なる対応をした場合は、安全性や品質保証を損なう可能性もございます。詳細はメーカーのサポートセンター、 またはプロの技術者にご相談していただくことを推奨いたします。